萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

インドを走る!part2 第31話「ラジギールの日本寺(その2)」

2009年10月31日 | 自転車の旅「インドを走る!」


建築中の寺へゆく。とにかく暑い。大地がそのままサウナになったようだ。強い熱風も吹く。そんな中で寺を造る為、あまたの人夫が働いている。コンクリート打つのに、コンクリートミキサー付きのトラックも無ければ、セメントを流し込むポンプ車も無い。(私はこのインド・ネパールサイクリングの資金を、この手のアルバイトで稼いだので、結構詳しいのだ。)

セメントは水と砂をスコップでまぜ、それを小ぶりのタライのような器にいれて頭に載せて運ぶという方法である。大変な作業である。これで一人当たり一日たったの6RS(180円)だそうだ。日本で私がやったアルバイトなら平均一日7000円は稼げた。もっと、機械化されていて楽な仕事であり、しかも、こんなに暑いところでの作業ではない。

いくら物価の安いインドでも一日180円では家族の5人も居れば、それで本当に喰うだけの生活しか出来ない。一家の主人が病気になったり、怪我をしたりすればそれで一巻の終わりだそうだ。誠に過酷な生活である。

工事現場の脇の坊さんの家へ入る。屋根と壁だけの6畳一間ぐらいの質素な佇まいであったが、さすがに家の中は涼しい。ひょいと壁にかかっている気温計をみると40度を指そうとしている。涼しく感じられるところでこの気温である。まさに厳しい自然だ。坊さんは「頑固な自然があのインド人の千年一日の如く、同じものを食い、同じような生活をする精神に表れていると言い、日本の移り気な天候が日本人の精神を形づくっている。」と言われた。

「インド人は飯は旨いまずいで食うのではなく、能書きで喰う。」とも言われた。あのあまたの香辛料には漢方の成分と同じものがいくつもあるらしい。「これは毒消し」「これは身体を冷やす」「これは力がつく」等々。能書きで食べていると主張していた。

また、日本人は勤勉で正直な国民性であるのだから、もっと他の国へ出て働くということを考えた方がいい、とも言われた。日本で活躍し、成功するというのは難しいことだ。その知識なり、体力なりを発展途上の国のために使うことを考えた方がいい、というのだ。

昼飯に、やさしい味のインド式カリーに日本のとろろ昆布のお吸い物をご馳走になる。非常に美味しく感じた。また、出された水もうまかった。特別に井戸を掘っているのかもしれない。

「寺のメシはありがたい。ワシも半年ほどあの寺で世話になった。もともとインドに旅行に来たのは、この国の世界一といわれる豊富な種類の鳥を8ミリズームの映写機で撮影するのが目的だった。だけど、インドを回って、人々の生活に慣れてくるにしたがって、ファインダーを覗く自分が段々恥ずかしくなってきた。そして、ついにそれを売り、他の所持品も売ってその金で放浪していた。そんな、何もすることがなかったワシをあの和尚さんが救ってくださったんだ。」と語ってくれた。

そして、この寺に半年間世話になり、ついに出家したという。

また、和尚さんがただ一人だけ褒める森下上人というのは無欲で、ものにこだわらぬ人物であるそうだ。この人は寺に生まれたが、寺を嫌い山谷のドカタ仕事などをして後、ヨーロッパあたりをふらついたそうである。外国語は全然だめな人らしいが、その人格、人ぶりが他人を納得させるという偉人だそうだ。そんな人に一度会ってみたいもんだと思った。

いろいろと趣きのある話をして下された。本当に一日延長してここに来た甲斐があった。それが、いらなくなったフィルムを売りたかったという為にしろ、とにかく延長して日本寺に来てよかったと思った。もし、カメラが盗まれず、フィルムを売るようなことが無かったら、この坊さんとの出会いは無かったかもしれない。宗教的運命のなせる業かとも思った。

坊さんは、「サイクリングでインドを回るということはありがたいことだ」と何度も言った。誰にありがたいのか。彼の“所持”しているインドというものに対してだろうか。私自身に対してだろうか。

「もう、一週間後には日本に帰ります。また、機会があればここに来て見たいです。お世話になりました。」とお礼を行って分かれた。

バンガローに戻って昼寝をした後、夕食を食べにマルケットへ行く。私よりいくらか年長の日本人に会う。聞けばシリアで二年間、海外青年協力隊で農業をしていたが、日本に帰るにあたって、二週間ほどインドを回っていると言う。坊さんが言っていた「日本人が海外で働く」というのはこういうことなのか、と生きた見本をみるようであった。

