飛鳥への旅

飛鳥万葉を軸に、
古代から近代へと時空を越えた旅をします。
「リンクメニュー」(分類別目次)機能付。

===== 万葉集(巻別)卷1-10リンクメニュー=====

2005年04月04日 | リンクメニュー
 「万葉アルバム」は大半が自前の写真です。
 1980年代後半の大阪転勤時のものから、その後の関西旅行、それに地元関東が主な写真です。
 万葉集の巻別に並べてみました。

  万葉集(巻別)卷1-10 
   巻第1
         0001   籠もよみ籠持ちふ串もよみふ串持ち  雄略天皇
         0002   大和には群山あれどとりよろふ    舒明天皇
         0013   香具山は畝火を愛しと耳梨と     天智天皇
         0017   味酒三輪の山あをによし奈良の山の  額田王
         0018   三輪山をしかも隠すか雲だにも    額田王  (No.2)  (No.3)
         0020   茜さす紫野行き標野行き       額田王  (No.2)  (No.3)
         0021   紫草のにほへる妹を憎くあらば    天武天皇  (No.2)
         0027   よき人のよしとよく見てよしと言ひし  天武天皇
         0028   春過ぎて夏来るらし白栲の      持統天皇  (No.2)
         0037   見れど飽かぬ吉野の河の常滑の    柿本人麻呂
         0038   八隅ししわご大君かむながら     柿本人麻呂
         0045   やすみししわが大君高照らす日の皇子 柿本人麻呂
         0046   阿騎の野に宿る旅人うちなびき    柿本人麻呂
         0048   東の野に炎の立つ見えて       柿本人麻呂  (No.2)
         0049   日並の皇子の命の馬並めて      柿本人麻呂
         0051   采女の袖吹きかへす明日香風     志貴皇子
         0054   巨勢山のつらつら椿つらつらに    坂門人足
         0064   葦辺行く鴨の羽がひに霜降りて    志貴皇子
         0069   草枕旅行く君と知らませば      清江娘子
         0078   飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば  持統天皇  (No.2)  (No.3)
   巻第2
         0089   居明かして君をば待たむぬばたまの  磐姫皇后
         0090   君が行き日長くなりぬ山たづの    衣通王
         0092   秋山の木の下隠り行く水の      鏡王女
         0095   吾はもや安見児得たり皆人の     藤原鎌足
         0096   みこも刈る信濃の真弓我が引かば   久米禅師
         0097   みこも刈る信濃の真弓引かずして   石川郎女
         0103   我が里に大雪降れり大原の      天武天皇
         0104   我が岡の龗に言ひて降らしめし    藤原夫人
         0107   あしひきの山のしづくに妹待つと   大津皇子  (No.2)

