東宝特撮映画DVDコレクションから「モスラ3~キングギドラ来襲~」を視聴しました。
エリアスの秘宝を奪いに来たベルベラは、モルとロラに「恐怖の大魔王が来る」と告げる。そして巨大な隕石として地球に飛来したキングギドラ。かつて恐竜のエキスを吸収したキングギドラは、今度は子供達をさらい、そのエキスを取り込もうと富士の樹海にドームを作り、そこへ閉じ込めてしまう。モルとロラはモスラを召喚するが、圧倒的な力の前にレインボーモスラすら歯が立たず、ロラはキングギドラに操られてしまう。
不登校の少年、翔太と出会ったモル。そしてモスラはモルの助けを借りて、白亜紀のまだ若いキングギドラを倒すべく、時間の壁を飛び越える。
平成モスラシリーズ3部作の最終章。性格の異なるエリアス3姉妹だが、勇気と知恵と愛、考え方が違っていて、それで良い。3つが揃って初めて本当の強さになる。優しさは、相手の憎しみのわけをしって強くなる。第1作では人の家で大暴れした3姉妹ですが、最後には一応分かり合えた様子。
離れていても心は届く。どんなに辛く苦しい事でも、やらなければならない事がある。翔太が何故不登校になったのかは明かされませんでしたが、何か事情があったのでしょう。それでもやらなければならない事がある。勇気を出してキングギドラにも立ち向かい、ドームの中に突入できたのですから、苦しい事も乗り越えられるはずです。
さて今回、前作のアクアモスラに続き、レインボーモスラ・光速モード、鎧モスラへの変化を会得したレインボーモスラ。モルの力を借りているとはいえ、光速移動して時間移動する蛾の怪獣・・・そして鎧モスラでは現代版キングギドラを完全に圧倒。その姿は蛾というよりは蜂のような印象を受けます。どのシリーズでも柔和な印象を受けるモスラの顔ですが、鎧モスラだけは思いっきり睨んでます(汗。アクアや光速モスラも目つきが鋭いですが、鎧モスラは怒りすら感じます。
3部作最後を飾る敵は、お馴染みギドラ族のキングギドラ。口からの引力光線、翼からの紫色の光線、子供達をさらう、目で見つめて洗脳する、尻尾からでも再生する能力・・・恐竜エキスを吸った結果がこれだよ。個人的には白亜紀型キングギドラも結構好きです。まだ若々しく、レインボーモスラの攻撃にたじろぎ、足も比較的細く、飛行もまだ慣れてない様で。ですがその野性っぷりもまたカッコいい。
改めて面白いなーと思いながら見ていたのですが、ふと「これって時間の流れ、どうなってるんだろう」と思いまして。
過去/現代
モスラ、白亜紀に到着/モル、力尽きる
モスラ、白亜紀ギドラと激突・尻尾を切断/翔太、ドームに突入しロラと出会う
モスラ、白亜紀ギドラに苦戦/翔太、ロラの洗脳を解き、ロラ、モスラに力を送る
モスラ、白亜紀ギドラを火山に葬る/現代ギドラ消失
モスラ、原始モスラの糸に包まれる/生き残った尻尾から現代ギドラ復活
鎧モスラ誕生
と、今と過去がリンクしてるんですね、この作品。これまで気にせず見てきましたが、よく考えると不思議な感じがします。過去に送るだけでは「ギドラが消滅する」という結果は生まれず、ロラが力を送って初めて「ギドラが消滅する」という結果となり、現代版のギドラが消えると。
初めは「モスラを過去に送る⇒過去で勝利して現代ギドラ消滅したけどすぐ復活⇒鎧モスラが出てきて一件落着」という凄くあっさりした流れが正しいんじゃないかと思ってしまいましたwモルが翔太にエリアスの剣を預けようとしてるのに、いきなり消えて現れて倒してが上で起こったら、感動も何も無いww
鎧モスラの活躍ももちろんですが、この作品の見所はモスラVS白亜紀ギドラです。初めこそ善戦していたものの、白亜紀ギドラに苦戦し、ボロボロになっていくモスラ。それでも足掻こうとする悲壮さが良く表現されていたと思います。夜に映えるレインボーモスラの翼、画像の輝く鱗粉なども美しかったですね。特撮作品は朝の戦いよりも、夕暮れや夜の戦いが好きです。
