万葉アルバムを主な歌人に絞り並べてみました。歌人による特徴が良くわかります。
万葉集(歌人別)
天智天皇 (626~671)
巻01-0013 香具山は畝火を愛しと耳梨と
天武天皇 (631~686)
巻01-0021 紫草のにほへる妹を憎くあらば (No.2)
巻01-0027 よき人のよしとよく見てよしと言ひし
巻02-0103 我が里に大雪降れり大原の
額田王 (631?~715?)
巻01-0017 味酒三輪の山あをによし奈良の山の
巻01-0018 三輪山をしかも隠すか雲だにも (No.2) (No.3)
巻01-0020 茜さす紫野行き標野行き (No.2) (No.3)
巻02-0112 いにしへに恋ふらむ鳥はほととぎす
鏡王女 (637?~683?)
巻02-0092 秋山の木の下隠り行く水の
巻12-3193 玉かつま島熊山の夕暮れに
有間皇子 (640~658)
巻02-0141 岩代の浜松が枝を引き結び
持統天皇 (645~702)
巻01-0028 春過ぎて夏来るらし白栲の (No.2)
巻01-0078 飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば
柿本人麻呂 (646?~708?)
巻01-0036 見れど飽かぬ吉野の河の常滑の
巻01-0038 八隅ししわご大君かむながら
巻01-0045 やすみししわが大君高照らす日の皇子
巻01-0046 阿騎の野に宿る旅人うちなびき
巻01-0048 東の野に炎の立つ見えて (No.2)
巻01-0049 日並の皇子の命の馬並めて
巻02-0133 ささの葉はみ山もさやにさやげども
巻02-0197 明日香川しがらみ渡し塞かませば (No.2)
巻02-0200 ひさかたの天知らしぬる君ゆゑに (No.2)
巻02-0207 天飛ぶや軽の路は我妹子が里にしあれば
巻02-0208 秋山のもみぢを茂み迷ゐぬる (No.2)
巻02-0210 うつせみと思ひし時に取り持ちてわが二人見し
巻02-0212 衾道を引手の山に妹を置きて
巻03-0235 大君は神にしませば天雲の
巻03-0255 天離る夷の長道ゆ恋ひ来れば
巻03-0264 もののふの八十宇治川の網代木に
巻03-0426 草枕旅の宿りに誰が夫か
巻04-0496 み熊野の浦の浜木綿百重なす
巻04-0501 未通女らが袖布留山の瑞垣の
巻07-1093 みもろのその山なみに子らが手を
巻07-1094 わが衣色に染めなむうまさけ
巻07-1269 巻向の山辺響みて行く水の
巻09-1709 御食向ふ南淵山の巌には
巻10-1812 ひさかたの天の香具山この夕
巻10-1814 いにしへの人の植ゑけむ杉が枝に
巻10-2314 巻向の檜原もいまだ雲居ねば
山上憶良 (660~733?)
巻05-0798 妹が見し楝の花は散りぬべし
巻05-0800 父母を見れば尊し妻子見れば
巻05-0801 ひさかたの天路は遠しなほなほに
巻05-0802 瓜食めば子ども思ほゆ (No.2)
巻05-0803 銀も金も玉も何せむに (No.2) (No.3)(No.4)
巻05-0865 君を待つ松浦の浦の娘子らは
巻08-1537 秋の野に咲きたる花を指折り
巻08-1538 萩の花尾花葛花なでしこの花 (No.2)
元明天皇 (661~721)
巻01-0078 飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば (No.2)
大伯皇女 (661~701)
巻02-0165 うつそみの人なる我や明日よりは
巻02-0166 磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど
大津皇子 (663~686)
巻02-0107 あしひきの山のしづくに妹待つと (No.2)
巻03-0416 ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を
巻08-1512 經もなく緯も定めずをとめらが
大伴旅人 (665~731)
巻03-0316 昔見し象の小川を今見れば
巻03-0334 忘れ草我が紐に付く香具山の
巻03-0335 わが行きは久にはあらじ夢のわだ
巻03-0447 鞆の浦の磯のむろの木見むごとに
巻05-0822 わが園に梅の花散るひさかたの
志貴皇子 (672?~716?)
巻01-0051 采女の袖吹きかへす明日香風
巻01-0064 葦辺行く鴨の羽がひに霜降りて
巻02-0267 むささびは木末求むとあしひきの
巻04-0513 大原のこの市柴のいつしかと
巻08-1418 石ばしる垂水の上のさ蕨の (No.2)
湯原王 (?~?)
但馬皇女 (675~708)
元正天皇 (680~748)
大伴坂上郎女 (698?~758?)
巻04-0760 うち渡す竹田の原に鳴く鶴の
巻06-0992 故郷の明日香はあれど青丹よし (No.2)
巻08-1500 夏の野の繁みに咲ける姫百合の
巻08-1560 妹が目を跡見の崎の秋萩は
巻08-1593 こもりくの泊瀬の山は色づきぬ (No.2)
大伴家持 (717?~785?)
