![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/05/285e0453cd0956611e7a3f687afb9ae3.jpg)
<朝の皇居>
皇居界隈に会社があるわけでもない勤め人が、平日の皇居を散歩できるのか。
ふふふ、必殺散歩人の極意「ワープ散歩術」を用いれば出来てしまうのだ。これはいつもの通勤電車に乗らず違う電車でワープし、まったく別の地域を散歩してから出勤するという離れ技である。
小生の勤め先は都心から離れた住宅地の杉並区方面にあるため、高田馬場で私鉄に乗り換えて会社のある駅まで行く。が、本日はいきなり東京駅までワープし、そこから皇居を時計回りに、桜田門、半蔵門、千鳥が淵、北の丸公園、九段下へと歩き、今度はメトロでワープし高田馬場駅にいく、というものだ。
難点は通常より大幅に通勤時間がかかるので朝早く起きなければならない。ま、歳をとると前の晩に深酒しない限りはまず起きれるから心配ない。今日の目的は季節柄、千鳥が淵の桜のチェックである。
朝、7時過ぎ東京駅丸の内に立つ。楠公の銅像をみてから、桜田門の前を通り目指す千鳥ヶ淵へと歩を進める。ここはジョギングをする人、自転車で走り抜ける人等、結構人通りがある。右手の広々とした堀と皇居の眺めはすがすがしく、広々としていて実に眺めがいい。内堀通りを通るクルマの喧騒がなければもっといい。
半蔵門まで行くと堀の水面がはるか下に見下ろせる。この大きさ、深さから発する威圧感は往時の城としての防御性を誇示しているように見える。考えて見れば、日本の城跡の中でこんなに大きな規模を残しているのは皇居だけではないか。
千鳥ヶ淵公園に入る。驚いた。大宮公園などより満開に近い“咲き”だ。完全に花見ができる。遠めに観ても完璧だ。と思っていたら、もうシートを敷いて陣取り合戦が始まっている。皆若い。多分、組織の中の若手がやらされているのだろう。今晩、花見をするのだろうが、今からあの兄ちゃん達は夜まで陣取っているのだろうか。おそらくは交代制とは思うがご苦労なことである。
千鳥ヶ淵を過ぎ、北の丸公園の堀をはさんで西側あたりの桜がまた見事だ。もっと観ていたかったがさすがにもう時間が無い。九段下のメトロの電車に飛び乗って会社に向かう。明日もくるかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b2/82f12304d102a3f02743a50756ec99d6.jpg)
かなりきてる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/5e/0bedfa3c92a6fd26ce5e3409da80315d.jpg)
いつ花見をやってもおかしくない、と思っていたら・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/29/c65786e19dc6a5930b5980a52fff4eaa.jpg)
木曜日の早朝というのに、すでに若手社員による陣取り合戦が始まっていたのだ。
本日の“歩き”=15,152歩、13.2キロ