飛鳥への旅

飛鳥万葉を軸に、
古代から近代へと時空を越えた旅をします。
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2005年04月05日 | リンクメニュー
 万葉集(巻別)卷1-10 リンクメニュー へ  万葉集アルバムを巻別に並べました(卷10まで)

 万葉集(巻別)卷11-20 リンクメニュー へ  万葉集アルバムを巻別に並べました(卷11以降)

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 万葉歌碑(東日本地域別) リンクメニュー へ 万葉アルバムを万葉歌碑の設置地域別に並べました

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 万葉歌碑マップ探訪 リンクメニュー へ 万葉歌碑が多く観られる場所を訪ねました

 思い出の大和路探訪 リンクメニュー へ 大阪転勤時代の大和路探訪を追体験しました

 中将姫伝説を訪ねて リンクメニュー へ 奈良当麻寺から発し広く伝播された伝説を訪ねました

 死者の書の旅 リンクメニュー へ 折口信夫「死者の書」に旅の写真を添えました

 絵と語りの芸能 リンクメニュー へ 絵に語りを伴う民衆に溶け込んだ芸能の魅力を探ります

===== 万葉集(巻別)卷1-10リンクメニュー=====

2005年04月04日 | リンクメニュー
 「万葉アルバム」は大半が自前の写真です。
 1980年代後半の大阪転勤時のものから、その後の関西旅行、それに地元関東が主な写真です。
 万葉集の巻別に並べてみました。

  万葉集(巻別)卷1-10 
   巻第1
         0001   籠もよみ籠持ちふ串もよみふ串持ち  雄略天皇
         0002   大和には群山あれどとりよろふ    舒明天皇
         0013   香具山は畝火を愛しと耳梨と     天智天皇
         0017   味酒三輪の山あをによし奈良の山の  額田王
         0018   三輪山をしかも隠すか雲だにも    額田王  (No.2)  (No.3)
         0020   茜さす紫野行き標野行き       額田王  (No.2)  (No.3)
         0021   紫草のにほへる妹を憎くあらば    天武天皇  (No.2)
         0027   よき人のよしとよく見てよしと言ひし  天武天皇
         0028   春過ぎて夏来るらし白栲の      持統天皇  (No.2)
         0037   見れど飽かぬ吉野の河の常滑の    柿本人麻呂
         0038   八隅ししわご大君かむながら     柿本人麻呂
         0045   やすみししわが大君高照らす日の皇子 柿本人麻呂
         0046   阿騎の野に宿る旅人うちなびき    柿本人麻呂
         0048   東の野に炎の立つ見えて       柿本人麻呂  (No.2)
         0049   日並の皇子の命の馬並めて      柿本人麻呂
         0051   采女の袖吹きかへす明日香風     志貴皇子
         0054   巨勢山のつらつら椿つらつらに    坂門人足
         0064   葦辺行く鴨の羽がひに霜降りて    志貴皇子
         0069   草枕旅行く君と知らませば      清江娘子
         0078   飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば  持統天皇  (No.2)  (No.3)
   巻第2
         0089   居明かして君をば待たむぬばたまの  磐姫皇后
         0090   君が行き日長くなりぬ山たづの    衣通王
         0092   秋山の木の下隠り行く水の      鏡王女
         0095   吾はもや安見児得たり皆人の     藤原鎌足
         0096   みこも刈る信濃の真弓我が引かば   久米禅師
         0097   みこも刈る信濃の真弓引かずして   石川郎女
         0103   我が里に大雪降れり大原の      天武天皇
         0104   我が岡の龗に言ひて降らしめし    藤原夫人
         0107   あしひきの山のしづくに妹待つと   大津皇子  (No.2)

