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先週の日曜日。練習試合ではあったが、念願の叔父甥対決が実現した。妹の次男(23歳)と小生(56歳)との野球対決である。年齢と叔父甥ということから言えば、丁度巨人の原と菅野の関係にある。菅野の球を原が打てるか。を想像すれば、この対決は叔父側に不利であることは言うまでもない。
思えば、甥がまだ小さい頃、我が家に遊びにきた折にキャッチボールやバッドの振り方などを教えたのは小生であったのだ。その後、彼は野球を始め、中学、高校時代も野球を続けた。左バッターでバッティングセンスもよく、足も速い。埼玉県予選でもファースト三番で活躍し、チャンスに強く、ベスト16までチームを導いた。小生の高校時代よりも確実に実力は上であった。
昨年、社会人になって、入ったチームが同じ市内リーグのチームで、今年の春は我々のチームが後一勝すれば、公式戦で叔父甥対決が実現するはずであった。それが叶わなかったので、練習試合を申込み、この度、対決が実現したのである。
高校卒業してから5年しか経っていない甥と、もうすぐ40年になろうとしている小生との対決である。当然ながら、小生の方が分が悪い。ま、その分、打たれて当たり前という気持ちで投げられたのではあるが・・・。
小生は4回表からマウンドに上がったのだが、打順よく、バッターボックスには甥が立った。いきなり叔父甥対決である。既に甥は三打席目でここまで、2打数1安打。まともに勝負しても勝てないと思っていたので、まずは緩いカーブで気勢を削ごうという作戦。作戦通り、一球目カーブ、二球目もカーブ、三球目はストレート。タイミングは取れていないようだったので、次もストレート。これをとらえたが打球はセンター正面。なんとか、打ち取った。まずは、叔父の勝ち。このインニングは相手チームを0点に抑え、マウンドを降りた。
4回裏は小生がバッターボックスに立つと、相手投手は甥に代わっていた。ここでも、叔父甥対決が実現。積極果敢に初球を振って行ったが、あえなくショートゴロに打ち取られ、ここは甥の勝ち。
結局この後、小生は6回まで投げ、甥とはさらに2度対決の場面があったが、内野フライとセカンドゴロに打ち取り、3打数無安打に抑えた。叔父甥対決という一点に絞れば小生の勝ちに終わった。たぶん、遠慮や力みがあって、叔父様に花を持たせてくれたのだと思うが、満足の行く結果であった。
試合の方は4-10で負けました。甥のチームは強かった。これからも、たまには練習試合をやろう、という事になったし、同じ市内リーグなので、公式戦で出会うこともあるだろう。叔父甥対決はこれで終わったのではなく、始まったばかりなのだ。