ひびレビ

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戦姫絶唱シンフォギアG ブルーレイ第6巻

2014-03-05 07:06:58 | 2013年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアG、ブルーレイも遂に最終巻の第6巻!


第11話「ディスティニーアーク」
神獣鏡の光により、響も命の危機から救われて一安心。響もろとも消えてしまうのではと1週間心配だった頃が懐かしいです。
クリスがウェル博士側につく中、遂に浮上するフロンティア。二課の装者は翼だけ・・・ではなく、響は捕虜となっていた調にも協力を依頼することに。ここで響と調の「偽善」にまつわる話は一応の決着を迎えたと思います。正しいからやるのではなく、やりたい事をやる。その思いに動かされた調も、大好きな切歌を救うためにシュルシャガナを纏って出陣。
そして切歌と対峙し、響を送り出すわけですが、「胸の歌を信じなさい」と言った時の調の目は、普段の色からフィーネの目の色へと変化していました。こういう場面もグッとくるものがありますね。1期と2期が繋がっていると、改めて感じる1シーンでした。

第12話「撃槍」
熱い!熱さが爆発しすぎている!な第12話。クリスの「先輩」呼びや、翼を先輩と信頼しての一連の行動は感動ものでした。視聴者にとっても、こんなに殊勝なクリスが見られたことは僥倖です。先輩風を吹かせながらも、心の中で奏に問いかける翼の口調は年相応の女の子っぽいのもまた良い!
調と切歌のバトルシーンも、調が体を反らしつつ切歌の攻撃を回避し、攻撃に転じるシーンなどは迫力があってカッコよかったです。調と切歌、大好き同士のぶつかり合いはフィーネの助けも借りつつ決着。
ラストの「撃槍!ガングニールだぁぁぁ!!」の件の熱さは凄まじく、全13話中、最も好きなのがこの12話です。

第13話(最終回)「遥か彼方、星が音楽となった・・・かの日」
果てしなく暴走するネフィリムを前にして、遂に装者6人が集結!何度見ても調のエクスドライブは意外性がありすぎですw
金の腕と銀の腕でネフィリム・ノヴァを粉砕しても、バビロニアのゲートは閉じられたまま。それを閉じるのは頼れる7人目の仲間である未来!あくまでも1人の人間として活躍したのが良かったですね。大人でなくとも、ギアを纏わずとも戦う力はある。さすが陸上部。


さてここから特典CDや映像の方を紹介。
今回の特典CDには調とマリア(白銀のシンフォギア版)の聖詠、調&切歌の「Edge Works of Goddess ZABABA」、ネフィリムとの戦闘時に流れた「始まりの歌(バベル)」、装者7人による「虹色のフリューゲル」が収録されていました。
「始まりの歌」は、聖詠と絶唱のメロディーを併せた曲となっており、ここでこう来るか!と本編視聴時にもかなり盛り上がりました。謳っているのは6人ですが、響が奏の、マリアがセレナの分まで歌っているような歌詞に思えます。奏が託し、響が繋ぎ、セレナに包まれたマリアが紡ぐ・・・そんな風に感じました。また、それぞれの名前にある響、鳴、音、奏、カデンツァ、調、歌という言葉を意識した歌詞も含まれています。
始まりの歌とは、ただの風。星も生まれたときには1人ぼっち。だからこそ風を吹かせ、その風に歌声を乗せてくれる存在を探したのかもしれません。
「虹色のフリューゲル」には、まさかまさかの奏参戦!「逆光のフリューゲル」から所々歌詞が変わっており、こちらも名曲に仕上がっています。出来ることなら未来も一緒に歌って欲しかった・・・!

最後は「戦姫絶唱しないシンフォギア 2」!FIS組も出るよ!