         0108   吾を待つと君が濡れけむあしひきの  石川郎女  (No.2)
         0111   いにしへに恋ふる鳥かも弓弦葉の   弓削皇子
         0112   いにしへに恋ふらむ鳥はほととぎす  額田王
         0133   ささの葉はみ山もさやにさやげども  柿本人麻呂
         0141   岩代の浜松が枝を引き結び      有間皇子
         0157   三輪山の山辺真麻木綿短木綿     高市皇子
         0158   山振の立ちよそひたる山清水     高市皇子  (No.2)
         0165   うつそみの人なる我や明日よりは   大伯皇女
         0166   磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど  大伯皇女
         0172   島の宮上の池なる放ち鳥       草壁皇子の舎人
         0185   水伝ふ磯の浦廻の岩つつじ      作者未詳
         0197   明日香川しがらみ渡し塞かませば   柿本人麻呂  (No.2)
         0200   ひさかたの天知らしぬる君ゆゑに   柿本人麻呂  (No.2)
         0202   哭沢の神社に神酒据ゑ祈れども    檜隈女王
         0207   天飛ぶや軽の路は我妹子が里にしあれば 柿本人麻呂
         0208   秋山のもみぢを茂み迷ゐぬる     柿本人麻呂  (No.2)
         0210   うつせみと思ひし時に取り持ちて   柿本人麻呂
         0212   衾道を引手の山に妹を置きて     柿本人麻呂
         0231   高円の野辺の秋萩いたづらに     笠金村  (No.2)
         0267   むささびは木末求むとあしひきの    志貴皇子
   巻第3
         0235   大君は神にしませば天雲の      柿本人麻呂
         0255   天離る夷の長道ゆ恋ひ来れば     柿本人麻呂
         0264   もののふの八十宇治川の網代木に   柿本人麻呂
         0282   つのさはふ磐余も過ぎず泊瀬山    春日老
         0316   昔見し象の小川を今見れば      大伴旅人
         0324   三諸の神奈備山に五百枝さし繁に生いたる 笠金村
         0325   明日香川川淀さらず立つ霧の     笠金村
         0330   藤波の花は盛りになりにけり     大伴四綱
         0334   忘れ草我が紐に付く香具山の     大伴旅人
         0335   わが行きは久にはあらじ夢のわだ   大伴旅人
         0356   今日もかも明日香の川の夕さらず   上古麻呂
         0378   いにしえの古き堤は年深み      山部赤人  (No.2)
         0382   鶏が鳴く東の国に高山は       丹比真人国人
         0383   筑波嶺を外のみ見つつありかねて   丹比真人国人
         0390   軽の池の浦廻行き廻る鴨すらに   紀皇女
         0415   家ならば妹が手まかむ草枕     聖徳太子
         0416   ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を   大津皇子
         0426   草枕旅の宿りに誰が夫か       柿本人麻呂
         0433   葛飾の真間の入江にうち靡く    山部赤人
         0447   鞆の浦の磯のむろの木見むごとに  大伴旅人
   巻第4
         0496   み熊野の浦の浜木綿百重なす    柿本人麻呂
         0501   未通女らが袖布留山の瑞垣の    柿本人麻呂
         0513   大原のこの市柴のいつしかと    志貴皇子
         0521   庭に立つ麻手刈り干し布(ぬの)さらす 常陸娘子  (No.2)
         0709   夕闇は道たづたづし月待ちて    豊前国の娘子、大宅女
         0712   味酒を三輪の祝がいはふ杉     丹波大女娘子
         0760   うち渡す竹田の原に鳴く鶴の    大伴坂上郎女
   巻第5
         0798   妹が見し楝の花は散りぬべし     山上憶良
         0800   父母を見れば尊し妻め子見れば    山上憶良
         0801   ひさかたの天路は遠しなほなほに   山上憶良
         0802   瓜食めば子ども思ほゆ       山上憶良  (No.2)
         0803   銀も金も玉も何せむに         山上憶良  (No.2)  (No.3)  (No.4)
         0816   梅の花今咲ける如散り過ぎず    小野老
         0822   わが園に梅の花散るひさかたの   大伴旅人
         0865   君を待つ松浦の浦の娘子らは     山上憶良
   巻第6
         0917   やすみししわご大君の常営と     山部赤人
         0918   奥つ島荒磯の玉藻潮干満ち      山部赤人
         0919   若の浦に潮満ち来れば潟をなみ    山部赤人  (No.2)
         0922   皆人の命も我れもみ吉野の       笠金村
         0924   み吉野の象山の際の木末には     山部赤人
         0925   ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる   山部赤人
         0947   須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか   山部赤人
         0992   故郷の明日香はあれど青丹よし    大伴坂上郎女  (No.2)
         1018   白珠は人に知らえず知らずともよし    元興寺の僧
   巻第7
         1087   穴師川川波立ちぬ巻向の       柿本人麿歌集
         1088   あしひきの山川の瀬の響なへに    柿本人麿歌集
         1093   みもろのその山なみに子らが手を   柿本人麿
         1094   わが衣色に染めなむうまさけ   柿本人麿
         1099   片岡のこの向つ峰に椎蒔かば     作者未詳
         1101   ぬばたまの夜さり来れば巻向の    柿本人麿歌集
         1109   さ桧隈桧隈川の瀬を速み       作者未詳
         1112   羽根かずら今する妹をうら若み    作者未詳
         1118   いにしへにありけむ人も吾が如か   柿本人麻呂歌集
         1123   佐保川の清き河原に鳴く千鳥     作者未詳
         1135   宇治川は淀瀬無からし網代人     作者未詳
         1194   紀伊国の雑賀の浦に出で見れば    藤原卿
         1212   足代過ぎて糸鹿の山の桜花      作者未詳
         1213   名草山に言にしありけり我が恋ふる  作者未詳  (No.2)
         1215   玉津島よく見ていませあをによし   作者未詳
         1217   玉津島見てし良けくも我はなし    作者未詳
         1219   若の浦に白波立ちて沖つ風      藤原卿
         1222   玉津島見れども飽かずいかにして   作者未詳
         1269   巻向の山辺響みて行く水の      柿本人麻呂
         1295   春日なる三笠の山に月の舟出づ    作者未詳
         1330   南淵の細川山に立つ檀        作者未詳
         1335   思ひあまりいたもすべなみ玉だすき  作者未詳
         1353   石上布留の早稲田を秀でずとも    作者未詳
         1357   たらちねの母がその業る桑すらに   作者未詳
         1366   明日香川七瀬の淀に住む鳥も     作者未詳
         1369   天雲に近く光りて鳴る神の      作者未詳
         1380   明日香川瀬々に玉藻は生ひたれど   作者未詳
   巻第8
         1418   石ばしる垂水の上のさ蕨の      志貴皇子  (No.2)
         1424   春の野にすみれ採みにと来しわれぞ  山部赤人
         1431   百済野の萩の古枝に春待つと     山部赤人
         1448   我がやどの蒔きしなでしこいつしかも 大伴家持
         1500   夏の野の繁みに咲ける姫百合の    大伴坂上郎女
         1512   經もなく緯も定めずをとめらが    大津皇子
         1517   味酒三輪のはふりの山照らす     長屋王
         1537   秋の野に咲きたる花を指折り     山上憶良
         1538   萩の花尾花葛花なでしこの花     山上憶良  (No.2)
         1549   射目立てて跡見の岳辺のなでしこの花 紀朝臣鹿人
         1560   妹が目を跡見の崎の秋萩は      大伴坂上郎女
         1593   こもりくの泊瀬の山は色づきぬ     大伴坂上郎女  (No.2)
         1616   朝ごとに我が見るやどのなでしこの  笠郎女
         1619   玉桙の道は遠けどはしきやし     大伴家持
         1623   我がやどにもみつかへるて見るごとに 大伴田村大嬢
         1636   大口の真神の原に降る雪は      舎人娘子
         1658   わが背子と二人見ませば幾許か    光明皇后

