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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
2025年9月から「はてなブログ」で「ひびレビg」を開設予定です。

魔進戦隊キラメイジャー 第10話「時雨おいかける少女」

2020-05-10 10:03:14 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第10話「時雨おいかける少女」

 充瑠を手本に、剣の長さを調節できるようにトレーニングをしていた時雨。そんな時、充瑠、為朝、瀬奈の3人は近頃噂の「ヨドミヒメ」を何とか見ようとしていた。
 動画を見られる確率は約2万分の1。幸運にも充瑠たちは動画を見ることに成功するも、3人はその歌の虜になってしまい、そしてヨドンヘイムのマークが入ったチケットが画面を通して充瑠たちの心臓と同化してしまう。

 結晶構造の体のおかげで助かったマブシーナから事情を聴いた時雨は、ヨドミヒメが自分のストーカーである古寺良世に似ていることを明かす。嫌がる時雨を連れて良世のもとに向かうと、果たして彼女はト音記号のおじさんこと、ミュージック邪面と知り合っており・・・

感想
 ヨドミヒメの歌と、トッキュウジャーのチェーンシャドーの歌、どちらが怖いでしょうか。

 さて今回は時雨回。冒頭ではキラメンタルを調整することで、武器を伸縮自在にするという新たな戦法を生み出したカッコいい時雨さんでしたが、今回は過去の自分の言動がきっかけで、自身のファン(ストーカー)を邪面師と協力させてしまうこととなってしまいました。
 古寺良世から熱烈なアプローチを受けていた時雨ですが、「今の俺には芝居しかない」などといってきっぱり断った・・・とは本人の談。それに対して「断っていない。むしろ期待させている」と相棒であるジェッタ含め、魔進たちから恋愛観について説教を喰らう時雨さんが面白かったです(笑。何で魔進たちの方が恋愛について詳しいんですかね・・・

 そして冒頭食べられていたホットドッグをヒントに、キラメンタルをコントロールして中間の刃だけを消すという離れ業を披露。てっきり剣を曲げたりするのかと思いましたが、まさか冒頭の不幸がヒントになるとは思いもしませんでした(苦笑。

 今回はステージシェルガを相手にすることになったわけですが、何とキラメイジンへの変形合体全カット!いや珍しいこともあるもんですね・・・更にキングエクスプレスに合体成功したかと思いきや、ジャメンタルのコントロールに成功したガルザによって分離してしまうことに。しかし最後はキラメンタルをコントロールしたオープン・ゲットによって攻撃を回避し形勢逆転・・・キラメンタルのコントロールによって、同じ武器やロボでも様々な戦いが見られそうなので楽しみです。

 今回の一件を通して、良世の狙いは時雨から小夜に移った様子。小夜はイケボ&男前な断り方で見事にそれを回避・・・出来たんでしょうか?まぁ時雨と比べれば期待を持たせるような断り方ではなかったかなーと。

 今回は活躍の機会がありませんでしたが、充瑠、為朝、瀬奈の3人が仲良くしているのは見ていて微笑ましいですね。昨今のスーパー戦隊シリーズの中でも「友人」感がかなり強い戦隊だと思います。

 時雨のカッコ悪いところだけではなくカッコいいところも見られましたし、小夜のイケメンっぷりや、充瑠・為朝・瀬奈の仲良しっぷりも良かったところで、また次回。ところでステージシェルガの出現場所、カブトがドレイクと協力して影山ザビーに見事なカウンターを食らわしたのを思い出しますねぇ・・・あとは最初で最後のフェイクフェッスル使用、ベートーベン魂登場もあそこでしたっけ?

 次回はテレビ初放送となるキラメイジャーEPISODE0!
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魔進戦隊キラメイジャー 第9話「わが青春のかるた道」

2020-05-03 09:58:31 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第9話「わが青春のかるた道」

 スピードでは無敵の瀬奈がかつて勝てなかった相手、それがかるたクイーンの村雨真木埜だった。真木埜と再会した直後、彼女の呪いではと疑ってしまうようなタイミングでヒャクニンイッシュ邪面が出現した。
 ヒャクニンイッシュ邪面が仕掛けたヨドン百人一首は、上の句を読み上げた直後に、人々の額に取り付けられた下の句が爆発する。最初は持ち前のスピードを生かして下の句を取っていた瀬奈だが、お手付きしても爆発するということに動揺し、あわや違う札を取ってしまいそうになる。その危機を救ってくれたのは何と真木埜だった。

 ヒャクニンイッシュ邪面が持つ上の句を破壊することで今回は人々を助けられたが、再戦に備えて充瑠たちは真木埜に指南してもらおうとする。だが瀬奈は「嫌なものは嫌なんだってば!」と、拒絶反応を示し・・・