一緒に食事した後、ガキドモの騒ぐ温泉へ案内した。
                   
                (つづく)                

インドを走る!について
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秋深し

2009年10月30日 | 散歩

<通勤路のススキ>

最近、“止まり木”から会社まで歩いて行くコースを名取川の土手沿いに変えた。そのおかげで少しは季節の移り変わりを味わうことができるようになった。今はどうしてもススキが目につく。秋の代名詞ではあるがススキは夏の終わりから晩秋までずっとある。長い期間同じ見え方である。寿命が長いというべきか、変化しないというべきか。

であるが、風情としてはどこか淋しい。もう少し経つと、穂が細くなり枯れたようになる。そのころ、この辺りを通ると、亡き父が好きだった歌、

♪俺は川原の枯れすすき 同じおまえも枯れすすき 
  どうせ二人はこの世では 花の咲かない枯れすすき♪

           【野口雨情「船頭小唄」から】

などと口ずさみながら、歩くのかもしれない。(わびしいねぇ~)

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本日ドラフト会議。楽天菊池ならず!

2009年10月29日 | 野球


本年度ドラフト会議の目玉、花巻東の菊池雄星は6球団(西武、日本ハム、中日、楽天、ヤクルト、阪神)が指名し、抽選によって西武が交渉権を引き当てた。

楽天雄星はならず。残念である。

しかし、西武というのは昔からドラフトのクジ運がいいですナ。清原、松坂とビッグな高校生をよく引き当てる。確か江川も西武の前身である、クラウンライター・ライオンズが交渉権を得たのではなかったか。どうも、そういう“クジ運”をライオンズという球団は持っているようだ。

巨人は雄星取りには加わらず、相思相愛の社会人ナンバーワン外野手の長野(ちょうの)を単独指名した。長野選手は今年の8月の都市対抗では19打数11安打、打率5割7分9厘と打ちまくり首位打者賞を獲得するなど、チームを優勝に導く働きをしたとのこと。即戦力として期待できそうだ。

ドラフトについては、情報を整理してもう一度明日にでも書こうと思っている。
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“山崎”ハイボール!

2009年10月28日 | 酒食・グルメ?


この間、仙台の串焼き屋によって、ビールと日本酒を呑んだ後、ハイボールでも置いてないかとメニューを探したら、なんと、「山崎プレミアムハイボール」というのがあった。しかも、480円とはお安いではないか。

先日、呑んだ「角ハイボール」がすっかり、気に入った小生は、さっそくたのんでみた。角ハイボールの方はジョッキで450円だったのに、何階級もグレードが上の山崎が480円とは。と思っていたが、出てきたのは写真のような細身の金属製のグラスだ。

このグラスが重みといい、打ち出しの感触といい、高級感があってなかなかいいのだ。持って帰りたくなって、店の人に値段を聞いたが、「結構高いんです」というだけで、譲る気配すらない。味も“角”に比べれば格段に美味しい。で、量が物足りないかと思いきや、結構入っている。ついついオカワリしてしまった。

ますます、“ハイボール”という呑み方が気に入ったのであった。
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巨人、NY、アルディージャ & ベガルタ、雄星

2009年10月27日 | 野球

<3紙合わせてみた>

昨日ヤンキースがワールドシリーズに駒を進めた。これで小生の考えていた「2009年度スポーツ秋の三大シナリオ」の内の7割方は達成した感じだ。お浚いしておくと、

 ◆プロ野球の日本シリーズ・・・巨人対楽天
 ◆MLB、Wシリーズ・・・ヤンキース対ドジャース
 ◆Jリーグ・・・大宮J1残留、仙台J1昇格

の三つだった。楽天はCS第2ステージまで勝ち上がってきていたが、力及ばず、日ハムに負けた。ドジャースもナショナルリーグチャンピオンシップまでは勝ち上がってきたが、これも力及ばず、昨年の覇者フィリーズに負けてしまった。大宮も仙台も今節勝利したので、大宮のJ1残留、仙台のJ1昇格の可能性は高くなった。

日本シリーズは10月31日から札幌ドームで初戦。MLBは日本時間29日からヤンキースタジアムで開幕だ。Jリーグは1も2も次節は11月8日だ。注目のドラフト会議は29日だ。涙の日本残留会見をした菊池雄星はどこの球団がひきあてるやら。

ということで、本日、シナリオの修正をしてみた。

 ◇プロ野球の日本シリーズ・・・巨人優勝!
 ◇MLB、Wシリーズ・・・ヤンキース優勝!
 ◇Jリーグ・・・大宮J1残留、仙台J1昇格(このシナリオは修正無し)
 ◇菊池雄星・・・楽天入団!

