萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

カレル橋とヴルタヴァ川

2007年08月21日 | 中欧の旅

<王城から見たカレル橋とヴルタヴァ川>


<カレル橋、朝の風景>


<ヴルタヴァは市内の中心をゆったりと流れていく。スメタナの「我が祖国」が聴こえてきそう。>

カレル橋は王城とならんでプラハの名所である。プラハと言うと必ず出てくるから、城より有名かもしれない。カレル橋は、カレル4世の命によって1357年から約60年の歳月をかけて造られたとのこと。

また、この橋の欄干には30体の聖人像がある。日本人になじみが深いのはなんといっても「フランシスコ・ザビエル」だ。ご存知、日本史の教科書にも出てくる宣教師だ。1549年、日本に初めてキリスト教を伝えた人として有名である。その為か、この像のザビエルを支える人たちの一人にチョン髷を結った日本人らしき人物が居る。

ザビエルは直接、プラハには縁がなかったようだが、日本の他、インド・中国などでも宣教し、聖パウロを超えるほどの多くの人々をキリスト教信仰に導いた大聖人だそうだ。その為、神聖ローマ帝国の首都であったプラハに聖人像が建立されたのであろう。

後の石造彫刻29体が馴染みのない人たちばかりであったので、ことのほかザビエルに親近感を覚えた。



<フランシスコ・ザビエル像。下で支えている真ん中の像が日本人のようだ。>
コメント
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