感想
 いきなり登場して強烈なキャラを残した村雨真木埜。瀬奈に対してはだいぶ口が悪かったり手厳しいですが、一方で平和のためなら喜んでと協力してくれるあたり、根は良い人なんでしょう。
 戦いを通して明らかになったのは、真木埜は瀬奈に勝つためにわざと嫌なことを言って動揺させていたとのこと。瀬奈に負けたくなくて必死だという真木埜の心を見抜いていた充瑠はさすがですね。普段から絵を描いたり想像力を働かせていることから、観察力に優れているのでしょう。

 一方で再戦時にはガルザが札を読み、ヒャクニンイッシュ邪面が札を取るというヨドン百人一首が展開されることに。ガルザが真面目に札読みしたら売れそうだなと思ってしまいました(苦笑。ほら、ガルザ(CV:中村悠一さん)による札読み収録!ボーナストラックとして、ヨドン百人一首版も収録!更に特典札として、札になってしまった為朝たちも収録!・・・みたいな。

 みんながやられて窮地に陥るキラメイジャー。そんな中、瀬奈は「音速のプリンセス」というかつての異名どおり、札が分からないながらもヒャクニンイッシュ邪面の動きだけで取るべき札を判断するという離れ業を披露。真木埜が恐れるスピードは健在だったと。
 名乗りは瀬奈をセンターとした、百人一首っぽい名乗りとなり、更にヒャクニンイッシュ邪面の攻撃も100枚で打ち止め、邪面獣はヘイアンキョウバスラと、和な感じの回ですねぇ・・・

 そして「卑怯者」と呼ばれると喜ぶジャメンタルを発揮したものの、またも魔進ジョーキーを乗っ取られるガルザ。ですが、今回は冷静さを保ったまま、どちらかといえばキングエクスプレスの実力を試している感じでした。そんなガルザ曰く、キングエクスプレスは「クリスタリアに伝わる伝説の四巨神の一角」とのこと。キラメイジンもその一角に含まれているかどうかは定かではありませんから、少なくともあと2~3体巨神=ロボはいるわけですね・・・まぁまだ9話ですしねぇ・・・武装も今のところ同時に3体出てきましたが、いずれこの武装も含めた全合体とかするんでしょうか?

 音速のプリンセスは、仲直りも音速。真木埜とも早速仲直りしてかるた再開!真木埜も良いキャラでしたし、邪面師の戦い方も面白く、ガルザも魔進ジョーキーを良いように扱われつつも様子見とすることで敵幹部としての風格を保っていますし、全体的に良いバランスですね。

 そんなこんなで次回は時雨回。
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魔進戦隊キラメイジャー 第8話「エクスプレス電光石火」

2020-04-26 10:01:40 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第8話「エクスプレス電光石火」

 キラメイジャーの危機に突如出現した白い巨神。それは充瑠とガルザにだけ見えている幻影だった。ガルザの動揺、更にレーネツダガメスのエネルギー切れの隙を突き、何とかキラメイジャーは危機を脱することが出来た。
 ヘトヘトになって倒れた充瑠は、夢の中でオラディン王と邂逅し、一緒に絵を描くことに。その絵は現実の充瑠も描いており、それに気づいた充瑠は絵と同じ光景を探して病室を飛び出すが、そこへガルザも現れて・・・

感想
 「人を助けるのに、理由がいるかね?」どこぞの高校生探偵も同じようなことを言っていた記憶。

 さて今回は前回頑張りすぎた充瑠が倒れてしまったために、冒頭からキラメイジャーは大ピンチ。間一髪難を逃れたものの、充瑠が倒れたことに対して「もっと鍛えなきゃ」とまだ張り切り過ぎてしまう為朝たち。
 そんな彼らに対して、黙っていられなくなったファイヤが説教するのが良かったですね。また、博多南の「誰だって自分の時間が必要なんだよ」という言葉も印象的です。
 キラメイジャーといっても、充瑠は普通の絵を描くのが好きな高校生。多分為朝や瀬奈もeスポーツや陸上に勤しむ時間が無ければ、きらめきは失われ、ガス欠を起こしてしまうでしょう。最初に充瑠が瀬奈のことをきらめきを無くさないよう、彼女が陸上に努める時間を用意したことは、こんなところにも繋がっていたんだなーと。

