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<神奈川県の金沢八景近く。平日とあってそれほど潮干狩りをやってる人はいなかった>
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<時間とともに潮が引いていく>
今日は朝から、
「風來」で神奈川県の金沢八景近くにある野島公園に行って、潮干狩りをして来た。会社に入ったばかりの頃に仲間と行って以来なので、恐らく三十五、六年ぶりだと思う。
昨年の今頃のこと。藤沢市在住の同志M野谷氏が潮干狩りでアサリを採ったというメールを送ってきた。アサリは採れたてが一番うまい。しかも、メールでは大漁の様子だったので「来年は是非とも小生も連れて行ってくれ」とお願いしておいた。氏はその約束を覚えてくれていて、今回誘ってくれたのだった。
早朝6時半過ぎに家を出たのであるが、休み明けの月曜日の為か首都高が渋滞していて新宿あたりまで、ノロノロ運転。もっと早く家を出るべきだったと後悔す。それでも、新宿を過ぎるとクルマは順調に流れ、約束の9時半には野島公園に着く事ができた。
すでにM野谷氏は来ていた。氏に事前に教えてもらった装備を持っていざ出陣!小生の思い描いていた潮干狩りは熊手とバケツか網を持って、潮の引いた砂地を引っ掻いてアサリを採る、というイメージだったのであるが、M野谷氏の方法は全く違っていた。
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<M野谷氏が送って来てくれた装備の写真>
右上にあるペットボトルをくくりつけたカゴに紐付きのペグをつけておく。完全に潮が引いていない膝まで海水のあるところへ行って、ペグを砂地に差込み潮で流れないようしておいて、砂地を砂ごと手で救いこのカゴに入れる。海水でカゴを洗うようにすればアサリだけが残る。この方法である程度カゴにアサリが溜まったら、左上にある浮き輪につけた網(ビクのようなもの)に移す。この網にも紐付きペグをつけて、砂地に差しこんでおくことで潮の流れに持って行かれないようにしておく。熊手などは一切使用しない。
ということで、出で立ちもウエーダーといって胸まであるツナギに長靴がついた防水着を着て、手にはゴム手袋をはめる。この格好で海に入って上の装備で採るのである。この方法だと非常に効率よく採れる。
また、こんなアサリ採りをやっていると、小生のDNAに刻まれている太古の昔の採集狩猟民族の記憶が蘇るのか、非常に楽しい。海に入って食料を調達する、という行為自体に心身共に喜びを感じているようなのだ。三時間近くもアサリの採集にあたっていたのだが、その時間は瞬く間だった。かなり、この単純作業に没頭していた証拠である。
で、肝心の釣果じゃないところの“採果”であるが、アサリ自体は沢山いたのだが皆小ぶりだった。仕方ないので、まあまあの大きさのものだけ選別して持って帰った。
帰路は平日の昼間だったので、都心で少し渋滞があった以外は順調で大宮の家には午後三時過ぎに到着。夜はとりあえず、砂抜きしたアサリの味噌汁を作っていただいた。出汁がよく出て、臭みはまったく無く、とても美味しかった。やっぱりアサリは採れたてに限るね
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<アサリの味噌汁>