だ!

巨人、ヤンキースの優勝はぜひ達成して欲しい。大宮アルディージャ残留は言わずもがなだ。仙台昇格は来年度からのJ1観戦機会から考えてもぜひとも実現して欲しい。菊池雄星の楽天入りはこれはクジだけに一番実現性が低いが、岩隈、田中、永井、雄星の4本柱は魅力的だし、岩手は花巻出身の雄星には楽天こそふさわしい球団だと思う。はてさて、どこの球団に野球の女神は微笑むやら。

まだまだ秋のスポーツ、楽しめますな。というか、これからが本番だ!

追伸・・・今、ネットをみたら、マリナーズの城島は来季は阪神タイガースでやることに決まったそうだ。これはこれで、来期の楽しみが増えました。

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大宮アルディージャ、さいたまダービーを制す!

2009年10月26日 | 大宮アルディージャ&サッカー

<仙台空港。これから札幌なのだ。>

昨日日曜日の午後、仙台から札幌に移動した。3時過ぎにホテルにチェックインしたのであるが、さっそく、さいたまダービーを観戦しに行っていた“呑み同志”で大宮アルディージャファンのS二郎氏から、携帯にメールが入った。相変わらず、スタジアムの8割が赤一色(レッズサポーター)で、その様子を写真入で“四面楚歌”と言って来た。

  多勢に無勢なれども、一騎当千の気持ちで応援してくれ。

と返信しておいた。15分後、「一点先取!」のメールが届く。ちょうど、ホテルの温泉から上がってきたところであったので、缶ビールで祝杯を上げた。いいぞ、その調子だ。携帯からネットでチェックすると、ラファエルの先制点だった。その後も時々ネットでチェックした。

後半にラファエルがもう一点取り、最後はダメ押しで石原のゴール。守っても15試合ぶりの完封劇。3-0の完勝だ。大宮アルディージャファンにとっては快心の勝利だ!

ちなみにさいたまダービーで3点差をつけたのは初めて。勝ったのも2年ぶりだそうだ。レッズは天皇杯でも格下のチームに負け、さいたまダービーで惨敗。怒った浦和のサポーター100人余りがレッズの社長を呼び出し、一時間半もつるし上げたそうだ。なんとも恐いですナ。

なんにしても、大宮としてはこれで勝ち点36。降格圏内にいる柏に9点差。残留に向かって大きく前進した。
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巨人まずはおめでとう!頑張れアルディージャ!

2009年10月25日 | 野球

<緑の紅葉がもう少しでオレンジ一色に染まるゼ!>

明日は朝から札幌で仕事なので、今日の内に仙台から札幌へ移動する。仙台、札幌間はあまり便数がないので、出かける時間が中途半端になってしまう。ま、早めに行っておくにこしたことは無いので、昼の便で行くことにした。大通り公園でも散歩して時間を潰すつもりだ。

昨晩、巨人が中日を破って日本シリーズの切符を手にした。まずはおめでとうといいたい。満塁弾を放った谷はいい選手ですナ。柔ちゃんもいいダンナを見つけたもんだ。中継ぎ陣もいい仕事をした。5回1死満塁で出てきた越智がきっちりと3番、4番を連続三振で切り抜けた。あの回で勝負は決まりましたナ。7回からは豊田、山口、クルーンが1イニングづつを見事に抑えた。終わってみれば8-2の快勝だ。巨人の強さを見せつけた試合であった。

来週末の土曜日から日ハムとの日本シリーズが始まる。第一戦、二戦は札幌ドームだ。どんな展開になるか、楽しみである

また、本日午後には大宮アルディージャと浦和レッズの「さいたまダービー」がある。降格圏内すれすれのアルディージャとしてはなんとしてもダービーを制し、勝ち点3をあげたいところである。

頑張ってくれ、大宮アルディージャ!
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今日も芋煮会なのだ

2009年10月24日 | 酒食・グルメ?