 為朝たちも充瑠のためを思いすぎるがあまりの行動を反省し、ちゃんと謝る一幕が描かれていて良かったです。対するの充瑠の「気にしてくんなきゃ」「文科系の体力の無さ、甘く見ないで欲しいよ!」という返しがまた良い。言いたいことを言い合えるのって良いよね・・・
 充瑠を想う気持ちに嘘はなく、充瑠を支えたいという思いにもまた嘘はない。一度はピンチになったものの、結果がオールライト!とオラディン王の口癖も受け継いだようで。

 そして充瑠は仲間の元にいち早く駆け付けるべく、マブシーナが地球にやってきた時の宝石を魔進エクスプレスに変化!更に巨大戦ではスモッグジョーキーと強制合体を決行し、キングエクスプレスに!どうやらオラディン王は白の宝石をジョーキーが悪の手に落ちた時の安全装置として組み込んでいたようで。そういえばジョーキーって王室専用列車なんですよね、あの見た目で(汗。如何にも敵感あふれているので忘れがちですが。
 合体中はガルザの操縦は殆ど受け付けず、バーンブラッカーを放とうとしたら、それを利用される始末。キングエクスプレスのスピードや左手のチェーンソーを生かしたキックなどはカッコよかったですね。

 てっきり今回ジョーキーを奪い返すものかと思いきや、ジョーキーは未だガルザの手に。しかしピンチになったらまた返してもらうと余裕の充瑠。そんな充瑠に苛立ちを覚えたガルザはジャメンタルに覚醒・・・でもまた次回、ジョーキーは奪われるようです(汗。
 これ、カブタックのマイトバーンとマイティワンダーでしたっけ、あの2種の合体パターンのあるやつ。みたいに、キングエクスプレスをガルザ主導で動かすバージョンのロボットがあっても・・・あ、それがスモッグジョーキーか・・・1体で列車、恐竜、ロボ、更に敵にも味方にもなれるとか、面白いロボですねぇ・・・ 


 戦闘が終わった後は、充瑠先生の絵画特訓。「いわゆる画伯ですね」「論外です」と容赦ない評価をたたきつける充瑠の特訓が一番厳しそうだったところで、次回は着物瀬奈お嬢様!可愛い・・・
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魔進戦隊キラメイジャー 第7話「トレーニングを君に」

2020-04-19 10:00:56 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第7話「トレーニングを君に」

 「ドキュメントZ」という番組に影響され、瀬奈たち4人は揃って充瑠の特訓に精を出し始めた。鍛えてくれること自体には感謝するものの、あまりにも過酷なトレーニングの連続に充瑠の体がもたない。
 そんな中、兄弟邪面師のオーブン邪面とフリーザー邪面が出現。仲が悪い2人は隙だらけかと思いきや、時雨たちも自身の特訓の成果が表れているかと確認しようとよそ見をしてしまい、劣勢に立たされる。

 だが弟だからとフリーザー邪面を見下すオーブン邪面に苛立ったガルザが割って入り・・・

感想
 プロジェクトXネタも伝わりづらくなっているのではないかという気がしないでもない。

 さて今回はラフな格好の瀬奈お嬢様が可愛い回・・・ではなく、でもあるのですが、今回は充瑠の特訓回。勝手に1日3時間の睡眠時間にされたり、休む間もなく次々に特訓メニューを与えられ続ける充瑠。ヘトヘトになっていく充瑠が可哀想にも思えてきますが、充瑠自身はみんなが自分のことを想ってやってくれていることだからと、弱音を吐きつつも特訓自体は真面目に受けていました。健気な良い子ですね・・・

 そんな時に現れたのはオーブン邪面&フリーザー邪面。兄弟だから協力する・・・わけではなく、兄弟同士憎みあっているため、なかなかエナジーが集まらない。そこで「兄を憎む気持ちを理解する」ガルザによってフリーザー邪面にウスギタゴールドなるものが与えられることに。ウスギタゴールドを飲めば、兄であるオーブン邪面の炎すらも凍らせるという、とんでもない冷気を放つまでにパワーアップ。どこぞの芋ようかんみたいに巨大化までするかと思いきや、飲み過ぎたが故の副作用で体崩壊。
 しかもガルザは「弱い方が捨て駒になるのは当たり前の話」と、何とガルザ自らフリーザー邪面を一刀両断・・・いや、えぐい上に怖いっすね、ガルザ・・・フリーザー邪面の兄を憎む気持ちを利用し、しかし弱いからと容赦なく捨て駒にし、更には保険でエナジーも回収・・・怖い怖い・・・
 
