2022年の映画「映画ゆるキャン△」を見ました。
高校生活も当に昔。就職し出版社に勤めていたリンは大垣と久々に再会。彼女が廃墟となった施設の再開発に携わっていると知り、思い付きでキャンプ場にしたらと口にしたところ、大垣は早速なでしこやあおい、恵那も巻き込んだキャンプ場作りを開始する!
……えー、私はこの映画を「大人になったなでしこたちが登場する」ということ以外の情報抜きで見始めまして。「リンは出版社かー。図書委員に本屋のバイトと、本好きそうだからなー」「最初の頃は接点が無かったリンと大垣が二人で飲むのかぁ……」などとしみじみしていると、突如「鉄腕DASH」染みた企画が始まったので、一体何を見せられているのか困惑しました(笑。「別の仕事のため作業できる時間が限られている」「地元の方々の協力を得る」「重機を操る」など、番組を彷彿とさせる件が満載でした。
キャンプ場作りもある意味では壮大なキャンプの一環なのかもしれませんし、こういった方々の苦労があってキャンプを楽しめるわけですから、こういった描写の大事さは理解出来ます。理解出来ますが、「ゆるキャン△」に求めていたものではないかなぁ……と。「美味いラーメンの店に行ったら美味いチャーハンを出された」的な?美味しいんだけれども、求めていたものではない的な、何とも微妙な感情が湧いていました。
学生時代と同じ展開では大人である意味が無くなってしまいますから、こうした大人だからこそ描ける物語が必要だとは思います。とはいえ、わざわざ映画館に足を運んでまで重機を操るなでしこを見たいかと言われると……微妙ですね。
個人的には、なでしことリンが雪山の先にある温泉に入るシーン。ああいった「子供では行き辛い場所」などに足を運ぶといった描写。あるいはなでしこが勤めるお店に来た女の子たちにキャンプの楽しさを伝えるといった話がメインでも良かったのではと思いつつ、それで2時間もたせられるかと言われると微妙ですし、なんなら後者は最近原作に登場した後輩とポジション被りかねないから微妙だし……なんかさっきから「微妙」としか言ってませんね(苦笑。
なでしこがアウトドア用品の楽しさを伝える側に回っていたり、哀しみを堪えるあおい先生の「うそやでー」に子供の時のように乗っかる大垣だったり、良いシーンもあるにはあります。が、美味しいけれども、食べたかったのはこれじゃない。何とも微妙な気持ちになった映画でした。
高校生活も当に昔。就職し出版社に勤めていたリンは大垣と久々に再会。彼女が廃墟となった施設の再開発に携わっていると知り、思い付きでキャンプ場にしたらと口にしたところ、大垣は早速なでしこやあおい、恵那も巻き込んだキャンプ場作りを開始する!
……えー、私はこの映画を「大人になったなでしこたちが登場する」ということ以外の情報抜きで見始めまして。「リンは出版社かー。図書委員に本屋のバイトと、本好きそうだからなー」「最初の頃は接点が無かったリンと大垣が二人で飲むのかぁ……」などとしみじみしていると、突如「鉄腕DASH」染みた企画が始まったので、一体何を見せられているのか困惑しました(笑。「別の仕事のため作業できる時間が限られている」「地元の方々の協力を得る」「重機を操る」など、番組を彷彿とさせる件が満載でした。
キャンプ場作りもある意味では壮大なキャンプの一環なのかもしれませんし、こういった方々の苦労があってキャンプを楽しめるわけですから、こういった描写の大事さは理解出来ます。理解出来ますが、「ゆるキャン△」に求めていたものではないかなぁ……と。「美味いラーメンの店に行ったら美味いチャーハンを出された」的な?美味しいんだけれども、求めていたものではない的な、何とも微妙な感情が湧いていました。
学生時代と同じ展開では大人である意味が無くなってしまいますから、こうした大人だからこそ描ける物語が必要だとは思います。とはいえ、わざわざ映画館に足を運んでまで重機を操るなでしこを見たいかと言われると……微妙ですね。
個人的には、なでしことリンが雪山の先にある温泉に入るシーン。ああいった「子供では行き辛い場所」などに足を運ぶといった描写。あるいはなでしこが勤めるお店に来た女の子たちにキャンプの楽しさを伝えるといった話がメインでも良かったのではと思いつつ、それで2時間もたせられるかと言われると微妙ですし、なんなら後者は最近原作に登場した後輩とポジション被りかねないから微妙だし……なんかさっきから「微妙」としか言ってませんね(苦笑。
なでしこがアウトドア用品の楽しさを伝える側に回っていたり、哀しみを堪えるあおい先生の「うそやでー」に子供の時のように乗っかる大垣だったり、良いシーンもあるにはあります。が、美味しいけれども、食べたかったのはこれじゃない。何とも微妙な気持ちになった映画でした。