巻08-1448 我がやどの蒔きしなでしこいつしかも
巻08-1619 玉桙の道は遠けどはしきやし
巻17-3954 馬並めていざ打ち行かな渋谿の
巻17-3987 玉くしげニ上山に鳴く鳥の
巻18-4094 海行かば水漬く屍山行かば草むす屍
巻18-4109 紅はうつろふものぞ橡の
巻19-4139 春の苑紅にほふ桃の花
巻19-4140 わが園の李の花か庭に降る
巻19-4143 もののふの八十少女らが汲みまがふ
巻19-4150 朝床に聞けば遥けし射水川
巻19-4159 磯の上の都万麻を見れば根を延へて
巻19-4290 春の野に霞たなびきうら悲し
巻19-4291 我がやどのいささ群竹吹く風の
巻20-4314 八千種に草木を植ゑて時ごとに
狭野弟上娘子 (719~751)
高市黒人 (?~689?~702?)
高橋虫麻呂 (?~719~?)
巻09-1738 しなが鳥安房に継ぎたる梓弓
巻09-1744 埼玉の小埼の沼に鴨そ翼霧る (No.2)
巻09-1753 衣手常陸の国の二並ぶ筑波の山を
巻09-1754 今日の日にいかにかしかむ筑波嶺に
巻09-1757 草枕旅の憂いを慰もる (No.2)
巻09-1758 筑波嶺の裾廻の田居に秋田刈る
巻09-1808 勝鹿の真間の井を見れば立ち平し (No.2)
山部赤人 (?~736~?)
巻03-0378 いにしえの古き堤は年深み
巻03-0433 葛飾の真間の入江にうち靡く
巻06-0917 やすみししわご大君の常営と
巻06-0918 奥つ島荒磯の玉藻潮干満ち
巻06-0919 若の浦に潮満ち来れば潟をなみ (No.2)
巻06-0924 み吉野の象山の際の木末には
巻06-0925 ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる
巻06-0947 須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか
巻08-1424 春の野にすみれ採みにと来しわれぞ
巻08-1431 百済野の萩の古枝に春待つと
笠金村 (?~715~?)
巻02-0231 高円の野辺の秋萩いたづらに (No.2)
巻03-0324 三諸の神奈備山に五百枝さし繁に生いたる
巻03-0325 明日香川川淀さらず立つ霧の
巻06-0922 皆人の命も我れもみ吉野の
笠郎女 (?~?)
巻08-1616 朝ごとに我が見るやどのなでしこの
石川郎女 (?~?)
巻01-0097 みこも刈る信濃の真弓引かずして
巻02-0108 吾を待つと君が濡れけむあしひきの (No.2)
万葉集(歌人別)
天智天皇 (626~671)
巻01-0013 香具山は畝火を愛しと耳梨と
天武天皇 (631~686)
巻01-0021 紫草のにほへる妹を憎くあらば (No.2)
巻01-0027 よき人のよしとよく見てよしと言ひし
巻02-0103 我が里に大雪降れり大原の
額田王 (631?~715?)
巻01-0017 味酒三輪の山あをによし奈良の山の
巻01-0018 三輪山をしかも隠すか雲だにも (No.2) (No.3)
巻01-0020 茜さす紫野行き標野行き (No.2) (No.3)
巻02-0112 いにしへに恋ふらむ鳥はほととぎす
鏡王女 (637?~683?)
巻02-0092 秋山の木の下隠り行く水の
巻12-3193 玉かつま島熊山の夕暮れに
有間皇子 (640~658)
巻02-0141 岩代の浜松が枝を引き結び
持統天皇 (645~702)
巻01-0028 春過ぎて夏来るらし白栲の (No.2)
巻01-0078 飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば
柿本人麻呂 (646?~708?)
巻01-0036 見れど飽かぬ吉野の河の常滑の
巻01-0038 八隅ししわご大君かむながら
巻01-0045 やすみししわが大君高照らす日の皇子
巻01-0046 阿騎の野に宿る旅人うちなびき
巻01-0048 東の野に炎の立つ見えて (No.2)
巻01-0049 日並の皇子の命の馬並めて
巻02-0133 ささの葉はみ山もさやにさやげども
巻02-0197 明日香川しがらみ渡し塞かませば (No.2)
巻02-0200 ひさかたの天知らしぬる君ゆゑに (No.2)
巻02-0207 天飛ぶや軽の路は我妹子が里にしあれば
巻02-0208 秋山のもみぢを茂み迷ゐぬる (No.2)
巻02-0210 うつせみと思ひし時に取り持ちてわが二人見し
巻02-0212 衾道を引手の山に妹を置きて
巻03-0235 大君は神にしませば天雲の
巻03-0255 天離る夷の長道ゆ恋ひ来れば
巻03-0264 もののふの八十宇治川の網代木に
巻03-0426 草枕旅の宿りに誰が夫か
巻04-0496 み熊野の浦の浜木綿百重なす
巻04-0501 未通女らが袖布留山の瑞垣の
巻07-1093 みもろのその山なみに子らが手を
巻07-1094 わが衣色に染めなむうまさけ
巻07-1269 巻向の山辺響みて行く水の
巻09-1709 御食向ふ南淵山の巌には
巻10-1812 ひさかたの天の香具山この夕
巻10-1814 いにしへの人の植ゑけむ杉が枝に
巻10-2314 巻向の檜原もいまだ雲居ねば
山上憶良 (660~733?)