 更に続くレーネツダガメス&スモッグジョーキー戦では、超高温と超低温、スモッグジョーキーの攻撃でキラメイジンの体にヒビが!まだ7話で主役ロボ崩壊の危機を描くとは思わず、このピンチに思っていた以上にドキドキハラハラさせられました(笑。
 加えて充瑠も疲労からか気絶してしまい、絶体絶命の危機。もしかして公式や今回のCMで明かされたキングエクスプレスが、しばらくキラメイジンの代わりになるという新しい展開もあるのでは!?と見ていましたが、そんなことはないようでちょっと安心、ちょっとがっかり(苦笑。充瑠のみならずガルザが見た白い超特急のイメージ、そして突如現れた光の巨神の正体は・・・はい、いつも通りのCMで公開です(笑。

 「それなら瀬奈お嬢様の特訓なんて、はっきり言って私が受けたいくらいです!」というマッハの発言や、時雨の「タメ」呼びも印象に残ったところで、次回はキングエクスプレス発進!
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魔進戦隊キラメイジャー 第6話「ツレが5才になりまちて」

2020-04-12 09:58:36 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第6話「ツレが5才になりまちて」

 「絶体絶命」がカギとなり、博多南の親戚の命を救った天才外科医・大治小夜。昔からなんでも出来たのかという充瑠の問いに小夜は微笑みを返すだけで、何も答えない。時雨は何やら事情を知っているようだが、小夜に口止めをされてしまう。
 そんな時、クランチュラは先に邪面獣を送り込み、デジカメ邪面が街で暴れることで成長させる計画を実行。デジカメ邪面に写真を撮られた人々は連れ去られてしまい、時雨と瀬奈も被害にあってしまった。加えて小夜はガルザの攻撃を受けたショックで幼くなってしまい・・・

感想
 ヒロインポジションなのに「変なの」扱いされるマブシーナ姫。

 さて今回はデジカメ邪面の力で小夜が幼く!・・・なるのかと思ったら、デジカメ邪面と小夜が5才になってしまったのは関係ありませんでした。まさかガルザに突き飛ばされたのがきっかけだったとは・・・そこ、相手の記憶を奪うとか、そんな感じの力を持つ邪面師で良かったのでは・・・
 5歳の小夜は泣き虫でしたが、合気道道場で飼っていた犬を助ける際に一念発起し、以後医者を目指すようになったとのこと。幼く、泣き虫だっただけではなく、心の中には今の小夜に通じる熱い想い、輝く精神が宿っていたと。
 「子供だってキラメイジャーだ!覚悟さえ決まればきっと出来る!」と、小夜を信じる充瑠の言葉もまた良いですね。

 デジカメ邪面に撮られた人間がどこへ行くのか・・・それを探し当てるため、為朝は自らとGPS代わりの白いキラメイストーンを囮にし、充瑠とマブシーナに後を託すことに。為朝の策士っぷりと、それを託される充瑠がまた熱い!
 デジカメ邪面に撮られた人々は、空中のクラウドヒルドンの中に囚われていることが判明。なるほど、デジカメのデータをクラウドに保存するというわけか・・・と納得していたら、デジカメ邪面がまさかのクラウドヒルドンに押しつぶされてノックアウト(笑。

 巨大戦ではランドメイジとスカイメイジに分かれ、最後は武装したランドメイジのローランドレイジングでフィニッシュ!スカイメイジにジェッタがいるため、こういう時はショベロー軍団が武装を担当すると・・・良い作業分担っぷりですね。

 で、当然デジカメ邪面の影響ではないため、デジカメ邪面とクラウドヒルドンを倒しても小夜は元に戻らず。基地内で追いかけっこをしている様子から、転んで頭をぶつけて元に戻るのかと思ったら、これまたまさかのマブシーナ姫の石頭(誇張なし)が鍵になるとは・・・マブシーナも良いキャラしてますね。


 そういえばカメラジゲンも似たような力じゃなかったけかなぁ・・・と思ったところで、また次回。次回は充瑠特訓回で、スモッグジョーキー再び・・・なんですけども、おもちゃ紹介サイトには新たなアイツの姿が・・・しかも発売日は今度の土曜日・・・来週出るのか、はたまた再来週か・・・?
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魔進戦隊キラメイジャー 第5話「ショベローまかりとおる!」

2020-04-05 10:10:26 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第5話「ショベローまかりとおる!」

 ショベローは充瑠に感謝しつつも、キラメイジャーのリーダーは為朝であって欲しいと願っていた。
 そんな時に現れたジョイスティック邪面は、頭部の特殊合金で出来たジョイスティックで対象を操る強敵。一旦は為朝の的確な指示で退けたが、ショベローはこれを機会と見て、地球で新たに発見された3つのキラメイストーンを魔進にして欲しいと、こっそり充瑠に頼んで・・・