         0108   吾を待つと君が濡れけむあしひきの  石川郎女  (No.2)
         0111   いにしへに恋ふる鳥かも弓弦葉の   弓削皇子
         0112   いにしへに恋ふらむ鳥はほととぎす  額田王
         0133   ささの葉はみ山もさやにさやげども  柿本人麻呂
         0141   岩代の浜松が枝を引き結び      有間皇子
         0157   三輪山の山辺真麻木綿短木綿     高市皇子
         0158   山振の立ちよそひたる山清水     高市皇子  (No.2)
         0165   うつそみの人なる我や明日よりは   大伯皇女
         0166   磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど  大伯皇女
         0172   島の宮上の池なる放ち鳥       草壁皇子の舎人
         0185   水伝ふ磯の浦廻の岩つつじ      作者未詳
         0197   明日香川しがらみ渡し塞かませば   柿本人麻呂  (No.2)
         0200   ひさかたの天知らしぬる君ゆゑに   柿本人麻呂  (No.2)
         0202   哭沢の神社に神酒据ゑ祈れども    檜隈女王
         0207   天飛ぶや軽の路は我妹子が里にしあれば 柿本人麻呂
         0208   秋山のもみぢを茂み迷ゐぬる     柿本人麻呂  (No.2)
         0210   うつせみと思ひし時に取り持ちて   柿本人麻呂
         0212   衾道を引手の山に妹を置きて     柿本人麻呂
         0231   高円の野辺の秋萩いたづらに     笠金村  (No.2)
         0267   むささびは木末求むとあしひきの    志貴皇子
   巻第3
         0235   大君は神にしませば天雲の      柿本人麻呂
         0255   天離る夷の長道ゆ恋ひ来れば     柿本人麻呂
         0264   もののふの八十宇治川の網代木に   柿本人麻呂
         0282   つのさはふ磐余も過ぎず泊瀬山    春日老
         0316   昔見し象の小川を今見れば      大伴旅人
         0324   三諸の神奈備山に五百枝さし繁に生いたる 笠金村
         0325   明日香川川淀さらず立つ霧の     笠金村
         0330   藤波の花は盛りになりにけり     大伴四綱
         0334   忘れ草我が紐に付く香具山の     大伴旅人
         0335   わが行きは久にはあらじ夢のわだ   大伴旅人
         0356   今日もかも明日香の川の夕さらず   上古麻呂
         0378   いにしえの古き堤は年深み      山部赤人  (No.2)
         0382   鶏が鳴く東の国に高山は       丹比真人国人
         0383   筑波嶺を外のみ見つつありかねて   丹比真人国人
         0390   軽の池の浦廻行き廻る鴨すらに   紀皇女
         0415   家ならば妹が手まかむ草枕     聖徳太子
         0416   ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を   大津皇子
         0426   草枕旅の宿りに誰が夫か       柿本人麻呂
         0433   葛飾の真間の入江にうち靡く    山部赤人
         0447   鞆の浦の磯のむろの木見むごとに  大伴旅人
   巻第4
         0496   み熊野の浦の浜木綿百重なす    柿本人麻呂
         0501   未通女らが袖布留山の瑞垣の    柿本人麻呂
         0513   大原のこの市柴のいつしかと    志貴皇子
         0521   庭に立つ麻手刈り干し布(ぬの)さらす 常陸娘子  (No.2)
         0709   夕闇は道たづたづし月待ちて    豊前国の娘子、大宅女
         0712   味酒を三輪の祝がいはふ杉     丹波大女娘子
         0760   うち渡す竹田の原に鳴く鶴の    大伴坂上郎女
   巻第5
         0798   妹が見し楝の花は散りぬべし     山上憶良
         0800   父母を見れば尊し妻め子見れば    山上憶良
         0801   ひさかたの天路は遠しなほなほに   山上憶良
         0802   瓜食めば子ども思ほゆ       山上憶良  (No.2)
         0803   銀も金も玉も何せむに         山上憶良  (No.2)  (No.3)  (No.4)
         0816   梅の花今咲ける如散り過ぎず    小野老
         0822   わが園に梅の花散るひさかたの   大伴旅人
         0865   君を待つ松浦の浦の娘子らは     山上憶良
   巻第6
         0917   やすみししわご大君の常営と     山部赤人
         0918   奥つ島荒磯の玉藻潮干満ち      山部赤人
         0919   若の浦に潮満ち来れば潟をなみ    山部赤人  (No.2)
         0922   皆人の命も我れもみ吉野の       笠金村
         0924   み吉野の象山の際の木末には     山部赤人
         0925   ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる   山部赤人
         0947   須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか   山部赤人
         0992   故郷の明日香はあれど青丹よし    大伴坂上郎女  (No.2)
         1018   白珠は人に知らえず知らずともよし    元興寺の僧
   巻第7
         1087   穴師川川波立ちぬ巻向の       柿本人麿歌集
         1088   あしひきの山川の瀬の響なへに    柿本人麿歌集
         1093   みもろのその山なみに子らが手を   柿本人麿
         1094   わが衣色に染めなむうまさけ   柿本人麿
         1099   片岡のこの向つ峰に椎蒔かば     作者未詳
         1101   ぬばたまの夜さり来れば巻向の    柿本人麿歌集
         1109   さ桧隈桧隈川の瀬を速み       作者未詳
         1112   羽根かずら今する妹をうら若み    作者未詳
         1118   いにしへにありけむ人も吾が如か   柿本人麻呂歌集
         1123   佐保川の清き河原に鳴く千鳥     作者未詳
         1135   宇治川は淀瀬無からし網代人     作者未詳
         1194   紀伊国の雑賀の浦に出で見れば    藤原卿
         1212   足代過ぎて糸鹿の山の桜花      作者未詳
         1213   名草山に言にしありけり我が恋ふる  作者未詳  (No.2)
         1215   玉津島よく見ていませあをによし   作者未詳
         1217   玉津島見てし良けくも我はなし    作者未詳
         1219   若の浦に白波立ちて沖つ風      藤原卿
         1222   玉津島見れども飽かずいかにして   作者未詳
         1269   巻向の山辺響みて行く水の      柿本人麻呂
         1295   春日なる三笠の山に月の舟出づ    作者未詳
         1330   南淵の細川山に立つ檀        作者未詳
         1335   思ひあまりいたもすべなみ玉だすき  作者未詳
         1353   石上布留の早稲田を秀でずとも    作者未詳
         1357   たらちねの母がその業る桑すらに   作者未詳
         1366   明日香川七瀬の淀に住む鳥も     作者未詳
         1369   天雲に近く光りて鳴る神の      作者未詳
         1380   明日香川瀬々に玉藻は生ひたれど   作者未詳
   巻第8
         1418   石ばしる垂水の上のさ蕨の      志貴皇子  (No.2)
         1424   春の野にすみれ採みにと来しわれぞ  山部赤人
         1431   百済野の萩の古枝に春待つと     山部赤人
         1448   我がやどの蒔きしなでしこいつしかも 大伴家持
         1500   夏の野の繁みに咲ける姫百合の    大伴坂上郎女
         1512   經もなく緯も定めずをとめらが    大津皇子
         1517   味酒三輪のはふりの山照らす     長屋王
         1537   秋の野に咲きたる花を指折り     山上憶良
         1538   萩の花尾花葛花なでしこの花     山上憶良  (No.2)
         1549   射目立てて跡見の岳辺のなでしこの花 紀朝臣鹿人
         1560   妹が目を跡見の崎の秋萩は      大伴坂上郎女
         1593   こもりくの泊瀬の山は色づきぬ     大伴坂上郎女  (No.2)
         1616   朝ごとに我が見るやどのなでしこの  笠郎女
         1619   玉桙の道は遠けどはしきやし     大伴家持
         1623   我がやどにもみつかへるて見るごとに 大伴田村大嬢
         1636   大口の真神の原に降る雪は      舎人娘子
         1658   わが背子と二人見ませば幾許か    光明皇后

