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<尾根の雑木林>
今年の正月と2月の三連休に立て続けに九州に行った。旧友のS田氏のお世話になって、かの地の山と温泉を楽しんで来た。登った山は1787mの久住山を除けばすべて600m以下の低山である。低山といえども、自然は備わっているし、頂上に上がれば景色もいい。もちろん、健康にもいいし、本格的な登山のトレーニングにもなる。夏場の低山は暑くてかなわないが、この時期は低山もあり、だと思った。
そして、九州まで行かなくたって埼玉にも低山はある。学生の頃、自転車でよく行った奥武蔵があり、秩父の山々がある。クルマを持たない小生でもあの辺りなら、川越線と西武秩父線を乗り継いで電車でも行ける。ネットで調べると所要時間は2時間程度だ。ということで、11月~3月までの冬期は低山で楽しもうと思い立ったのであった。昨日はさっそく出かけて来た。以前に一度登ったことのある伊豆が岳(851m)に行ってみた。総高低差約1000m、歩行距離12kmを4時間半かけて歩いて来たが、結構充実できた。帰りの電車ではピーナッツつまみに缶ビールを呑む。電車の旅ならではの楽しみだ。
またひとつ、手軽に楽しめる“遊び”を発見した気分である。この春は野球や「おくのほそ道」の合間に「低山めぐり」をしてみようと思ったのだった。