感想
 「小夜姉」!?小夜を「小夜姉」って呼ぶの、為朝!?あと「ショベじい」って何!?あと充瑠も「タメくん」って!名前の呼び方に個性があって良いよね・・・

 さて今回はそんなタメくんとショベじいの話。2人はタイプが異なり、為朝もショベローの行動に色々思うところはあるものの、ショベローにかつてひどい別れ方をしてしまった祖父を重ねてしまい、ひどいことが言えない様子。
 そんな時にショベローは、地球で発見されたキラメイストーン(未成熟)の魔進ローランド、キャリー、リフトンを生成。為朝戦隊タメスキジャーを結成・・・しようとしたものの、為朝一人で戦隊が結成できるはずもなく。
 ・・・ところで、「為朝が子供の頃に、おじいちゃんから買ってもらったゲームソフト」がPS2とか3とか、そんな感じのパッケージで割と時代を感じてしまいました(汗。エグゼイドの時も「ワンダースワン」が昔のゲーム扱いでしたからね・・・うん、時代が進めばSwitchとかも昔買ってもらったゲーム扱いになるのでしょう・・・

 そこで為朝は充瑠にもリーダーらしい戦いが出来るところを見せようと一芝居うち、ショベローを納得させたうえでジョイスティック邪面をサラッと撃破。続いて現れたキャッチャーリガニーは、その名の通りクレーンゲーム、というかUFOキャッチャーの能力を有しており、ビルを掴んで投げて大ダメージ、更にキラメイジンをも掴んで投げて、まるで景品のように高架橋の下から出てくキラメイジンに笑ってしまいました(笑。
 そこへ駆けつけたのが新たに生まれた3体の魔進たち。キラメイジンキャリーはシールド装備、キラメイジンローランドはコロコロ&ハンマー攻撃、キラメイジンリフトンはフォーク装備で右手の剣と併せて二刀流・・・とまぁ、まさか今回で3つの魔進の力を一度に披露することになるとは思いもしませんでした。

 
 今回ショベローに為朝が強く出れなかったのは、ショベローが為朝の「リーダーになりたい」という本音に気づいていたからという理由もあるようで。それでもこのまま「自分がリーダーになりたい」という思いを貫き通しては、キラメイジャーの輪を乱しかねませんし、キラメイジンにも合体できず戦闘にも支障が出かねません。かといってショベローを叱りつけて言うことを聞かせるのでは、今度は相棒との連携が乱れてしまいかねない。
 ショベローの気持ちを大事にしつつ、充瑠をリーダーとして認めさせる作戦や的確な判断力も見事でしたが、優しさや気遣いもまた為朝の魅力であると気づかされた回でした。最初の頃は充瑠と為朝の対立構造が描かれるのかと思っていただけに、為朝がこういうキャラクターだったのは結構意外でした。あと良いツッコミ役なので、これからも頑張って欲しいです(笑。

 はしゃぎまくる瀬奈も可愛かったところで、また次回。次回は小夜回。


(4月6日18時33分追記)
 ニュースでご存じの方も多いと思いますので、あの件については今後も触れません。ニュースで目にして、ここで目にしてまた落ち込む・・・というのは避けたいので。
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魔進戦隊キラメイジャー 第4話「亡国のプリンセス」

2020-03-29 10:01:53 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第4話「亡国のプリンセス」」

 ネアンデルタール邪面か、ネアンデルタール人邪面か。瀬奈と為朝がもめている折に、黒いキラメイストーンが出現し、クリスタリアの王室専用列車に変形した。キラメイジャーと魔進たちは列車を食い止めようとするが、最後には列車は自分で止まったように見えた。
 その列車に乗っていたのはマブシーナの叔父「だった」、ヨドン軍にクリスタリアを差し出した裏切り者のガルザだった。ガルザは自分は操られており、今は支配が弱まる瞬間があるという。

 ガルザはオラディン王が生きているというが、為朝は話が上手すぎるのではと警戒。それでもマブシーナは、ガルザに指定された白いキラメイストーンを持ち出してしまい・・・


感想
 現場に急行してから変身じゃなくて、変身し魔進に乗って現場に急行!というのが、何とも秘密基地のある戦隊感あって良いと思う第4話。

 さて今回はクリスタリアの裏切り者・ガルザが洗脳されていた!?というお話。でも「ガルザの作戦の手助けをいたします」というクランチュラの発言で、視聴者にはガルザの話が嘘だということがあっさり判明しました(苦笑。
 とはいえ「オラディン王」=父が生きているかもしれない、というのはマブシーナにとってはあまりにも魅力的すぎる話。マブシーナも最初はガルザを警戒していましたが、父の生存を仄めかされると動かないわけにもいかず。