平成モスラ3部作は、どの戦いも自然の中で行われていました。キングギドラが都市破壊するシーンはありましたが、1作目は大草原、2作目は海、3作目は樹海と太古の世界と、ゴジラが舞台を都市とするのに対し、モスラは自然。人間の文明を破壊するゴジラと、自然と人間を守ろうとするモスラ。同じ怪獣でも、戦いの舞台も異なるとDVDで見直して思いました。
平成モスラ3部作も無事完結。ゴジラシリーズが復活した暁には、モスラを主役とした映画も見てみたいです。

余談
百鬼夜行をぶった斬る!地獄の番犬!デカマスター!!のレンジャーキーが当たりました。なのにデカグリーンが出ない。
エリアスの秘宝を奪いに来たベルベラは、モルとロラに「恐怖の大魔王が来る」と告げる。そして巨大な隕石として地球に飛来したキングギドラ。かつて恐竜のエキスを吸収したキングギドラは、今度は子供達をさらい、そのエキスを取り込もうと富士の樹海にドームを作り、そこへ閉じ込めてしまう。モルとロラはモスラを召喚するが、圧倒的な力の前にレインボーモスラすら歯が立たず、ロラはキングギドラに操られてしまう。
不登校の少年、翔太と出会ったモル。そしてモスラはモルの助けを借りて、白亜紀のまだ若いキングギドラを倒すべく、時間の壁を飛び越える。
平成モスラシリーズ3部作の最終章。性格の異なるエリアス3姉妹だが、勇気と知恵と愛、考え方が違っていて、それで良い。3つが揃って初めて本当の強さになる。優しさは、相手の憎しみのわけをしって強くなる。第1作では人の家で大暴れした3姉妹ですが、最後には一応分かり合えた様子。
離れていても心は届く。どんなに辛く苦しい事でも、やらなければならない事がある。翔太が何故不登校になったのかは明かされませんでしたが、何か事情があったのでしょう。それでもやらなければならない事がある。勇気を出してキングギドラにも立ち向かい、ドームの中に突入できたのですから、苦しい事も乗り越えられるはずです。
さて今回、前作のアクアモスラに続き、レインボーモスラ・光速モード、鎧モスラへの変化を会得したレインボーモスラ。モルの力を借りているとはいえ、光速移動して時間移動する蛾の怪獣・・・そして鎧モスラでは現代版キングギドラを完全に圧倒。その姿は蛾というよりは蜂のような印象を受けます。どのシリーズでも柔和な印象を受けるモスラの顔ですが、鎧モスラだけは思いっきり睨んでます(汗。アクアや光速モスラも目つきが鋭いですが、鎧モスラは怒りすら感じます。
3部作最後を飾る敵は、お馴染みギドラ族のキングギドラ。口からの引力光線、翼からの紫色の光線、子供達をさらう、目で見つめて洗脳する、尻尾からでも再生する能力・・・恐竜エキスを吸った結果がこれだよ。個人的には白亜紀型キングギドラも結構好きです。まだ若々しく、レインボーモスラの攻撃にたじろぎ、足も比較的細く、飛行もまだ慣れてない様で。ですがその野性っぷりもまたカッコいい。
改めて面白いなーと思いながら見ていたのですが、ふと「これって時間の流れ、どうなってるんだろう」と思いまして。
過去/現代
モスラ、白亜紀に到着/モル、力尽きる
モスラ、白亜紀ギドラと激突・尻尾を切断/翔太、ドームに突入しロラと出会う
モスラ、白亜紀ギドラに苦戦/翔太、ロラの洗脳を解き、ロラ、モスラに力を送る
モスラ、白亜紀ギドラを火山に葬る/現代ギドラ消失
モスラ、原始モスラの糸に包まれる/生き残った尻尾から現代ギドラ復活
鎧モスラ誕生
と、今と過去がリンクしてるんですね、この作品。これまで気にせず見てきましたが、よく考えると不思議な感じがします。過去に送るだけでは「ギドラが消滅する」という結果は生まれず、ロラが力を送って初めて「ギドラが消滅する」という結果となり、現代版のギドラが消えると。
初めは「モスラを過去に送る⇒過去で勝利して現代ギドラ消滅したけどすぐ復活⇒鎧モスラが出てきて一件落着」という凄くあっさりした流れが正しいんじゃないかと思ってしまいましたwモルが翔太にエリアスの剣を預けようとしてるのに、いきなり消えて現れて倒してが上で起こったら、感動も何も無いww