<サクランボのK氏による、山形風芋煮>

昨日は東京で一日会議。会議終了後、週末ということもあって、仲間と一杯。が二杯、三杯。杯が進んで帰りが遅くなる。大宮駅で降りてもう一軒。なんて、ことをやっていたら、いつの間にやら、12時を過ぎ、今月二度目のブログ非更新。

今朝、仙台に戻ってきた。11時から“止まり木”から歩いて10分ほどの名取川のほとりでやる芋煮会に出席する為だ。今回は仙台の座員たちとの会だ。座で芋煮会をやるのは10年ぶりぐらいだそうだ。昨年、居酒屋さんの芋煮会に出た小生が芋煮会文化の素晴らしさを絶賛したのが契機となり、今季復活したのだ。10年ぶりだろうが20年ぶりだろうが、“芋煮”となればそこは仙台人。段取りもよく、小生の通勤路とも言える河原で酒宴を張ることになった。

総勢は10人ほど。鍋を仕切るのは実家がサクランボ農家で6月にはいつもお世話になる山形出身のK氏である。当然とばかりに鍋は牛肉で醤油味の“山形風”だ。バーべQの方はマジシャンKが指揮をとる。彼の手品はクロウトである。時々、国分町辺りで日銭を稼ぐとのウワサもある。小生も宴会の席で何度も手並みを拝見しているが、見事なものである。

その彼が、バーベQの下ごしらえで厚く切ったタマネギに串を通している仕草を眺めていると、タマネギが一瞬にして牛肉になるのではないかと期待してしまう。

その他にも、火をおこすのが得意な人、生ビールを上手に注ぐ奴、使いっパシリを楽しむ青年、ボソッとつぶやく一言が面白い人、などなど。普段の仕事ではみられない一面に気づくのは楽しい発見である。

そんな仲間と生ビール片手に芋煮や焼肉に舌鼓を打つのは、誠に幸せなひと時である。新幹線の鉄橋の下とはいえ、場所は古(いにしえ)の歌人たちがあこがれ、歌枕にもなった「名取川」の河原である。15リットル用意した生ビールや兄が送ってくれた北海道の限定酒などを呑みながら心地よく酔う。

15時過ぎ。あらかた呑みつくし、食べつくした頃合いに片付けが始まった。もう終わりか。と思ったが、もう呑めないし、食べられない。胃の小ささをうらみつつ、“止まり木”にトボトボと歩いて戻ってきたのだった。

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スポーツの秋。小生の目論見が・・・。

2009年10月22日 | 野球
函館の葬儀に参列してから、羽田に戻ってきたが、すでに夜8時半過ぎ。明日は朝8時半に練馬の事業所に行かなければならない。大宮まで戻って、明日早朝、練馬まで行くのも億劫なので、大塚のビジネスホテルに泊まった。

で、スポーツの話。

今年の大詰めで小生がよかれと思っていたストーリーは、

◆プロ野球の日本シリーズ・・・巨人対楽天
◆MLB、Wシリーズ・・・ヤンキース対ドジャース
◆Jリーグ・・・大宮J1残留、仙台J1昇格

の三つだ。

だがしかし、世の中は甘くない。まずは本日、ドジャースのWシリーズ進出が無くなった。そして、楽天は0勝3敗で日ハムに王手をかけられてしまった。昨日のリードをしていながらの逆転サヨナラ満塁ホームランは、楽天の常勝ムードを一気に盛り下げてしまったようだ。楽天が日本シリーズに出るには明日から4連勝するしかない。これは非常に厳しい状況だ。

ヤンキース、巨人は有利な状況にあるが、勝負事は下駄を履くまでわからない。
Jリーグもまだまだどうなるか知れたものではない。

誠に、スポーツはストーリーの無いドラマである。まして、小生の画いたシナリオなどのいう通りになろう筈はない。トホホホ
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急遽函館へ

2009年10月21日 | 日々の記録

<5時間近くも乗っていると本を読むのも疲れる>

取引先に不幸があって、告別式参加のため、急遽函館に飛ぶことに。“飛ぶ”と書いたが、仙台~函館間はJALもANAも無い。仙台から新幹線で東京羽田まで行って飛ぶことは可能であるが、交通費がかかるし、丁度いい便は全部塞がっていた。