   巻第9
         1704   ふさ手折り多武の山霧繁みかも    柿本人麻呂歌集
         1707   山城の久世の鷺坂神代より      作者未詳
         1709   御食向ふ南淵山の巌には       柿本人麻呂
         1712   天の原雲なき宵にぬばたまの     作者未詳
         1738   しなが鳥 安房に継ぎたる梓弓    高橋虫麻呂
         1744   埼玉の小埼の沼に鴨そ翼霧る     高橋虫麻呂  (No.2)
         1754   衣手常陸の国の二並ぶ        高橋虫麻呂
         1757   草枕旅の憂いを慰もる         高橋虫麻呂  (No.2)  (No.3)
         1758   筑波嶺の裾廻の田居に秋田刈る    高橋虫麻呂  (No.2)
         1808   勝鹿の真間の井を見れば立ち平し   高橋虫麻呂  (No.2)

   巻第10
         1812   ひさかたの天の香具山この夕     柿本人麻呂
         1814   いにしへの人の植ゑけむ杉が枝に   柿本人麻呂
         1816   玉かぎる夕さり来ればさつ人の    柿本人麻呂歌集
         1821   春霞流るるなへに青柳の       作者未詳
         1825   紫の根延ふ横野の春野には      作者未詳
         1847   浅緑染め懸けたりと見るまでに    作者未詳
         1864   あしひきの山の間照らす桜花     柿本人麻呂歌集
         1879   春日野に煙立つ見ゆをとめらし    作者未詳
         1895   春さればまづさきくさの幸きくあらば  柿本人麻呂歌集
         1927   石上布留の神杉神びにし       作者未詳
         1942   ほととぎす鳴く声聞くや卯の花の   作者未詳
         1966   風に散る花橘を袖に受けて      作者未詳
         1985   ま葛延ふ夏野の繁くかく恋ひば    作者未詳
         2115   手に取れば袖さへにほふをみなへし  作者未詳
         2177   春は萌え夏は緑に紅の        作者未詳
         2185   大坂を我が越え来れば二上に     作者未詳
         2231   萩の花咲きたる野辺にひぐらしの   作者未詳
         2244   住吉の岸を田に墾り蒔きし稲     作者未詳
         2270   道の辺の尾花が下の思ひ草      作者未詳
         2289   藤原の古りにし里の秋萩は      作者未詳
         2314   巻向の檜原もいまだ雲居ねば     柿本人麻呂

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2005年04月03日 | リンクメニュー
 「万葉アルバム」は大半が自前の写真です。
 1980年代後半の大阪転勤時のものから、その後の関西旅行、それに地元関東が主な写真です。
 万葉集の巻別に並べてみました。

