萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

ヤンキース、ボストンをスィープ!

2007年08月31日 | 野球

<勝利を喜ぶ面々>

 ボストン相手に3連勝!逆転リーグ優勝に向けて、まずは青写真通りの展開だ。それにしても、よく勝てた。敵将フランコは3試合の内、一試合勝てばいいと思っていたろうが、そうは問屋が卸さなかった。

一試合目は5-3。ボストンは松坂が先発し、3-3のシーソーゲームであったが、8回にデーモンの本塁打で突き放し、チェンバレン、リベラの継投で逃げ切る。勝投手はペティット。二試合目は4-3。ボストンの若きエースベケット対その昔ボストンのエースだったクレメンスの投げ合い。実は落とすならこのカードと思っていた。しかし、ここ一番のクレメンスの好投はさすがであった。6イニングを二安打。オルティーズのソロの一失点のみで投げぬく。(邪推してすいませんでした。)後半、中継ぎ陣が一点差に迫られるも、リベラでなんとか逃げ切る。

そして今日の試合(日本時間午前2時から5時半)は、王の7イニング1安打の好投とカノーの2本のソロが光る。終盤ボストンの守備の乱れもあり、点差を広げた。8回からは怪童チェンバレン登場。12球で8回を締めくくり、そのまま9回もマウンドへ。オルティーズを一昨日同様159キロのストレートでレフトフライに仕留めて、さー三振奪取ショーの始まりだ。と思いきや、抜けたストーレートがユーキリスの頭上を2球連続通過。主審はすかさず「退場」をコール。

あの場面で故意に投げる理由はなく、手元が狂っただけなのにいきなり退場処分は腑に落ちない。一球目の時点で審判が警告したのならともかく。チェンバレンも(゜o゜)・・・・とした表情。当然、トーリ監督も抗議する。小生も愚痴る。「勤め人のオジサンたちは今日の様な早朝からやっている試合しかみられないのだ。しかも、チェンバレンの投球などめったに見れん。そういうことも考慮してくれよな。」

結局、抗議も愚痴も認められず。ラミレスというこれも7月にメジャー入りした新人が出てきた。危なげなく後続を抑え、5-0で勝つ。8ゲーム差を一気に5差までつめた。9月半ばのボストンとの3連戦までにどこまで詰めておけるかが、今後の課題である。

明日からの対戦をみると、まず、東地区最下位のタンパベイと3戦。翌日から、ワイルドカード争いをしているマリナーズとの3連戦。ここが一つの山。一日置いて中地区4位のカンザスシティと3戦やって、また一日置いて東地区3位のトロントと3連戦。翌14日からがボストンとの最終決戦。敵地フェンウェイでの3連戦だ。

最終決戦までの12試合でゲーム差を“2”以下、悪くとも“3”まで詰めていたら、大いに盛り上がるだろう。しばらくは、MLBから目を離せなくなった。
コメント
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