萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

2008年度 大宮公園「お花見」詳報

2008年03月31日 | 日々の記録

<公園内は桜だらけだ>


<花は真っ盛り>


<散ってしまった花にも雨が襲いかかる>

昨日は午前中野球の練習があったのと、二次会の都合上、花見は14時から始めた。メンバーは呑み同志のS二郎氏、N林氏、タイから戻ってきてるドラゴン氏、会社後輩のU野、謎の上海娘菲菲とその友達の男女あわせて7人。

青いシートを敷いて、準備万端さあ乾杯!と始めた途端、ポツポツときた。そんなことぐらいでは呑みだした杯を置くわけがない頼もしき呑み仲間。傘を指しながらひたすら呑む。周りのファミリー達が片付けて帰っていくのを横目にこれからとばかりに呑んだ。

桜は今が真っ盛り。少々の雨で散る気配はない。雨が降ったお陰で花見客が減り、眺めはむしろよくなった。但し、如何せん雨なので、青空と桜という輝かしき景色は見ることができなかった。それでも、酔うにつれ雨の中の桜というのも幻想的で面白いなと思い始めた。

3時半過ぎに雨脚が強くなってきたので、さすがに退散。二次会会場(某スナック)に向けて移動した。16時過ぎから貸切で19時まで呑んで歌って大騒ぎ。自分では大人しくそのまま帰ったと思っていたが、今日写真を見てびっくり。天婦羅うどんを食っていた。


<二次会会場。嵐の前の静けさ。>


<うどんを食ったのを忘れていた。思い出したのはカメラのお陰。>
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2008年度大宮公園「お花見」

2008年03月30日 | 日々の記録


今年の花見は天気が今ひとつ。14時すぎから始めたが、直後から雨がポツポツ。それでも、花の盛りか、花の散ることなしに気分よく花見ができた。天気の悪い分、花見客も少なく例年よりもゆったりと花見ができた。ただ、雨が本格的に降ってきたので早々に二次会会場へ足を運んだ。8時には帰宅したが、結構酔ってる。詳細は明日以降。
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明日は花見!

2008年03月29日 | 散歩

<先週の土曜日に撮った。まだ蕾。>


<同じ位置で今日撮影。すっかり満開だ。>


<池の畔の豪邸の庭に咲く桜もお見事>


<桜が笑っている>

昨日の夕方は雨が降ってきたので自転車は会社に置いて電車で帰った。したがって、今朝も自転車抜きの通勤だ。ということで、久々いつもの公園に寄ってきた。花は満開だった。日和は暖かいし風も無い。今日、花見できる人はうらやましい。夕方からは風が出てくるらしいし、明日の天気予報は曇りで、夜は雨だそうだ。焦るぜ。

桜好きの西行もこんな時の気持ちを以下のように詠っている。

 春風の花を散らすと見る夢は 
        覚めても胸のさわぐなりけり


 吹く風のなべて梢にあたるかな        
        かばかり人の惜しむ桜を
 

 散らばまたなげきやそはむ山桜 
        盛りになるはうれしけれども

九百年前に生まれた西行も桜が散るのはやりきれなかったようだ。


ま、明日は雨が降らない限り大宮公園で花見決行である。必携品は青いビニールシート、マイカップ、忘れちゃいけないのがデジカメだ。2台持っていく予定。花見に「酒」は空気中の酸素と同じで、あるのが当たり前、これがないと(花見が)死んでしまう。
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自転車通勤~その4

2008年03月28日 | 自転車関連

<広くて誰もいない歩道>

 近頃、自転車通勤の話題が増えているが、それには訳がある。おいおい明かして行こうと思っているが、とりあえず今日も自転車通勤の話。この前会社まで自転車で行った時は荒川の土手経由で行ったのだが、今日は新大宮バイパスから行ってみた。

交通量が多い、バイパスはとても自転車では走れないだろう、と敬遠していたのだが、行ってみて吃驚。車道とはしっかり隔離された広い歩道が延々と整備されているのだ。しかも、街中から遠く離れているので、人も自転車も極めて少ない。まるで小生の専用道路だ。R17号や旧中仙道などより余程走りやすいことがわかったのだ。

しかも、このコースだと会社までの距離は29キロほど。荒川の土手コースよりも4~5キロ短縮できる。難を言えば景色が単調なことだ。見所は二箇所。道沿いにあった与野公園の桜と笹目橋からの荒川の眺めだ。それでも、長丁場の走りの癒しにはなる。全工程の3分の1のところに与野公園があり、3分の2のところに笹目橋がある。

やたらと信号が多いので、30キロ走るのに時間はかかる。今日も約二時間かかった。都内に入ってからは結構アップダウンがあるので、くたびれる。やっぱり、毎日通うのは無理だね。


<与野公園の桜。満開だ。日曜までもってくれよと祈りつつ・・・>


<笹目橋から荒川の流れを追う。>
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桜が一気に綻んだ

2008年03月27日 | 日々の記録

<池袋「芸術劇場」前の桜>


<新青梅街道、哲学堂公園前の桜並木>

今日も池袋から石神井まで自転車で通勤した。昨日暖かかったためか、アチコチで桜が一斉に綻んでいる。まだ、木曜日だ。小生の休める日曜日まで3日もある。明日は雨が降るようだし。パッと咲いてパッと散るのが桜のいい所なのだが、勤め人にも楽しませてくれ~。