   巻第9
         1704   ふさ手折り多武の山霧繁みかも    柿本人麻呂歌集
         1707   山城の久世の鷺坂神代より      作者未詳
         1709   御食向ふ南淵山の巌には       柿本人麻呂
         1712   天の原雲なき宵にぬばたまの     作者未詳
         1738   しなが鳥 安房に継ぎたる梓弓    高橋虫麻呂
         1744   埼玉の小埼の沼に鴨そ翼霧る     高橋虫麻呂  (No.2)
         1754   衣手常陸の国の二並ぶ        高橋虫麻呂
         1757   草枕旅の憂いを慰もる         高橋虫麻呂  (No.2)  (No.3)
         1758   筑波嶺の裾廻の田居に秋田刈る    高橋虫麻呂  (No.2)
         1808   勝鹿の真間の井を見れば立ち平し   高橋虫麻呂  (No.2)

   巻第10
         1812   ひさかたの天の香具山この夕     柿本人麻呂
         1814   いにしへの人の植ゑけむ杉が枝に   柿本人麻呂
         1816   玉かぎる夕さり来ればさつ人の    柿本人麻呂歌集
         1821   春霞流るるなへに青柳の       作者未詳
         1825   紫の根延ふ横野の春野には      作者未詳
         1847   浅緑染め懸けたりと見るまでに    作者未詳
         1864   あしひきの山の間照らす桜花     柿本人麻呂歌集
         1879   春日野に煙立つ見ゆをとめらし    作者未詳
         1895   春さればまづさきくさの幸きくあらば  柿本人麻呂歌集
         1927   石上布留の神杉神びにし       作者未詳
         1942   ほととぎす鳴く声聞くや卯の花の   作者未詳
         1966   風に散る花橘を袖に受けて      作者未詳
         1985   ま葛延ふ夏野の繁くかく恋ひば    作者未詳
         2115   手に取れば袖さへにほふをみなへし  作者未詳
         2177   春は萌え夏は緑に紅の        作者未詳
         2185   大坂を我が越え来れば二上に     作者未詳
         2231   萩の花咲きたる野辺にひぐらしの   作者未詳
         2244   住吉の岸を田に墾り蒔きし稲     作者未詳
         2270   道の辺の尾花が下の思ひ草      作者未詳
         2289   藤原の古りにし里の秋萩は      作者未詳
         2314   巻向の檜原もいまだ雲居ねば     柿本人麻呂