鎧モスラの活躍ももちろんですが、この作品の見所はモスラVS白亜紀ギドラです。初めこそ善戦していたものの、白亜紀ギドラに苦戦し、ボロボロになっていくモスラ。それでも足掻こうとする悲壮さが良く表現されていたと思います。夜に映えるレインボーモスラの翼、画像の輝く鱗粉なども美しかったですね。特撮作品は朝の戦いよりも、夕暮れや夜の戦いが好きです。
平成モスラ3部作は、どの戦いも自然の中で行われていました。キングギドラが都市破壊するシーンはありましたが、1作目は大草原、2作目は海、3作目は樹海と太古の世界と、ゴジラが舞台を都市とするのに対し、モスラは自然。人間の文明を破壊するゴジラと、自然と人間を守ろうとするモスラ。同じ怪獣でも、戦いの舞台も異なるとDVDで見直して思いました。
平成モスラ3部作も無事完結。ゴジラシリーズが復活した暁には、モスラを主役とした映画も見てみたいです。

余談
百鬼夜行をぶった斬る!地獄の番犬!デカマスター!!のレンジャーキーが当たりました。なのにデカグリーンが出ない。
そもそも虫が好きなのもあって、私はモスラ好きなんですわ~。幼虫から成虫になるのも好きだし、この平成シリーズのように、戦うために進化(?)するのも、すっごく好いアイデアだと、観た当時思いました。でも「白亜紀にギドラ!?」というのは、ちょっと衝撃でした(苦笑)この狭い国土の日本に、いったいどれだけ怪獣(?)が居るんでしょうね~。
そういえば、ちょっと前に「最新のハリウッド版ゴジラのデザインが恐すぎる」とネットで盛り上がっていましたが、アル様的にはいかがですか?
昔、本作の絵本を持ってたので、この映画には親近感があります。
本作公開の1998年にはギンガマン、ロボタック、ウルトラマンガイアと数こそ少ないものの、良作の特撮が多かったような気がします。アニメもビーストウォーズⅡという、今まで観た中で一番好きな作品が放送されてました。今、こうして特撮やTFについて語れるのは、この1998年という年があったからかもしれない。当時2歳のワタクシ・nobuはそう感じています。
でも絶対に、「あの頃に戻りたい」なんて思いません。
いーなー。デカマスター。昨日と今日にやって出てこなかったから、明日こそ!(←こうしてこの男の100円玉は消えていくのです)
>幼虫から成虫になるのも好きだし、この平成シリーズのように、戦うために進化(?)するのも、すっごく好いアイデアだと、観た当時思いました。
自分だけの力ではなく、人間や自然の力を得てパワーアップしていくのも良かったですね。モスラも決して孤独では勝てないというのを感じました。
>そういえば、ちょっと前に「最新のハリウッド版ゴジラのデザインが恐すぎる」とネットで盛り上がっていましたが、アル様的にはいかがですか?
個人的には結構好きです。日本版ゴジラ+USAゴジラ+エイリアンの印象を受けました。なかなか凶暴そうで、画面を縦横無尽に暴れて欲しいですね。それでいて、雄雄しさもあって欲しいです。後はミサイルへの耐性は必須です(笑。
>それにしても、この本の怪獣図鑑は、正義の怪獣より悪の怪獣のほうが写真の面積が大きいと思うのは気のせい?(殆どの場合、怪獣の技の写真や解説も省略されてるし)
怪獣と兵器の紹介で2ページですから、シリーズ物だと1回限りの敵怪獣を細かく紹介するのかもしれません。特にモスラは形態が多いですから、1体辺りの文字数が少ないのでしょうね。
>本作公開の1998年にはギンガマン、ロボタック、ウルトラマンガイアと数こそ少ないものの、良作の特撮が多かったような気がします。アニメもビーストウォーズⅡという、今まで観た中で一番好きな作品が放送されてました今、こうして特撮やTFについて語れるのは、この1998年という年があったからかもしれない。当時2歳のワタクシ・nobuはそう感じています。
ガイアも1998年でしたか。当時は平成ウルトラシリーズはさっぱりでした。ギンガマンやビーストウォーズⅡの玩具は中古店でたまに見かけますが、あの頃欲しかったです。
>いーなー。デカマスター。昨日と今日にやって出てこなかったから、明日こそ!(←こうしてこの男の100円玉は消えていくのです)
それが来月も起こるのです(苦笑。