 それでもまだ一縷の可能性を信じてはみましたが、やはりガルザは洗脳などされておらず、元々鬱積していたオラディン王への怒りや憎しみ、妬みといった感情、そして王よりも上だった魔進を生み出す力をヨドン皇帝に評価されてヨドン軍に加勢したようで。
 ギリギリまでマブシーナを騙そうとしていたガルザですが、オラディン王と響きあったという充瑠が見た夢=現実でガルザが笑っていたことを指摘し、ガルザの目的と本性が明らかに。

 そこからの戦闘は視点がまぁぐるぐるぐるぐる回る回る(笑。視点が目まぐるしく変わることもあって、迫力はかなりのものでしたね。幹部との初戦にしては割と渡り合えていたように感じましたが、ガルザはまだまだ本気ではない模様。
 そこから更に巨大戦へ移行。列車=スモッグジョーキーは恐竜型に変形し、バーンブラッカーなる必殺技も披露。更に邪魔になったキュウセキバスラを瞬殺・・・敵ながらカッコいいですね・・・特に尻尾のチェーンソーが回転してエネルギーチャージ・口から放出とか良いですねぇ・・・
 クリスタリアに恐竜がいたかどうかは定かではありませんが、仮に存在していないのだとすれば、「列車を恐竜に変形させる」という想像力は、さすが「魔進を生み出す力は王より上だった」と自負するだけのことはありますね、ガルザ。

 残念ながらオラディン王は亡くなったことが確定。それでもマブシーナは絶望せず、充瑠たちと共にヨドン軍に立ち向かっていくことを決意。
 そんなマブシーナを地球に送り届けた白いキラメイストーンは、一部をのぞき今も地面に埋まったままの模様。いずれこの白いキラメイストーンも何かしらの魔進に変形したりするんですかね。案外、マブシーナが6人目の戦士になったりするんでしょうか。

 足止めを頑張ったのに味方であるはずのガルザに処刑されたキュウセッキバスラが哀れだったところで、次回は為朝回。
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魔進戦隊キラメイジャー 第3話「マンリキ野郎!御意見無用」

2020-03-22 10:01:27 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第3話「マンリキ野郎!御意見無用」

 時雨がケガを押して撮影に臨んだという話を聴いて「やせ我慢がいいとは限らない」と思う充瑠。そんな折、街には人々の頭を万力で締め付けるマンリキ邪面が出現。彼の動きを見切ったという時雨だったが、隙を突かれて頭に万力をはめつけられてしまう。
 マンリキ邪面のハンドルが無いと外せない万力に苦しむ時雨に「仲間の前ぐらい、やせ我慢しなくたっていいと思うんだ」と充瑠は告げるも、それでも時雨は「このためが良い」と、主役である自分の出番を減らすことで引き立つカッコよさを説いて撮影を続行し・・・


感想
 「アクセル・ポリス8」で「振り切るぜ」・・・「俺に質問するな」とか言います?

 さて今回は時雨回。万力に締め付けられながらもクールでカッコいい映画俳優のまま・・・かと思いきや、実際はやせ我慢をしていただけ。誰も見ていないところでは思いっきり泣きごとを叫んでいました。クールじゃないブルーは過去にもいましたが、「ぱっと見クールだけど、やせ我慢してクールを振舞っているブルー」というのも珍しいですね。

 弱音を吐けないのは弱さはあるかもしれないけれども、それでも兄貴にはとことんかっこつけてもらいたい。そんなジェッタ、そしてやせ我慢してでもカッコつけたい時雨の意思を汲んで、時雨にはかっこつけさせたままで4人でマンリキ邪面のハンドルを奪う作戦を提案。さすがひらめき、想像力の力でキラメイジャーになっただけのことはありますね。為朝も感心する良い作戦でした。
 ここで時雨を逃がしては時雨はカッコ悪く、彼のきらめきも失われてしまいかねません。キラメイジャーは敵を倒すだけでなく、誰かのきらめきも守る戦士なんだなーと。

 4人のキラメイジャー、そして魔進たちの力により危機を脱した後は、マンリキ邪面にハンドルを返したうえでの一騎打ち。これもまた「カッコよさ」なんでしょう。
 そしてマンリキシェルガ相手にランドメイジとスカイメイジ、更に5人と5体の力を合わせて合体キラメイジン出陣!その名にふさわしいキラッキラに輝く姿が暗闇の中で良く映える。加えて爆発も迫力が増しているように感じます。今回はランドメイジ、スカイメイジからの合体だっためにシンプルに感じましたが、最初っから5体で合体するバージョンも早く見たいですね。

