<渋沢栄一の一万円札>
<千円札の裏には富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」>
新札発行日の当日(7月3日)のこと。こういうのに趣味のあるマンボ氏は早速新札を手に入れていて、見せてくれた。渋沢栄一の一万円札は「10000」を強調してあって、海外を意識しているデザインだと思った。5000円札も1000円札も同様に数字を強調してあった。
カッコいいなと思ったのは北里柴三郎の千円札の裏面に描かれていた北斎の「富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)」だ。海外でも”ビッグウェーブ”の名で知られている有名な浮世絵である。
今回の新札は最新の偽造防止技術と日本の文化的象徴が融合され、安全性向上とともに日本の魅力が際立つデザインが採用されたとのこと。その通りの新札だと思った。
小生が物心ついたころのお札は「百円札:板垣退助」「五百円札:岩倉具視」「千円札:伊藤博文」「一万円札:聖徳太子」という、明治初期の政治家+聖徳太子だった。作りも今よりは偽造しやすい構造だったが、どの札も”威厳”があったように思う。七十近く生きている今よりも、”お金”の価値をありがたく思っていた子供だったからだろうか。
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