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昨日で引継ぎ関係の出張はおしまい。全国的に不安定な天候の中、盛岡を出て、山形、米沢を回って仙台に戻ってきた。途中、あまりにも綺麗な雲と青空に出合ったので、クルマの助手席から撮ったのが、上の一枚。山と雲と青空と。そこを時速140キロで疾走するマツダアテンザ(レンタカー)。小生も運転したが、マツダの売れ筋だけあって、よく走る。坂道でも後続のクルマをたちまち引き離せる加速力はすばらしい。クルマという文明の利器は、さすがに魅力的だ。すばらしい景色の中を疾駆するのは気分も高揚するが、一方で有資源の石油をぶん撒いて走っているかと思うと後ろめたい気も生じる。
今、世間はガソリン代が高くなって、クルマ使用を考え直す風潮にある。遠出や雨の日などはクルマを使うが近場は、自転車で済ます。一家に2台あったクルマを1台に。燃費のいいクルマへの買い替え。クルマを廃車にして公共交通機関に切り替える等々。資源に限りのある石油を使うのであるから、有効な使い方を考えるのが本来の姿勢なのかもしれない。
一人一台で好きなように乗り回す時代は終焉に来たのだと思う。クルマという利器は、仕事か老人や病人など体力の無い人に用いるべきで、健常者の通勤用、遊び用としての使用は今後減らざるを得ないだろう。
地球の有資源は少しづつ大切に使って、後世の人にとっておいてやらねばならない。そういう眼で見るとたまたま、石油が出る地表に国があることで、石油の利権を私有し、投資に利用して原油高を招いているアラブ人どもはけしからん、と思ってしまう。また、それを裏からけしかけているアングロサクソン人どもはもっとけしからんと思う。もっとも、アングロサクソン人どもは昔からけしからんのだが・・・。