こんな時便利なのはJRだ。仙台から新幹線で八戸まで行って、八戸からは「スーパー白鳥」に乗って、青函トンネルを通って、函館まで行く。5時間弱で行ける。料金は1万4千円ほどだ。仙台から羽田まで行ってから函館に飛ぶと4万円近くかかる。時間も待ち時間などをいれればほぼ、同じぐらいかかる。札幌までJRで行こうとすると後3時間かかるが、函館までならJRのがいい。

ただし、八戸から先は、なにかもの淋しいというか物悲しい雰囲気だ。本州最果ての津軽は蟹田から、津軽海峡の下をくぐって、北海道の松前半島に出る、というコースはトンネルも含めて、真っ暗闇で何も見えはしないのだが、物悲しいのだ。

仙台を14:38分に出て、函館には19:20分に着いた。仙台よりは、さすがに寒かった。
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秋は終わりか

2009年10月20日 | 野球

<秋の空。大方刈られたが、まだ所々残る稲。>

10月も下旬だ。日中は暑い日もあるが、朝晩はすっかり冷え込むようになった。もうまもなく冬が来る。早いものである。一年を四半期(3ヶ月)毎に切ってみると、特にこの第4四半期(10~12月)のスピードは速い気がする。夏が終わると、「秋の日はつるべおとし」などと言って、一日の終わりの速さを嘆くが、この頃から、“一年の終わり”の方も年末に向かって加速されるようだ。生活も仕事もスポーツも大詰めに入るから、そう感じるのかもしれない。

そして、そのスポーツ。昨日、中日がヤクルトを下して、CS第2ステージへ勝ち抜けた。第2ステージはセリーグが「巨人VS中日」、パリーグは「楽天VS日ハム」の対戦で争われる。セ・パ共々、明日が初戦だ。今年はどんなドラマが待っているやら。

海の向こうのMLB。贔屓のヤンキース、ドジャースが共に4-5のサヨナラで負けてしまった。特にドジャースは去年のWシリーズ覇者のフィリーズに1勝3敗の崖っぷちに追い込まれた。2勝1敗で未だ有利なヤンキースもエンゼルスの底力が蘇ってきたようで、油断はできない。今日の試合はシリーズの流れを変える、嫌な感じの負け方であった。

Jリーグ。大宮アルディージャもなかなか勝てずに、今年も自動降格圏内スレスレの定位置についてしまった。一戦一戦、ハラハラドキドキしなければならない季節の到来である。

総じて、なかなか目論み通りには行かないものである。
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居酒屋さん主催の「芋煮会」

2009年10月19日 | 酒食・グルメ?

<今年も恒例の“芋煮会”に参加してきたのだ>


<サンマに伊勢海老、イカ、カニ・・・。みんな旨いぞ!>


<ぷりぷりのボタン海老。生でも焼いても美味である。>

昨日は馴染みの居酒屋さん主催による芋煮会に参加した。昨年参加のドラゴン氏は東京から、今回初参加の“呑み同志”S二郎氏は埼玉からの参加である。交通費を考えると大変な出費となるのだが、そこは“酒仙”のお二方。些細なことは気にせず、当然の如く仙台まで来た。

前日は小生の“止まり木”で雑魚寝をしてから、朝8時前には出発する。開始は10時からなのであるが、どうせなら準備段階から行って「手伝いをしながら、大きな顔をして呑もう!」という方針を打ち立てたため、早くから出かけることになったのだ。

現地に着いたのは8時半過ぎだ。もうすでに準備は進んでいた。包丁で里芋やゴボウ、大根を切る人、火を起こしている人、駐車場に置いたクルマから荷物を運ぶ人等々。着いてから気付いたのであるが、我々は芋煮の準備をする為のツールを何も持ってきていなかった。包丁、まな板はもちろん、軍手、タオル、エプロンなど、何一つ持ってこなかったのである。

結局、生ビールがセットされるまでの20~30分は何をすることもなく、立ちすくんでいたのであった。マスターが生ビールをセットしてくれて、まだ、準備段階ではあったが、第一回目の乾杯をやってくれたので手持ち無沙汰からは解放された。今回の、