  万葉集(巻別)卷11-20 
   巻第11
         2453   春柳葛城山に立つ雲の        柿本人麻呂歌集
         2480   道の辺のいちしの花のいちしろく   柿本人麻呂歌集
         2550   立ちて思ひ居てもぞ思ふ紅の     作者未詳
         2656   天飛ぶや軽の社の斎ひ槻       作者未詳
         2701   明日香川明日も渡らむ石橋の     作者未詳  (No.2)
   巻第12
         2997   石上布留の高橋高々に        作者未詳
         3013   我妹子や我を忘らすな石上      作者未詳
         3025   石走る垂水の水のはしきやし     作者未詳
         3087   ま菅よし宗我の川原に鳴く千鳥    作者未詳
         3100   思はぬを思ふといはば真鳥住む    作者未詳
         3101   紫は灰さすものぞ海石榴市の     作者未詳
         3102   たらちねの母が呼ぶ名を申さねど    作者未詳
         3168   衣手の真若の浦の真砂子地      作者未詳
         3175   若の浦に袖さへ濡れて忘れ貝      作者未詳
         3193   玉かつま島熊山の夕暮れに       鏡王女
   巻第13
         3222   みもろは人の守る山           作者未詳
         3245   天橋も長くもがも高山も高くもがも   作者未詳
         3267   明日香川瀬々の玉藻のうち靡き     作者未詳
         3236   そらみつ倭の国あをによし       作者未詳
         3249   磯城島の大和の国に人ふたりり       作者未詳
         3295   うちひさつ三宅の原ゆ直土に      作者未詳
         3296   そらみつ倭の国あをによし       作者未詳
         3314   つぎねふ山城路を他夫の        作者未詳
         3317   馬買はば妹かちならむよしゑやし    作者未詳
   巻第14
         3350   筑波嶺の新桑繭の衣はあれど       東歌  (No.2)  (No.3)
         3351   筑波嶺に雪かも降らる否をかも      東歌  (No.2)
         3368   足柄の土肥の河内に出づる湯の      東歌
         3371   足柄の御坂畏み曇り夜の         東歌
         3373   多摩川に曝す手作りさらさらに      東歌  (No.2)  (No.3)  (No.4)
         3374   武蔵野に占へ肩灼きまさてにも    作者未詳
         3376   恋しけは袖も振らむを武蔵野の      東歌
         3377   武蔵野の草は諸向きかもかくも      東歌
         3380   埼玉の津に居る船の風をいたみ    作者未詳  (No.2)
         3382   馬来田の嶺ろの笹葉の露霜の     作者未詳
         3383   馬来田の嶺ろに隠り居かくだにも   作者未詳
         3386   鳰鳥の葛飾早稲を饗すとも      作者未詳  (No.2)  (No.3)
         3387   足の音せず行かむ駒もが葛飾の    作者未詳
         3389   妹が門いや遠そきぬ筑波山      東歌
         3391   筑波嶺にそがひに見ゆる葦穂山    作者未詳
         3392   筑波嶺の岩もとどろに落つる水    作者未詳
         3393   筑波嶺のをてもこのもに守部据ゑ   作者未詳
         3395   小筑波の嶺ろに月立し間夜は     作者未詳
         3398   人皆の言は絶ゆとも埴科の      作者未詳  (No.2)
         3399   信濃路は今の墾り道刈りばねに    作者未詳  (No.2)
         3400   信濃なる千曲の川の細石も      作者未詳  (No.2)
         3401   中麻奈に浮き居る舟の漕ぎ出なば   作者未詳
         3402   中麻奈に浮き居る舟の漕ぎ出なば   作者未詳
         3403   日の暮れに碓氷の山を越ゆる日は   作者未詳
         3406   上毛野佐野の茎立折りはやし     作者未詳
         3409   伊香保ろに天雲い継ぎかぬまづく   作者未詳
         3410   伊香保ろの岨の榛原ねもころに    作者未詳
         3411   多胡の嶺に寄綱延へて寄すれども   作者未詳
         3413   利根川の川瀬も知らず直渡り     作者未詳  (No.2)
         3414   伊香保ろの夜左可の井手に立つ虹の  作者未詳  (No.2)  (No.3)
         3415   上毛野伊香保の沼に植ゑ小水葱    作者未詳
         3416   上毛野可保夜が沼の伊波為蔓     作者未詳
         3417   上毛野伊奈良の沼の大藺草      作者未詳  (No.2)