「QUEENS OF MUSIC 開催数日前」
未来に、マリアと翼のライブに行けなくなったことを話す響。クリスと共に遠出(杖の護送)をすることになったからなのですが、未来はといえば「それって同伴出勤では?」とか「昔の船乗りさんには港、港に家庭があったと聞いてるわ」と発言。駄目だこの未来、早く響が何とかしないと・・・w
ところで後で流れてるクリスの「やっさいもっさい!」「ちょせぇ!ちょせぇ!」が可愛いw

「QUEENS OF MUSIC 開催当日 その1」
のっけから「ケータリングゥゥゥ♪」と盛り上がるマリアww
ケータリングが充実していたために、調や切歌はもちろん、ナスターシャや何とウェルの食のバランスを心配し、片っ端から料理を持ち帰ろうとしていました。そんな彼女が一言。「引っ込み思案の私でも、『アイドルやってて良かった』と心から思えるのは、ケータリングが充実している現場にめぐり合えた時♪」優しいマリアお母さんの本領発揮w

「その2」
美味しいお肉を食べて「これさえあれば!」と目を輝かせたマリアが向かったのは、翼の楽屋。
高級食材の力で強気で高飛車に振舞っていたものの、「一度幕が上がればそこは戦場~」などという翼を前に、楽屋に帰った後に「その筋では有名な日本政府の防人と忍者!」と恐れおののき、これからの不安を募らせるマリアでしたw

「その3」
緒川からマリアの第一印象を聞かれて、「可愛いタイプ、かな」と返答する翼さん。「散らかった部屋を片づけられずに、べそをかいているような、手はかかるけど可愛いタイプに違いない」とのことですが、要は似た者同士。今回のライブを通して歌で通じ合い、もう少し互いを知れたらと思う一方、マリアは世界のどこかで自分の悪口がまかり通っていると嘆く。


「テロ組織の決起より数日後」
前回の「戦姫絶唱しないシンフォギア1」にて、クイズ番組に出演することになった翼さん。が、一次予選で落ちたとのこと。本人曰く「断捨離などという言葉、初めて聞いたぞ!」・・・あぁ、翼さんに一番縁の無さそうな単語ですね、部屋的にw
そんな彼女にバラエティのオファーが殺到。緒川さんは翼さんのキャラがバラエティ向きだと気づき、海外でのチャレンジやステージ慣れしているからとの理由でコント、さらには防人クッキングでの包丁捌きの披露を検討。
「決別だ。歌女であった私と・・・」名言が台無しだよww
そういえばシンフォギアの面々って料理はどの程度の腕前なんでしょうね。個人的なイメージでは、料理が上手そうなのは未来、調、マリアの3人です。響や切歌は未来や調を手伝っているうちにそこそこ覚えてそうなイメージ。翼さんは防人クッキング。クリスはフィーネと暮らしていた頃、食事はどうしていたんだろう。


「FIS病院アジト放棄後その1」
「おさんどん♪」と歌いながらシチューを作る調。そこへやってきたのは、お腹がグーグーへりんこファイヤー(涙)な切歌。シチューを同じ小皿で、互いに照れながらも味見し続け、結果シチューは空っぽ。困った時は何でも「デース!」で済ませる切歌にツッコミを入れる調でしたw

「その2」
スーパーの特売日にやってきた調と切歌。そこで見つけたアジの開きに感動する切歌。しかし「アジの開きは神様が発明した」という発言から、もう少し常識を身につけた方が言われてしまうことに。そんな時にもアジを食べれば大丈夫・・・?
アジが開いたまま海を泳いでいたらホラーだよなぁ・・・w

「その3」
所変わって二課の廊下を歩く翼とクリス。互いに並んで歩いて思うことは別々。
クリス「知ってはいたが、意外とでかいんだな」
翼「気づいてはいたが、やっぱり大きいんだな」
翼さんが170cmぐらい、クリスが150cmくらいで、結構身長差があります。あと翼さんが大きく描かれることはあっても、調が大きく描かれることはありませんでした。何がとは言いませんが。