「手伝いをしながら、大きな顔をして呑もう!」

という方針は「大きな顔をして呑もう!」だけになってしまったのであった。

鍋を煮るカマド2つ。焼き物をする場が1つで芋煮会は始まった。鍋の方は第一回目が二子里芋と鶏肉を使った醤油味の「北上風鍋」と牛肉で醤油味の「山形風鍋」の二つであった。昨年は焼き物のサンマなどに気を取られている内に、芋にありつけなかったので、今回は鍋が出来ると同時によそってもらった。そのお陰で、「北上」も「山形」も十分堪能できた。第二回目は、豚肉で味噌味の「仙台風鍋」と魚介類でカレー味の「海鮮カレー鍋」。最後はこのカレー鍋のスープにうどんを入れて〆にした。

一方、焼き物も充実していた。伊勢海老、サンマ、イカ、カニ、ホタテ、生でも食べられるボタン海老まで用意されていた。ボタン海老はまだ、シャーベット状の内に生でいただいたが、確かに旨かった。焼いても美味であった。

酒はひとり1本持ってくるというルールを今年から導入してので、720ml中心に大量に並べられていた。とても、呑みきれまいと思っていたのだが、15時の終了時には9割方消費されていた。まことに恐るべし!である。

総勢は35人前後。大量に用意された食べ物もあらかた片付いたようだ。9時前から呑みだし、15時近くまで呑みかつ食べた。呑み疲れたら、途中で、ドラゴン氏持参のハンモッグで休憩した。木陰で涼しく、ついウトウトした。気分のいい“眠り”であった。今年も素晴らしい秋晴れの下で、至福の時を過ごせた。

はや、来年が、待ち遠しい。


<我々が陣取った一角。総勢は35人前後だったか。皆、よく呑み食べる。>


<呑み疲れたら、ハンモッグ。中にいるのはS二郎氏。>


<この河原では見渡す限り、芋煮会だ。さすがに仙台名物だけのことはある。>
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芋煮会速報

2009年10月18日 | 酒食・グルメ?


七北田公園で芋煮会をやってきた。今年は仙台、山形鍋にとどまらず、岩手の北上鍋が加わった。昨年よりもしっかりと飲み食いできた。この芋煮会に参加するべく、東京から、ドラゴン氏、S二郎氏が来た。エライ人達である。

朝から呑んでいるので、大分酔っている。詳細は明日にでも・・・。
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楽天先勝!

2009年10月17日 | 野球

<紅葉。楽天のチームカラーより鮮やかか。>

楽天がソフトバンクに11-4で先勝した。

3回までに7得点上げ、ソフトバンクのエース杉内をマウンドから引きずりおろした。楽天先発の岩隈は4回に4失点したものの、その後は零封で完投した。6回に3点、7回には山崎のソロも飛び出し、全員安打の12安打4ホームランで11得点をあげ、初戦を圧勝した。

野村監督の“今季限り”が決定したようで、このことがチームの団結に繋がったとマスコミは伝えている。本日の2戦目は田中マー君の先発だ。勢いに乗じて、一気に札幌行きの切符を手にして欲しい。

日ハムはエースダルビッシュが故障中でCS第2ステージには間に合わないようだ。ダルVS岩隈、ダルVSマー君の投げ合いが観られないのは残念であるが、日ハムにとってのダル欠場はアドバンテージ1勝分がチャラになるほどの戦力ダウンだ。その分楽天にはチャンスがある。

まだ、気は早いが、日本シリーズは巨人対楽天で争ってくれれば本望である
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軽井沢早朝散歩

2009年10月16日 | 散歩


昨日の朝、軽井沢を散歩した。泊まったところが軽井沢の別荘地であったので、周りには見事な豪邸が立ち並ぶ。企業の保養所などもあるにはあるが、個人用のものが多いようだ。持ち主はいかなる人たちか。普通の勤め人ではとても建てられそうにはない。別荘を眺めているだけでも楽しい気分にはなる。

こんな豪壮ではなくとも、どこぞに一軒ぐらい、建てて見たいものだと思った。今考えつくのは北アルプスの麓、長野県安曇野辺りだ。ここに山小屋風の“止まり木”を建て、晴れたら山に登り、雨が降ったら本を読む。“晴登雨読”の生活ができたら、最高だと思っている。
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