         3419   い香保せよなかなかしけに思ひどろ  作者未詳
         3421   伊香保嶺に雷な鳴りそねわが上には  作者未詳  (No.2)
         3422   伊香保風吹く日吹かぬ日ありといえど 作者未詳  (No.2)
         3423   上毛野伊香保の嶺ろに降ろ雪の    作者未詳
         3424   下毛野みかもの山の小楢如す     作者未詳
         3435   伊香保ろの岨の榛原吾が衣に     作者未詳
         3459   稲搗けば皹る我が手を今夜もか    作者未詳
         3473   佐野山に打つや斧音の遠かども    作者未詳
         3478   遠しとふ 故奈の白峰にあほ時も   作者未詳
         3496   橘の古婆の放髪が思ふなむ      作者未詳
         3531   妹をこそあひ見に来しか眉引の    作者未詳
         3545   あすか河 塞くと知りせばあまた夜も 作者未詳
         3555   麻久良我の許我の渡りの韓楫の    作者未詳
         3558   逢はずして行かば惜しけむ麻久良我の 作者未詳
   巻第15
         3602   あをによし奈良の都にたなびける     遣新羅使
         3681   帰り来て見むと思ひし我がやどの     秦田麻呂
   巻第16
         3786   春さらば挿頭にせむと我が思ひし     作者未詳
         3788   耳成の池し恨めし我妹子が      作者未詳
         3822   橘の寺の長屋に我が率寝し        作者未詳
         3824   さし鍋に湯沸かせ子ども櫟津の      長忌寸意吉麻呂
         3829   醤酢に蒜搗き合てて鯛願う        長忌寸意吉麻呂
         3850   世間の繁き仮廬に住み住みて       作者未詳
   巻第17
         3954   馬 並めていざ打ち行かな渋谿の     大伴家持
         3974   山吹は日に日に咲きぬうるはしと    大伴池主
         3987   玉くしげニ上山に鳴く鳥の        大伴家持
   巻第18
         4074   桜花今ぞ盛りと人は言へど      大伴池主
         4094   海行かば水漬く屍山行かば草むす屍  大伴家持
         4109   紅はうつろふものぞ橡の       大伴家持
   巻第19
         4139   春の苑紅にほふ桃の花        大伴家持  (No.2)
         4140   わが園の李の花か庭に降る      大伴家持
         4143   もののふの八十少女らが汲みまがふ  大伴家持
         4150   朝床に聞けば遥けし射水川      大伴家持
         4159   磯の上の都万麻を見れば根を延へて  大伴家持
         4204   我が背子が捧げて持てるほほがしは  僧恵行
         4243   住吉に斎く祝が神言と        多治比真人土
         4260   大君は神にしませば赤駒の      大伴御行
         4290   春の野に霞たなびきうら悲し     大伴家持
         4291   我がやどのいささ群竹吹く風の    大伴家持
   巻第20
         4301   印南野の赤ら柏は時あれど      安宿王
         4314   八千種に草木を植ゑて時ごとに    大伴家持
         4351   旅衣八重着重ねて寝ぬれども     防人の歌
         4354   立ち鴨の立ちの騒きに相見てし    防人の歌
         4367   我が面の忘れもしだは筑波嶺を    占部子龍
         4369   筑波嶺のさ百合の花の夜床にも    防人の歌  (No.2)  (No.3)  (No.4)
         4370   あられ降り鹿島の神を祈りつつ    防人の歌
         4371   橘の下吹く風のかぐはしき      防人の歌
         4375   松の木の並みたる見れば家人の    防人の歌
         4385   行こ先に波なとゑらひ後方には    防人の歌
         4387   千葉の野の児手柏のほほまれど    大田部足人
         4389   潮船の舳越そ白波にはしくも     丈部直大麻呂
         4401   唐衣裾に取り付き泣く子らを     他田舎人大島  (No.2)
         4402   ちはやふる神の御坂に幣奉り     防人の歌  (No.2)
         4417   赤駒を山野に放し捕りかにて     防人の歌  (No.2)  (No.3)  (No.4)
         4423   足柄の御坂に立して袖振らば     防人の歌  (No.2)
         4424   色深く背なが衣は染めましを     防人の歌
         4448   あじさいの八重咲くごとく八つ代にを 橘諸兄  (No.2)
         4487   いざ子ども狂業なせそ天地の     藤原仲麻呂