「その4、その5」
寒くて眠れず、切歌の布団にもぐりこもうとした調。結局調と切歌はマリアと布団をくっつけて眠ることに。最初のアジトを追われてから、暖房代も節約しなければならない状況が続いているとのこと。
そんな話の途中でマリアに足をくっつける調。切歌もマリアの暖かさと良い匂いに触れ、マリアは2人の真ん中に挟まれながら眠ることに。
追われたり、内部でもごたごたしていたマリアたちのこうした一面が見られたのは僥倖です。家族みたいで微笑ましい話でした。


「FISと米国政府の交渉決裂後」
色々悩むことの多くなったマリアと切歌。そんな2人を心配する調ですが、とりあえず切歌が膝を抱えたとき、下着が見えてしまうことをそれとなく注意しようと決意する調でしたw


「特別メニュー『英雄故事』修了後」
バカのフルコースみたいな特訓に付き合ったクリスに、弦十郎からご褒美が。中身がDVDであることにガックリするクリスでしたが、再生すると普段は出さない「うひょー!!」という歓喜の声が。どうやらそれは「りべ○おん」という映画で、観賞後、弦十郎に電話したクリスは銃での接近戦に興味津々になりましたwクリスが連絡に使っていた通信機は1期の頃、弦十郎がクリスに持たせたものでした。
この元ネタ映画の名前は聞いたことがありましたが、見たことは無いのでそのうち借りてきます。しかも、出演している方がクリスチャン・ベールという方で、まさかの「クリスちゃん」繋がり(汗。


「フロンティア浮上後・・・」
響たちを案じる未来。しかしそのふと頭によぎるのは「歪鏡・シェンショウジン」の歌詞と「歌詞は装者が心象に描く風景」いう翼の言葉・・・恥ずかしさのあまりに絶叫する未来w


「フロンティア事変収束後」
マリアと仲良くなろうとする響だが、マリアは仲良くなれるか不安だった。しかしクリスも最初はとんでもなかった。ネフシュタンの鎧を纏い、見た目も口調もとげとげしい。そんな彼女とも今は仲良くなれた。恥ずかしがるクリスにツッコミを入れられながらも、こんな風になれると響。マリアは響に「またいつか」と約束して去っていく。
ウェルを含めたマリアたちFISは本編終了後のアレコレの末、国連指導の保護観察下に置かれることになっています。果たして3期では彼女たちがどのように登場するのだろう。簡単には動けない立場ですが、少なくとも敵になることは無いはず。となると敵は誰になるのか。
ソロモンの杖が無いからノイズも簡単に出現させることは出来ない。バビロニア宝物庫内でのネフィリムの爆発によってノイズが滅んでいる可能性も無くは無いと思います。爆発寸前に位相がずれて爆発の被害を受けなかったとかだったらどうしよう(汗。宝物庫にいる時のノイズの位相云々はどうなってるのやら。


「次の物語が始まる少し前・・・」
押収された証拠品の中にあったのは切歌の「てがみ」。切歌は慌てて調から手紙を取り上げて隠し、ひたすら「デース!」で誤魔化すのでしたw
初視聴時に「死ぬの!?」と思った「手紙」。良い曲ではあるのですが、これほどハラハラさせられた曲もなかなかないよなぁw


以上、ブルーレイ第6巻でした。ショートエピソードの方は、マリアの優しい部分が全面的に押し出されていたと思います。冷たい足をくっつけられても、調や切歌に離れるように言わない優しさを見せてくれましたし、あの頃はまだまともだったとはいえ、ドクターを気遣う優しさも。そんな彼女だからこそ、調や切歌も頼り、助けたいと思ったのでしょう。マリアの可愛らしい一面が見られたので満足です。

これにてシンフォギアGのブルーレイも完結しました。3期制作が決定されていますが、響たちはどのような立ち位置になるのかも気になります。響たちの後輩となる、新人装者たちをサポートする可能性も?未来が望んだ響が、誰もが戦わなくても良い世界の実現が遠のいたのは残念ですが、またシンフォギアで楽しめる日が待ち遠しいです。
本編のブルーレイはここで終わりとなりますが、今度はライブのブルーレイ&DVDが発売決定!7月30日が待ち遠しすぎます!
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