 弱さを見せないのが時雨の美学。でも弱さを見せた時、それはまた新しい輝き、強さに繋がるかもしれない。そんな良い話でしたが、最後はインタビューでカッコつけまくった時雨の「変だよね」が散々いじられる羽目に(笑。これも仲良くなる前、時雨が弱さを見せる前だったら、時雨のきらめきを失わせるきっかけにもなりかねないなーと。いじりすぎた結果、不貞腐れてしまうこともあるかもしれませんしね。そうならなかったんのは5人が仲良くなったからこそでしょう。

 時雨回ではありましたが、「ひらめきを現実にして、きらめきに変える」充瑠の良さも描かれていた回でした。為朝とはしばらくギクシャクするのかなーと思っていただけに、思いのほか関係が良好で何よりです。

 サラッと初見で万力の外し方を見抜く瀬奈お嬢様がさすがだったところで、また次回。
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魔進戦隊キラメイジャー 第2話「リーダーの照明」

2020-03-15 10:07:13 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第2話「リーダーの照明」

 レッドキラメイストーンに選ばれた充瑠はキラメイジャーのリーダーに任命されるが、4人のキラキラに圧倒されっぱなしな充瑠。
 そんな時に現れたのはラグビー邪面とベチャットたち。人々を強制的に地獄ラグビーに巻き込み、トライすると爆発するボール爆弾を使用するラグビー邪面は素早く、充瑠は俊足の瀬奈を呼ぶ。だが瀬奈は来れず、その間にラグビー邪面は逃げてしまい・・・

感想
 やっぱり瀬奈お嬢様好き。

 さて今回は充瑠がリーダーに選ばれることに。しかし充瑠に学校があるように、他4人は各ジャンルのエキスパートであり、引っ張りだこ。故に常に5人揃うのは難しいようで。
 今回は瀬奈が駆けつけることが出来ず、充瑠は地球の危機よりもリレーを優先したことを「そんなこと」と言ってしまいましたが、後に反省。「大切なことは貫き通して欲しい」と、後述する代役ンではなく本物の瀬奈にリレーに出てキラキラして欲しいと望んでいました。1人1人が輝くために、互いに支えあうのがキラメイジャー。仮に時雨が撮影で忙しくて戦いに参加できない!なんて状況に陥っても「キラメイジャーは5人揃ってなきゃダメ!」という理論を押し通してしまうと、撮影も戦いも中途半端に終わってしまい、結果時雨のキラキラは無くなってしまうでしょう。
 誰かに言われた言葉ではなく、自分の言葉で瀬奈の背中を押したことで、充瑠は瀬奈から「リーダー」として認められることに。この時の笑顔が素敵でした。為朝も充瑠の考えをなんでもかんでも否定するつもりはなく、彼の言葉にも一理あると感じたようで、合体時は素直に協力してくれていました。

 で、今回活躍した「代役ン」。充瑠がマブシーナの涙が変化したブルーダイヤを元に、手を握った人の代役を務める存在。パーマンのコピーロボット的な存在のようで、5人の誰の代役にもなれる模様。しかもキラメイジャーへの変身も出来るとか、結構優秀な代役ですね・・・「代役ンの両手を別々の人間が握って、両方の代役になってしまった!」なんて話もあるかもしれません。

 そして今回の敵であるラグビー邪面。彼のような「邪面師」が地上で暴れることで闇エナジーが溜まり、ラガーリガニーのような「邪面獣」召喚に繋がると。しかも邪面師が倒されてもヨドン皇帝と「闇の保険」を結んでいれば闇エナジーの2割が補填され、一定程度溜まっていれば邪面師が倒れても邪面獣が召喚されると・・・何て便利な保険なんだ・・・
 ラガーリガニーは「邪面獣」というだけあって、怪獣っぽいフォルムでカッコよく、町中を走り抜ける様は迫力がありました。

 そんなラガーリガニーに対抗するのはランドメイジ!闇の中での戦いが非常に映えますねぇ・・・来週キラメイジンになったら更に輝きを増しそうです。にしても、魔進マッハに顔が収納されているために、魔進マッハが攻撃に転じた時は顔が無くなってしまう、というのはなかなかに斬新でした(笑。
 スカイメイジも人命救助の際にCGで登場。巨大戦以外でも魔進たちの出番があるのは良いですね。

 そんなこんなで次回はキラメイジン出動!&時雨の頭に万力が!・・・3話で万力を頭にはめられるクール系ヒーローとは一体・・・
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魔進戦隊キラメイジャー 第1話「魔進誕生!」

