萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

プラハからウィーンへ

2007年08月17日 | 中欧の旅

<移動中の列車からのボヘミア平原>

本日は移動日。8:26プラハ発のエクスプレスでオーストリアの首都ウィーンへ向かう。到着予定は12時半。約4時間の電車の旅である。ファーストクラスの席だったのでゆったり出来た。コーヒー、パン、ケーキなどの社内サービスもあった。コーヒーを飲み干したカップでプラハで買った「ベヘロフカ」(チェコの食前酒。38度。)を注ぎチビチビと呑む。多くの薬草を漬け込んであるので、薬のような香りがする。日本で言えば養命酒のような感じだ。最初は違和感があるが、酔うにつれ呑みやすくなってくる。結局、ウィーンに着くまでに空いてしまう。

電車は遅れ、13時に着く。ホームに降りると暑い。30度は超えているだろう。涼しいプラハから来たためか、非常に暑く感じる。おまけに、この鉄道の駅から地下鉄の駅までが500~600mもあり、アクセスが悪い。ゴロゴロ荷物を転がしていくうちに「ベヘロフカ」の酔いが回ってきたのか気分が悪くなる。

ようやく、宿についてシャワーを浴びて人心地つく。しばし、体調を整えてから、ホイリゲ目指して4時に宿を出る。少し、迷ったが目指す店を何とか見つける。料理を三皿と白ワインのボトルを1本入れる。ワインは口当たりがよくのど越しもいい。さすがに本場だけあってウインナーソーセージはうまい。

ドラゴン氏曰く、ボトル一本入れてしまうのでは無く、一杯づつ違う銘柄を味わった方がいいのでは。なるほど、そうしよう。ということで他の店に場を代え、ワインを呑む。この一帯にはホイリゲが十数軒あるので、一杯づつ呑んでまわることもできるが、本日はここで切り上げることにした。

市街地に戻ってきて、日本料理「天満屋」による。ドラゴン氏によると、こういう日本料理店で情報収集するのが海外旅行を成功させる秘訣だそうだ。旅なれている人はさすがである。


コメント (2)
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