巻05-0798 妹が見し楝の花は散りぬべし
巻05-0800 父母を見れば尊し妻子見れば
巻05-0801 ひさかたの天路は遠しなほなほに
巻05-0802 瓜食めば子ども思ほゆ (No.2)
巻05-0803 銀も金も玉も何せむに (No.2) (No.3)(No.4)
巻05-0865 君を待つ松浦の浦の娘子らは
巻08-1537 秋の野に咲きたる花を指折り
巻08-1538 萩の花尾花葛花なでしこの花 (No.2)
元明天皇 (661~721)
巻01-0078 飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば (No.2)
大伯皇女 (661~701)
巻02-0165 うつそみの人なる我や明日よりは
巻02-0166 磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど
大津皇子 (663~686)
巻02-0107 あしひきの山のしづくに妹待つと (No.2)
巻03-0416 ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を
巻08-1512 經もなく緯も定めずをとめらが
大伴旅人 (665~731)
巻03-0316 昔見し象の小川を今見れば
巻03-0334 忘れ草我が紐に付く香具山の
巻03-0335 わが行きは久にはあらじ夢のわだ
巻03-0447 鞆の浦の磯のむろの木見むごとに
巻05-0822 わが園に梅の花散るひさかたの
志貴皇子 (672?~716?)
巻01-0051 采女の袖吹きかへす明日香風
巻01-0064 葦辺行く鴨の羽がひに霜降りて
巻02-0267 むささびは木末求むとあしひきの
巻04-0513 大原のこの市柴のいつしかと
巻08-1418 石ばしる垂水の上のさ蕨の (No.2)
湯原王 (?~?)
但馬皇女 (675~708)
元正天皇 (680~748)
大伴坂上郎女 (698?~758?)
巻04-0760 うち渡す竹田の原に鳴く鶴の
巻06-0992 故郷の明日香はあれど青丹よし (No.2)
巻08-1500 夏の野の繁みに咲ける姫百合の
巻08-1560 妹が目を跡見の崎の秋萩は
巻08-1593 こもりくの泊瀬の山は色づきぬ (No.2)
大伴家持 (717?~785?)
巻08-1448 我がやどの蒔きしなでしこいつしかも
巻08-1619 玉桙の道は遠けどはしきやし
巻17-3954 馬並めていざ打ち行かな渋谿の
巻17-3987 玉くしげニ上山に鳴く鳥の
巻18-4094 海行かば水漬く屍山行かば草むす屍
巻18-4109 紅はうつろふものぞ橡の
巻19-4139 春の苑紅にほふ桃の花
巻19-4140 わが園の李の花か庭に降る
巻19-4143 もののふの八十少女らが汲みまがふ
巻19-4150 朝床に聞けば遥けし射水川
巻19-4159 磯の上の都万麻を見れば根を延へて
巻19-4290 春の野に霞たなびきうら悲し
巻19-4291 我がやどのいささ群竹吹く風の
巻20-4314 八千種に草木を植ゑて時ごとに
狭野弟上娘子 (719~751)
高市黒人 (?~689?~702?)
高橋虫麻呂 (?~719~?)
巻09-1738 しなが鳥安房に継ぎたる梓弓
巻09-1744 埼玉の小埼の沼に鴨そ翼霧る (No.2)
巻09-1753 衣手常陸の国の二並ぶ筑波の山を
巻09-1754 今日の日にいかにかしかむ筑波嶺に
巻09-1757 草枕旅の憂いを慰もる (No.2)
巻09-1758 筑波嶺の裾廻の田居に秋田刈る
巻09-1808 勝鹿の真間の井を見れば立ち平し (No.2)
山部赤人 (?~736~?)
巻03-0378 いにしえの古き堤は年深み
巻03-0433 葛飾の真間の入江にうち靡く
巻06-0917 やすみししわご大君の常営と
巻06-0918 奥つ島荒磯の玉藻潮干満ち
巻06-0919 若の浦に潮満ち来れば潟をなみ (No.2)
巻06-0924 み吉野の象山の際の木末には
巻06-0925 ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる
巻06-0947 須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか
巻08-1424 春の野にすみれ採みにと来しわれぞ
巻08-1431 百済野の萩の古枝に春待つと
笠金村 (?~715~?)
巻02-0231 高円の野辺の秋萩いたづらに (No.2)
巻03-0324 三諸の神奈備山に五百枝さし繁に生いたる
巻03-0325 明日香川川淀さらず立つ霧の
巻06-0922 皆人の命も我れもみ吉野の
笠郎女 (?~?)
巻08-1616 朝ごとに我が見るやどのなでしこの
石川郎女 (?~?)
巻01-0097 みこも刈る信濃の真弓引かずして
巻02-0108 吾を待つと君が濡れけむあしひきの (No.2)