2020-03-08 10:12:34 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第1話「魔進誕生!」

 突如地球に闇をあがめるヨドン軍が出現した。クリスタリア出身のマブシーナ姫は、ヨドン軍と戦う5人目の「キラメイジャー」として、絵を描くのが大好きな学生・熱田充瑠を選出。だが充瑠は4人のキラメイジャーの活躍に見惚れて絵を描くのに夢中になってしまう。

 地球防衛組織CARATの博多南無鈴から次なる指令が届き、4人が巨獣との戦いに臨む一方、充瑠は戦いを遠くから見つめるばかり。しかしその想像力にはマブシーナも目を見張るものがあった。クリスタリアでは現実に無いものを絵に出来るのはオラディン王だけ・・・その言葉に充瑠の想像力は更に輝きを増し、レッドキラメイストーンは魔進ファイヤに、そして自身をキラメイレッドへと変える!

感想
 思ってたよりレッドキラメイストーンでかいっすね・・・

 さて始まりましたキラメイジャー。エピソード0はルパパトVSリュウソウの同時上映とのことですが、そちらは見ていません。とはいえ、今回冒頭でクリスタリアの事情やヨドン軍の大まかな説明はなされていたかなと。
 ヨドン軍における怪人誕生はクランチュラの役目。怪人に地球の文明=蛇口の仮面を被せて地球を侵略することを自ら「いい趣味」と自慢げに仲間のガルザに語っていたクランチュラ。頭についた2つの仮面もインパクト抜群ですが、何といっても本体の口が動くのが怖いですね・・・最近ではあまりこういった感じの怪人は見なかったように思えます。

 そんなヨドン軍に対抗するのがクリスタリアからやってきたマブシーナと各種キラメイストーン、そして地球防衛組織CARATの博多南無鈴とキラメイジャー。CARATの基地は何と街のど真ん中。ウルトラマンタロウのZAT基地を思い出しますね・・・
 また、ここ最近は誰かの家が本拠地というのが多かったですし、防衛組織らしい防衛組織というのも無かったので、何だか久々な感じがします。パトレンは基地や防衛組織っていうのとはまたちょっと違う気がする。となればキュウレンジャー以来かな?

 既にキラメンタル=魅力や輝く精神の持ち主として活躍していた4人のキラメイジャー。キラメイブルーはイケメンアクション俳優の押切時雨、ピンクは美しすぎる女医・大治小夜、グリーンは女子陸上界の彗星・速見瀬奈、イエローはeスポーツ界で名を馳せる射水為朝。個人的には瀬奈お嬢様がめっちゃいい声してたので注目です。
 1話では何だかんだで充瑠の想像力に救われた4人ですが、次回は充瑠がリーダーになることで瀬奈と為朝が反発する模様。そんな3人の魔進が合体する、という流れが熱そうなので注目です。

 一方その4人に次ぐ5人目として選ばれたのは熱田充瑠。レッドキラメイストーンやマブシーナも注目していた人物でしたが、最初はその魅力がはっきりとせず。しかし彼の魅力は「神絵師」としての実力と想像力にあることが判明。クリスタリアにも「神絵師」って発想があるのか・・・いや、オラディン王しか「現実にないものを描く」ことが出来ないのであれば、「神絵師」という反応もおかしくないか・・・

 魔進マッカ(仮)を魔進ファイヤへと変えた後は、小夜は医者だから魔進ヘリコ、時雨は切れ者だから魔進ジェッタ、瀬奈は足が速いから魔進マッハ、黄色い乗り物と言えばショベルカーだから魔進ショベロー・・・本編で本人も突っ込んでましたが、魔進ショベローだけ為朝の要素盛り込んでなくて笑ってしまいました(笑。ただこの展開、充瑠が為朝のことだけを知らなかったことからすると、至極当然なんですよね。本人のことをよく知らないのにそこからイメージするのは難しいでしょうし。
 また、この時サラッとみんなのことを呼び捨てで呼んでいました。テンションが上がってついそうなったのかどうかは知りませんが、名前の呼び方にも注目かなーと。

 加えてガルザが地球人に魔進が生み出せたことに疑問を覚えていた様子からすると、クリスタリアではオラディン王の発想から魔進が生み出されていた感じですかね?


 巨大戦では合体こそしませんでしたが、各魔進の魅力を存分に発揮!最近では1話から合体が多かったように思うので、こうして個別の活躍を見せてくれるのはとても嬉しいです。

 説明がやや駆け足のようにも感じましたが、ともあれ全体的には楽しめたキラメイジャー第1話。EDも良い感じでしたし、次回以降も楽しみです。
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