「映画 帰ってきたドラえもん」を久しぶりに見ました。
「ドラえもん…君がいなくなっちゃって、僕寂しいよ、だから早く帰ってきて・・・」「のび太く~ん!」
このCMだけで泣けた当時。記憶にあったのは「君がいなくなっちゃって、部屋がガランとしちゃった」でしたが。
この映画は映画第19作目の「南海大冒険」公開時に「ムシムシぴょんぴょん大作戦!」と同時上映されたものです。これまでに何度か「泣いた映画」として話題にしてきましたが、今回久々に見たところ・・・いやー、当時の私、よくこの映画見た後に南海大冒険見れましたね(笑。
当時、映画館で隣に友人がいながらもボロボロと泣いていたのを覚えており、テレビ放送時も泣きそうになって、親の前で泣くのがなんか恥ずかしくて隠れて泣いていたと思います。
で、今回。当時映画館で見たし、テレビでも見た。原作も読んだ。展開も覚えている。だというのに、もう始まってから終わるまで延々泣きっぱなしでしたとさ(苦笑。映画をご覧になった方は、のび太とドラえもんが泣いているシーンでは、私も泣いていると思っていただければ・・・
もう終盤のドラえもんとの再会シーンなんて、声が震えるくらい泣きました。泣いた泣いたばっかり言っていると本当に泣けるのかと言われそうですが、何年経っても私の中では最高に泣ける映画です。
もうどこがどう良いのかと言われても、全部が全部良いからとにかく見て欲しい映画なんです。BGMから何から何まで最高すぎる映画なんです。
まずはドラえもんが未来へ帰ると知って、のび太が必死に引きとめようとするシーン。ここではドラえもんは何も言わず、ただただのび太の思いを黙って受け止めています。泣いているのはのび太ですが、畳に突っ伏したドラえもんの目がまた寂しそうなのがグッと来る。
押入れにこもってしまったのび太が思い出すのは、おばあちゃんとの約束。何があってもだるまのように起き上がってみせる。その約束を思い出したのび太は、涙をグッと堪えてドラえもんのお別れ会に参加。そして夜には一緒の布団で寝るのがこれまた良いんですよ・・・そして眠れないからと、夜の街を散歩。
そこで始まるジャイアンとの決闘。一時は諦めそうになるものの、「安心して未来へ帰れないんだ!」と必死に暗い付くのび太。ようやくジャイアンが負けを認めたところへ駆けつけてきたドラえもん。のび太の勝利を見届け、寝かしつけた後、優しい口調で別れを告げて去っていくのがもうね・・・
ドラえもんが未来に帰った後、自らお使いに行くと張り切りだすのび太。そんなのび太に「ドラえもんが帰ってきた」という、今ののび太にとっては最も残酷な嘘をつくジャイアンとスネ夫。改めて見ると、ドラえもんの着ぐるみまで作る手の込みよう・・・ここばかりは、ジャイアンとスネ夫を嫌いに思っても仕方ないと思います。着ぐるみはやりすぎだって・・・
「ウソ800」を飲んでジャイアンとスネ夫に逆襲するものの、思い直して全てを無かったことにするあたりが、何とものび太らしいんですよね。きっとドラえもんがあの場にいたら「そろそろ許してあげなよ」とか言ったはずでしょう。それにウソをついて仕返ししても、ドラえもんが戻ってくるわけではない。のび太の優しさ、仕返しの虚しさ、ドラえもんへの思い。それらが詰まったシーンだと思います。
そして終盤。桜のシーンからの再会の構成は、見事の一言に尽きます。
「桜ももう、終わりだね」という一言で散っていた桜が再び開花するシーンを見せることで「ウソ800」の効力はまだ残っていると思わせてからの、「ドラえもんは二度と帰ってこない」がウソになって、部屋のふすまを開けるとドラえもんが・・・!
