飛鳥への旅

飛鳥万葉を軸に、
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万葉アルバム(奈良):奈良、元興寺跡

2009年05月22日 | 万葉アルバム(奈良)

故郷の明日香はあれど青丹よし
奈良の明日香を見らくしよしも
   =巻6-992 大伴坂上郎女=


古い飛鳥の里もよいけれど、今が盛りの奈良の明日香を見るのはすばらしいものです、という意味。

元興寺の里を詠んだ歌。「元興寺」は、蘇我馬子が建てた飛鳥の法興寺を平城京遷都後に移転した。そのため「奈良の明日香」と呼ばれた。

この歌の歌碑は元興寺跡の近くの瑜伽神社にもある。

万葉アルバム(奈良):奈良、奈良の明日香 を参照