<吉田博「日本アルプス十二題 剣山の朝」大正15(1926)年 木版 >
いつもは暇な小生であるが、今日は忙しかった。午前中は新宿の「東郷青児記念美術館」でやっている「生誕140年〜吉田博展」を観に行った。前からぜひ観てみたいと思っていたが、ついつい行かずじまいでいたのだが、いよいよ8/27(日)が最終日で、ゆっくり観られる平日開催は本日まで。ということで10時開館と同時に館内に入った。平日とはいえ、リタイア組はもちろん、学生など若い人も多く、それほどゆっくりは観れなかったが、十分堪能できた。
吉田博は最初は水彩や油彩で描いていたが、途中から木版画をやるようになり有名になった。英国のダイアナ妃やフロイトなどの著名人を魅了した作家として、日本よりもむしろ欧米で人気があった画家である。題材が富士山や剣岳、北アルプスなどの山岳描写が多いのも小生が好きな理由のひとつだ。また、海外遠征も積極的にやっており、アメリカではグランドキャニオンやナイヤガラの滝、インドではタージマハル、ネパールではカンチェンジェンガなどを描いている。精緻な彫りと巧みな色合いを出す摺り技法が素晴らしかった。
美術館を出ると丁度昼時だったので、新宿駅の近くの鮨屋によって、2千円のにぎり定食を頼んだ。暑い日にはさっぱりと鮨もいいもんだ。
<本日の昼メシ「にぎり並」白魚などもあり、結構美味しくいただきました
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午後は年初から発注していた、軽のワンボックスカーを改造したキャンピングカーがいよいよ9月10日前後に完成の見込みとなり、マーキング等の詳細を詰めに栃木県にあるクルマ屋さんまで行ってきた。新宿から石橋駅まで約1時間40分。クルマ屋さんに着いたのは14時半ごろ。オリジナルマークの貼る位置と大きさを決めてきた。また、内装の色とか装備も確認してきた。あと二週間もすればいよいよ納車である。非常に楽しみである。
<小生のクルマの色はブラックであるが、デザイン的にはこんな感じだ。屋根のボックスは無い。>
<車内は改造して大型バッテリーが積まれ、電子レンジが装備される。上は収納スペース。>
<反対側には小さなシンクとシャワーにもなる蛇口と折りたたみ式テーブル。こちら側にも上部に小さな収納スペースがある>