ドラえもんの嬉しそうな声、のび太の信じられないものを見るような目、再会を心から喜び合う2人の涙・・・全てにおいて最高のシーンです。
これに加えてのび太のパパとママもドラえもんの帰還と、のび太が元気になったことを喜び、ママは晩御飯のハンバーグを1個追加!このハンバーグ追加が非常に良い味を出してます。今回改めて見ると、元々ハンバーグを置くスペースが1個分空いてるんですよね。ママはのび太が「ドラえもんが帰ってきた」と言ってはしゃいでいたのを聴いていましたから、それでいつ帰ってきても良いように、4人分準備していたのでしょう。
そして玄関には反省したジャイアンとスネ夫、そしてしずかちゃんが来て、最後はみんなでドラえもんの帰還を喜ぶ・・・文句なしに最高の流れでした。
とまぁ、私の文章だけでは伝えきれないほどの魅力が「帰ってきたドラえもん」には詰まっています。ぶっちゃけタイトルからしてドラえもんが帰ってくるのは分かりきった話ではありますが、そこに至るまでの過程がとにかく素晴らしい映画です。
次は「のび太の結婚前夜」。こっちも良いんですよ・・・
「ドラえもん…君がいなくなっちゃって、僕寂しいよ、だから早く帰ってきて・・・」「のび太く~ん!」
このCMだけで泣けた当時。記憶にあったのは「君がいなくなっちゃって、部屋がガランとしちゃった」でしたが。
この映画は映画第19作目の「南海大冒険」公開時に「ムシムシぴょんぴょん大作戦!」と同時上映されたものです。これまでに何度か「泣いた映画」として話題にしてきましたが、今回久々に見たところ・・・いやー、当時の私、よくこの映画見た後に南海大冒険見れましたね(笑。
当時、映画館で隣に友人がいながらもボロボロと泣いていたのを覚えており、テレビ放送時も泣きそうになって、親の前で泣くのがなんか恥ずかしくて隠れて泣いていたと思います。
で、今回。当時映画館で見たし、テレビでも見た。原作も読んだ。展開も覚えている。だというのに、もう始まってから終わるまで延々泣きっぱなしでしたとさ(苦笑。映画をご覧になった方は、のび太とドラえもんが泣いているシーンでは、私も泣いていると思っていただければ・・・
もう終盤のドラえもんとの再会シーンなんて、声が震えるくらい泣きました。泣いた泣いたばっかり言っていると本当に泣けるのかと言われそうですが、何年経っても私の中では最高に泣ける映画です。
もうどこがどう良いのかと言われても、全部が全部良いからとにかく見て欲しい映画なんです。BGMから何から何まで最高すぎる映画なんです。
まずはドラえもんが未来へ帰ると知って、のび太が必死に引きとめようとするシーン。ここではドラえもんは何も言わず、ただただのび太の思いを黙って受け止めています。泣いているのはのび太ですが、畳に突っ伏したドラえもんの目がまた寂しそうなのがグッと来る。
押入れにこもってしまったのび太が思い出すのは、おばあちゃんとの約束。何があってもだるまのように起き上がってみせる。その約束を思い出したのび太は、涙をグッと堪えてドラえもんのお別れ会に参加。そして夜には一緒の布団で寝るのがこれまた良いんですよ・・・そして眠れないからと、夜の街を散歩。
そこで始まるジャイアンとの決闘。一時は諦めそうになるものの、「安心して未来へ帰れないんだ!」と必死に暗い付くのび太。ようやくジャイアンが負けを認めたところへ駆けつけてきたドラえもん。のび太の勝利を見届け、寝かしつけた後、優しい口調で別れを告げて去っていくのがもうね・・・
ドラえもんが未来に帰った後、自らお使いに行くと張り切りだすのび太。そんなのび太に「ドラえもんが帰ってきた」という、今ののび太にとっては最も残酷な嘘をつくジャイアンとスネ夫。改めて見ると、ドラえもんの着ぐるみまで作る手の込みよう・・・ここばかりは、ジャイアンとスネ夫を嫌いに思っても仕方ないと思います。着ぐるみはやりすぎだって・・・
「ウソ800」を飲んでジャイアンとスネ夫に逆襲するものの、思い直して全てを無かったことにするあたりが、何とものび太らしいんですよね。きっとドラえもんがあの場にいたら「そろそろ許してあげなよ」とか言ったはずでしょう。それにウソをついて仕返ししても、ドラえもんが戻ってくるわけではない。のび太の優しさ、仕返しの虚しさ、ドラえもんへの思い。それらが詰まったシーンだと思います。
そして終盤。桜のシーンからの再会の構成は、見事の一言に尽きます。
「桜ももう、終わりだね」という一言で散っていた桜が再び開花するシーンを見せることで「ウソ800」の効力はまだ残っていると思わせてからの、「ドラえもんは二度と帰ってこない」がウソになって、部屋のふすまを開けるとドラえもんが・・・!
ドラえもんの嬉しそうな声、のび太の信じられないものを見るような目、再会を心から喜び合う2人の涙・・・全てにおいて最高のシーンです。
これに加えてのび太のパパとママもドラえもんの帰還と、のび太が元気になったことを喜び、ママは晩御飯のハンバーグを1個追加!このハンバーグ追加が非常に良い味を出してます。今回改めて見ると、元々ハンバーグを置くスペースが1個分空いてるんですよね。ママはのび太が「ドラえもんが帰ってきた」と言ってはしゃいでいたのを聴いていましたから、それでいつ帰ってきても良いように、4人分準備していたのでしょう。
そして玄関には反省したジャイアンとスネ夫、そしてしずかちゃんが来て、最後はみんなでドラえもんの帰還を喜ぶ・・・文句なしに最高の流れでした。
とまぁ、私の文章だけでは伝えきれないほどの魅力が「帰ってきたドラえもん」には詰まっています。ぶっちゃけタイトルからしてドラえもんが帰ってくるのは分かりきった話ではありますが、そこに至るまでの過程がとにかく素晴らしい映画です。
次は「のび太の結婚前夜」。こっちも良いんですよ・・・