ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

「スーパーヒーロー戦記」を見て

2021-07-22 16:47:38 | 特撮
 映画「スーパーヒーロー戦記」を鑑賞しました。

 本作は全てのスーパー戦隊と仮面ライダーの記録が綴られた「禁書」がある書庫「アガスティアベース」の衛士であるはずのアスモデウスが突如反乱を起こし、現実と物語世界の境界が曖昧となっていく…という物語。


 ものすごく雑に、個人的感想も含めて一言でまとめてしまうと「セイバーを軸に春映画と平ジェネFOREVER混ぜたらこうなった」感じの映画でした。見たいものを見せてくれるんだけど、物足りなさも覚えてしまう。そんな感じ。
 「物語」という題材を扱っているために飛羽真、倫太郎、芽依ら「仮面ライダーセイバー」の登場人物が本題を進めつつ、そこに介人やジュランら「機界戦隊ゼンカイジャー」が絡んでいった印象。「物語」や「ヒーロー」にまつわる真面目な話が軸ではあるものの、終盤のとある人物のある発言で若干陳腐化したような気がしないでもなく…(汗。あのセリフは結構平成感あったと思います。

 CM等で公開されているとおり、本作には戦隊、ライダー共にオリジナルキャストの出演もあります。
 久々の「一筆奏上」がめっちゃカッコいいシンケングリーン=谷千明、自分で自分のトラウマを掘り返すキラメイブルー=押切時雨、僅かな出番で想像以上の「飛電或人」を見せつけてくれた仮面ライダーゼロワン=飛電或人などなど…中盤あたりのゲストラッシュは割と面白かったです。別々の世界に迷い込んでいたジオウとゼロワンの再会シーンも注目かと。
 ちなみにその他のゲストですが………存在自体は把握していましたが、ここで来るか!と思わされました。お祭り映画ならではの登場ですね。搭乗時間は僅かではあるものの、何とも「らしい」一面を見せてくれました。それにしてもあの姿で来るとは思わなんだ。

 そして終盤は…正直微妙だったかな…と。「こういう繋がりかな?」と考えるのは楽しいものの、代わりの方をあててまで喋らせる必要はあったのか?と思ってしまいました。あとは敵がね…そりゃ全部のスーパー戦隊とライダーに喧嘩売ったらこうなるって…可哀想に…(汗。


 とまぁ、そんな感じで楽しめる箇所もあるものの、どこか物足りなさも覚えてしまう映画でした。もっと色んな世界と交わっても良かったんじゃないかと。
 あと、エンドロール後まで見ることをお勧めします。
コメント

「ウルトラマンZ 完全超全集」を買った話

2021-07-22 06:50:42 | ウルトラマンZ
 「ウルトラマンZ 完全超全集」を買いました。買った後に「そういえば特別版があった気がする…」と思い至りましたが、割と良いお値段したので通常版で良いかなと…

 まず表紙をめくるとそこには!アブソリュートタルタロスの姿がありました(笑。「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」の超全集が、本書よりやや小さめのページに掲載されています。へー、あのマガオロチって、ゴーデスマガオロチっていうんだ…

 さて改めて「ウルトラマンZ」の完全超全集を見ていきますと、ゼットさんやハルキたちストレイジの面々のプロフィール、セブンガーら特空機や各種装備の紹介、各話ダイジェスト、セブンガーがナメゴンと戦った時の新聞記事、キャストや監督インタビュー、ハルキたちの履歴書(年表)、ジャグラスジャグラーのこれまでと、ヘビクラ隊長になるまでの経緯、そして最後にはハルキとヘビクラ隊長のなりきりフェイスマスク…と、内容盛りだくさんの一冊になっています。

 私はウルトラマンや怪獣、装備の写真を眺めているだけで大満足なのですが、今回のお気に入りはハルキたちの履歴書です。ハルキの「チェストー!」の由来や、ユカとハルキの意外な接点、ジャグラーがヘビクラ隊長になった経緯などが記されており、興味深かったです。ユウキ・マイの履歴まで載っているのは意外でした。
 また、セブンガー展示祭のグッズや看板等も、見ているだけでワクワクしてくる楽しいグッズがいっぱいでした。セブンガーカレーのパッケージのセブンガー、思いのほかアレが似合ってて可愛かったです。
 普段は写真とか資料を読むだけで満足してしまいがちでインタビューは読まないのですが、今回は少しずつ読み進めていこうかなと。

 「あの技ってこういう名前だったんだ!」とか「ブルトンのアンテナって種類と役割あったのか!」などなど、まだ全部を読み切れていませんが、新しく知ることが出来た情報もあって、何度でも読み返したくなる一冊になりそうです。


 そういえば、ウルトラマンZが「星雲賞」なる賞を受賞されたとのこと。大変失礼な話をしますと、この賞の存在を今回初めて知りまして…(汗。なので、この受賞がどれほど凄いことなのかはイマイチピンと来ないところですが、これをきっかけに1人でも多くの方が「ウルトラマンZ」、ひいては円谷プロ作品に興味を持っていただければ良いなと思う今日この頃でした。
コメント (2)