仮面ライダーオーズ/OOO 第26話「アンクとリングと全部のせ」
「もう1度リングに上がりたい」という欲望を利用された元ボクサー・岡村。彼の欲望から生まれたオウムヤミーは、人々の左腕を狙い、岡村の左腕を復活させようとする。タジャドルコンボで立ち向かうも、相性が悪く敗北し、アンクもどこかへ去ってしまう・・・
クスクシエにて治療を受ける映司。後藤さんはアンクが作り出したヤミーだと言うも、映司はアンクは他のグリードと違うと言う。誰かがアンクのコアメダルを持っている可能性がある。今はオウムヤミーの居場所も分からない。巣を作り餌を運ぶ親鳥のよう。「もしかしてあのヤミー、鶏か!」「どう見てもオウムでした」後藤さんのツッコミが鋭いw
そして岡村はオウムヤミーからグローブを受け取り・・・
思いの外、疲労していた映司。そんな映司を見て、比奈はパンチドランカーという言葉を思い出す。オーズの事はさすがに専門外な伊達と後藤さん。コンボの後は辛そうだという。会長や真木の近くにいたのに、何も調べていなかった事を悔やむ後藤さんは、鴻上ファウンデーションに戻る事を決意。頭を下げなければいけないが「何なら土下座でもしますよ」後藤さんがプライドを捨てた!成長したなぁ・・・「まずは鶏ちゃんヤミーだな」「オウムです」ツッコミもw
カザリも何も知らない様子。ウヴァは論外(涙。そんなカザリに電話した真木はクスクシエの前に車を留めていた。どうやら知世子が亡くなった姉に似ているとの事。あの人形は小さい頃から持っていたのね。あまり感情を出さない真木ですが、姉を思い出す彼が感情を出したのは印象深いです。
オウムヤミーは岡村と戦う予定だった武田のジムを襲ってきた。そこへ駆けつけたバースと後藤さん。バースはドリルアーム&キャタピラレッグを用いて戦おうとするも、目の前に武田が立ちはだかる。自分を岡村の所に連れて行くように頼み、オウムヤミーは武田を連れ去り岡村の所へ。
そんな折、会長は誕生日は突然だとケーキ作りの真っ最中。何だか久しぶりな気がします。
フラつきながらも映司は伊達たちの所へ。映司は岡村がデビュー戦まで使っていた場所を突き止めていた。岡村はこれ以上戦えば症状が悪化しかねない。
尚も向かおうとする映司に、伊達はアンクが襲ってきたらどうすると問う。アンクとは価値無しと認めたら映司を捨て、映司はアンクを倒してでも信吾を救い出す。そんな関係。だが「今はその時じゃないですけど」という。妙な関係だよなぁ、本当。
岡村と武田は試合を始めてしまった。オウムヤミーはそのジムの上にアンクがいる事に気づいていた。アンクの狙いはオウムヤミーがセルメダルをどこに届けるのかを見つけるつもりだったそうで。そんなオウムヤミーの前に立ちはだかる映司は、アンクの狙いを見抜いていた。本気で邪魔されたくないなら、タカ、クジャク、コンドルのコアメダルを渡すはずが無い。映司がコアを持っていれば、万が一の保険となる。持つべきものは使える馬鹿。
伊達と後藤さんの制止も聞かず、岡村と武田は戦い続ける。例え症状が悪化しようとも。
オーズはタトバコンボでオウムヤミーと戦うも、映司は疲労で壊れかけ。助けに入った伊達と後藤さん。火に強いコンボ、シャウタコンボでいくしかない。だが長くはもたないので、オーズはバースに隙を作ってもらうように頼み込む。そしてバースが見せたのは・・・ブレストキャノン、カッターウイング、キャタピラレッグ、ドリルアーム、クレーンアーム、ショベルアームの全部のせバース・デイ!隙を作ったのを見逃さず、シャウタのオクトバニッシュでオウムヤミーを撃破、と同時に倒れこむオーズ。
そして岡村の左腕も以前の状態に戻ってしまった。だがリハビリしてもう1度立つことを武田に誓う岡村。死ぬならリングの上。それまでタイトルを守ると誓う武田でした。
後藤さんはアンクに謝罪。映司はアンクにお前以外に鳥ヤミーを作れる存在がいるのかと問いかける。完全復活し、それ以上の体を手に入れるのがアンクの目的。それまでオーズは必要だと映司を引っ張り上げるアンク。
・・・そんな彼らを見つめるアンクの左腕。会長は正体を知っているのでしょうか?
感想
思いの外、バース・デイの出番が少なかった件について。まぁ予告でシャウタがスキャニングチャージしていた時点で、倒すのはシャウタだろうとは思っていましたが、あれだったら別に全部のせじゃなくても隙作れたんじゃね?(汗。何はともあれ、シャウタのオクトバニッシュ後の決めポーズはスパイダーマンっぽかったですw
アンクとはいずれ戦わなければならないかもしれない。それは覚悟の上だが、今はその状況ではないと映司。アンクがしそうな事は分かっていますから、アンクの不審な行動も理解済み。「裏切られたかもしれない」「グリードを生み出したかもしれない」とは思わないのでしょうね。「疑い」は信頼しているからこそ生まれるもの。映司はアンクを完全に信用はしていないでしょう。でもする事と、しない事は分かっている。コアメダルを渡した意味も理解している。信頼しているようで、していない。絆が深いようで深くない。妙なコンビです。
さて後藤さんの成長が垣間見られました。プライドを捨て、土下座してでも鴻上ファウンデーションに戻る。出来ればクスクシエにいてもらいたいところですが、カッコいい後藤さんも見てみたい。さてどうなることやら。真木も知世子と出会ったらどう変わるのでしょうね?
カザリも知らないアンクの左腕。ウヴァが知るはずも無くwますます不憫な子。頑張れウヴァ。早くコアを取り込むんだ。次回と次々回は仮面ライダー1000回特別編!