===== 万葉集(歌人別) リンクメニュー =====

2005年04月02日 | リンクメニュー
 万葉アルバムを主な歌人に絞り並べてみました。歌人による特徴が良くわかります。

  万葉集(歌人別)  

   天智天皇 (626~671)
         巻01-0013   香具山は畝火を愛しと耳梨と

   天武天皇 (631~686)
         巻01-0021   紫草のにほへる妹を憎くあらば  (No.2)
         巻01-0027   よき人のよしとよく見てよしと言ひし
         巻02-0103   我が里に大雪降れり大原の

   額田王 (631?~715?)
         巻01-0017   味酒三輪の山あをによし奈良の山の
         巻01-0018   三輪山をしかも隠すか雲だにも  (No.2)  (No.3)
         巻01-0020   茜さす紫野行き標野行き  (No.2)  (No.3)
         巻02-0112   いにしへに恋ふらむ鳥はほととぎす

   鏡王女 (637?~683?)
         巻02-0092   秋山の木の下隠り行く水の
         巻12-3193   玉かつま島熊山の夕暮れに

   有間皇子 (640~658)
         巻02-0141   岩代の浜松が枝を引き結び

   持統天皇 (645~702)
         巻01-0028   春過ぎて夏来るらし白栲の  (No.2)
         巻01-0078   飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば

   柿本人麻呂 (646?~708?)
         巻01-0036   見れど飽かぬ吉野の河の常滑の
         巻01-0038   八隅ししわご大君かむながら
         巻01-0045   やすみししわが大君高照らす日の皇子
         巻01-0046   阿騎の野に宿る旅人うちなびき
         巻01-0048   東の野に炎の立つ見えて  (No.2)
         巻01-0049   日並の皇子の命の馬並めて
         巻02-0133   ささの葉はみ山もさやにさやげども
         巻02-0197   明日香川しがらみ渡し塞かませば  (No.2)
         巻02-0200   ひさかたの天知らしぬる君ゆゑに  (No.2)
         巻02-0207   天飛ぶや軽の路は我妹子が里にしあれば
         巻02-0208   秋山のもみぢを茂み迷ゐぬる  (No.2)
         巻02-0210   うつせみと思ひし時に取り持ちてわが二人見し
         巻02-0212   衾道を引手の山に妹を置きて
         巻03-0235   大君は神にしませば天雲の
         巻03-0255   天離る夷の長道ゆ恋ひ来れば
         巻03-0264   もののふの八十宇治川の網代木に
         巻03-0426   草枕旅の宿りに誰が夫か
         巻04-0496   み熊野の浦の浜木綿百重なす
         巻04-0501   未通女らが袖布留山の瑞垣の
         巻07-1093   みもろのその山なみに子らが手を
         巻07-1094   わが衣色に染めなむうまさけ
         巻07-1269   巻向の山辺響みて行く水の
         巻09-1709   御食向ふ南淵山の巌には
         巻10-1812   ひさかたの天の香具山この夕
         巻10-1814   いにしへの人の植ゑけむ杉が枝に
         巻10-2314   巻向の檜原もいまだ雲居ねば

   山上憶良 (660~733?)
         巻05-0798   妹が見し楝の花は散りぬべし
         巻05-0800   父母を見れば尊し妻子見れば
         巻05-0801   ひさかたの天路は遠しなほなほに
         巻05-0802   瓜食めば子ども思ほゆ  (No.2)
         巻05-0803   銀も金も玉も何せむに  (No.2)  (No.3)(No.4)
         巻05-0865   君を待つ松浦の浦の娘子らは
         巻08-1537   秋の野に咲きたる花を指折り
         巻08-1538   萩の花尾花葛花なでしこの花  (No.2)

   元明天皇 (661~721)
         巻01-0078   飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば  (No.2)

   大伯皇女 (661~701)
         巻02-0165   うつそみの人なる我や明日よりは
         巻02-0166   磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど 

   大津皇子 (663~686)
         巻02-0107   あしひきの山のしづくに妹待つと  (No.2)
         巻03-0416   ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を
         巻08-1512   經もなく緯も定めずをとめらが

   大伴旅人 (665~731)
         巻03-0316   昔見し象の小川を今見れば
         巻03-0334   忘れ草我が紐に付く香具山の
         巻03-0335   わが行きは久にはあらじ夢のわだ
         巻03-0447   鞆の浦の磯のむろの木見むごとに
         巻05-0822   わが園に梅の花散るひさかたの

   志貴皇子 (672?~716?)
         巻01-0051   采女の袖吹きかへす明日香風
         巻01-0064   葦辺行く鴨の羽がひに霜降りて
         巻02-0267   むささびは木末求むとあしひきの
         巻04-0513   大原のこの市柴のいつしかと
         巻08-1418   石ばしる垂水の上のさ蕨の  (No.2)

   湯原王 (?~?)

   但馬皇女 (675~708)

   元正天皇 (680~748)

   大伴坂上郎女 (698?~758?)
         巻04-0760   うち渡す竹田の原に鳴く鶴の
         巻06-0992   故郷の明日香はあれど青丹よし  (No.2)
         巻08-1500   夏の野の繁みに咲ける姫百合の
         巻08-1560   妹が目を跡見の崎の秋萩は
         巻08-1593   こもりくの泊瀬の山は色づきぬ  (No.2)

   大伴家持 (717?~785?)
         巻08-1448   我がやどの蒔きしなでしこいつしかも
         巻08-1619   玉桙の道は遠けどはしきやし
         巻17-3954   馬並めていざ打ち行かな渋谿の
         巻17-3987   玉くしげニ上山に鳴く鳥の
         巻18-4094   海行かば水漬く屍山行かば草むす屍
         巻18-4109   紅はうつろふものぞ橡の
         巻19-4139   春の苑紅にほふ桃の花
         巻19-4140   わが園の李の花か庭に降る
         巻19-4143   もののふの八十少女らが汲みまがふ
         巻19-4150   朝床に聞けば遥けし射水川
         巻19-4159   磯の上の都万麻を見れば根を延へて
         巻19-4290   春の野に霞たなびきうら悲し
         巻19-4291   我がやどのいささ群竹吹く風の
         巻20-4314   八千種に草木を植ゑて時ごとに

   狭野弟上娘子 (719~751)

   高市黒人 (?~689?~702?)

   高橋虫麻呂 (?~719~?)
         巻09-1738   しなが鳥安房に継ぎたる梓弓
         巻09-1744   埼玉の小埼の沼に鴨そ翼霧る  (No.2)
         巻09-1753   衣手常陸の国の二並ぶ筑波の山を
         巻09-1754   今日の日にいかにかしかむ筑波嶺に
         巻09-1757   草枕旅の憂いを慰もる  (No.2)
         巻09-1758   筑波嶺の裾廻の田居に秋田刈る
         巻09-1808   勝鹿の真間の井を見れば立ち平し  (No.2)

   山部赤人 (?~736~?)
         巻03-0378   いにしえの古き堤は年深み
         巻03-0433   葛飾の真間の入江にうち靡く
         巻06-0917   やすみししわご大君の常営と
         巻06-0918   奥つ島荒磯の玉藻潮干満ち
         巻06-0919   若の浦に潮満ち来れば潟をなみ  (No.2)
         巻06-0924   み吉野の象山の際の木末には
         巻06-0925   ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる
         巻06-0947   須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか
         巻08-1424   春の野にすみれ採みにと来しわれぞ
         巻08-1431   百済野の萩の古枝に春待つと

   笠金村 (?~715~?)
         巻02-0231   高円の野辺の秋萩いたづらに  (No.2)
         巻03-0324   三諸の神奈備山に五百枝さし繁に生いたる 
         巻03-0325   明日香川川淀さらず立つ霧の
         巻06-0922   皆人の命も我れもみ吉野の

   笠郎女 (?~?)
         巻08-1616   朝ごとに我が見るやどのなでしこの

   石川郎女 (?~?)
         巻01-0097   みこも刈る信濃の真弓引かずして
         巻02-0108   吾を待つと君が濡れけむあしひきの  (No.2)



中将姫伝説を訪ねて リンクメニュー

2005年04月01日 | リンクメニュー
 中将姫伝説は、当麻曼荼羅に深くかかわり、中世以降宗教・説話・絵巻・お伽草子・歌舞伎さらに近世・明治へ文芸・娯楽分野に係わってきました。
 私は日本の文化に横断的に広がるこの伝説に深く興味をもち、探求してきました。

  中将姫伝説を訪ねて 
         中将姫伝説を訪ねて1:誕生寺(奈良市三棟町)
         中将姫伝説を訪ねて2:高林寺(奈良市井上町)
         中将姫伝説を訪ねて3:徳融寺(奈良市鳴川町)
         中将姫伝説を訪ねて4:安養寺(奈良市鳴川町)
         中将姫伝説を訪ねて5:奈良町に中将姫伝説が数多く見られる理由は?
         中将姫伝説を訪ねて6:青蓮寺(奈良県宇陀市)
         中将姫伝説を訪ねて7:得生寺(和歌山県有田市)
         中将姫伝説を訪ねて8:当麻寺 中之坊(奈良県葛城市)
         中将姫伝説を訪ねて9:石光寺(奈良県葛城市)
         中将姫伝説を訪ねて10:当麻寺(奈良県葛城市)
         中将姫伝説を訪ねて11:何故、中将姫往生の地が当麻なのか?
         中将姫伝説の広がり1:和歌山県橋本市恋野
         中将姫伝説の広がり2:岐阜県岐阜市大洞 願成寺
         中将姫伝説の広がり3:神奈川県藤沢市
         中将姫伝説の広がり4:神奈川県鎌倉市光明寺
         中将姫説話コレクション1:「中将姫草子・上巻」(絵巻)
         中将姫説話コレクション2:「中将姫草子・下巻」(絵巻)
         中将姫説話コレクション3:「当麻曼荼羅捜玄疏図本」
         中将姫説話コレクション4:「中将姫一代記」上巻(読本)
         中将姫説話コレクション5:「中将姫一代記」下巻(読本)
         中将姫説話コレクション6:「菱川師宣美人絵」(一部)
         中将姫説話コレクション7:明治期以降
         中将姫説話コレクション8:現代のもの
         中将姫説話コレクション9:評論 その他
         中将姫説話 インターネットの世界:明治の錦絵
         中将姫説話 インターネットの世界:電子化された和古書