それにしても、桜というのは一年間のほとんどを意識させないで、咲いてみてはじめて、「ああ、ここに桜があったのか」と人に気づかせる木だ。

  咲くまでは それと気づかぬ 桜の木   

ってとこか。

日曜日は恒例の大宮公園花見大会(人数は知れているが・・・)を今年もやろうと思っている。タイ在住のドラゴン氏も花を見るため、この時期には帰って来ている。準備といっても、ビニールシートと酒と紙コップを用意するぐらいだ。

昼過ぎに行って空いてる隙間にビニールシートを敷いて、花を眺めながら座って呑む。ツマミは多種多様の屋台から買ってくる。暗くなりかけて、寒くなってきたら店じまい。大宮駅方面に移動して二次会をやる。というのがいつものパターンである。

最後の頃は“花より酒”状態であるのは言うまでも無い。
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京都東山花灯路~高台寺

2008年03月26日 | その他旅行

<高台寺境内>


<高台寺の前の通り。通称「ねね通り」。>

高台寺といえば秀吉の正妻高台院(北の政所、ねね)が秀吉の死後、彼の菩提を弔う為に立てた寺である。小説などでその名は聞いたことがあったが、八坂神社の裏手にある、といことは知らなかった。

彼女がこの寺で過ごしたのは1605年から1624年に没するまでの約20年間である。大阪夏の陣で淀君、秀頼親子が自刃したのが1615年、家康が病死したのが、翌16年である。一方、彼女が生まれたのは1549年、信長が織田家の家督を継いだ時には2歳、桶狭間の時は11歳だ。まさに、「安土桃山時代」という日本史上の絢爛豪華な一時代を初めから終わりまで、中心人物としてみていた女性である。


高台寺というのは高台(たかだい)にあるから、そう呼ぶのかと思った。ここから、京の町が見渡せる。左手に八坂の塔がライトアップされ、遠くには京都タワーが白く輝く。眼下に見える街並みは高い建物は少なく、古来の眺めもかくやあらんと思える。高台院も時には、ここから京の町を眺めたろう。何を考えて見ていただろうか。

八坂の塔は1440年建立とあるから、同じものを観たに違いない。京都タワーは、むろん見ていない。


<京都にはこういう眺めがまだ残っている。東京には無い。>
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続々・自転車通勤

2008年03月25日 | 自転車関連

<東中野の氷川神社の枝垂桜>


<東京農大辺りの沿道の桜。今度の土日は見頃。>


<都内は所々、このような自転車専用道路がある。ほんの少しではあるが・・・>

本日は目黒の営業所で朝から打合せがあった。自転車を池袋駅にデポしているので自転車で行ってみた。椎名町の所から山手通りに出て、目黒目指してひたすら南下。思っていたよりも歩道が広いので走りやすい。一部ではあるが、自転車専用道路もある。天気もちょっと寒めの晴れで風なし。自転車にはもってこいの日和である。

快調に走っていると、左手に枝垂れ桜が目に入る。あわててストップ。東中野を過ぎてすぐの氷川神社の枝垂桜だ。しっかりと花をつけている。濃い目の桃色が鮮やかである。思わず撮影タイム。

その後も順調。中野区を通過し、新宿、渋谷と続く。代々木公園の西側を過ぎてしばらくいくと分岐点、東大駒場キャンパスあたりだ。この先を右の住宅街へ折れて、祐天寺駅方面を目指すが、この辺の道は複雑怪奇で迷うこと十数分。なんとか、9時前に着き、打合せには間に合った。

打合せ終了10時半過ぎ。今度はここから、練馬区石神井にある小生の会社まで走る。世田谷通りから環八に出てひたすら北上するコースだ。この道もそれほど走りづらくない。天気がいいのと断食明けの為、花粉アレルギーが軽症で、気分は最高。

また、密かにある店に寄る計画もしていた。世田谷通り沿いにある、自転車マニアの店H川自転車店だ。ここでLED式のバッテリーライトを購入した。小生のランドナーに付けるためのものだ。最近、この手の自転車用のバッテリーライトというのが中々手に入らない。専門誌などを読むとこの店ぐらいしか置いていない。大宮住人としては世田谷まで来る用事というのは滅多にない。この機会を逃すことはない。ということで目的達成。店の主人は70過ぎで、話し好き。先を急ぐのだが、コーヒーを出されて、自転車談義だ。そこそこおつきあいしてから、店を後にする。

ここから、環八に出て後は北上。途中、荻窪駅前で食事をする。会社に着いたのは12時20分。約1時間40分の道のりだ。食事したり、買い物したりした時間を考えると、クルマで来るのとあまり、変わらないのではないかと思う。池袋を出て、目黒によって石神井まで来た。走行距離は32キロ。東京23区の内、「豊島」「中野」「新宿」「渋谷」「目黒」「世田谷」「杉並」「練馬」の8区を走破した。

健康的で安上がりな自転車通勤は今後もおおいに取り入れようと考えている。
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暖かい日に呑みすぎた

2008年03月24日 | 日々の記録


 昨日はお彼岸なので墓参りに行った。天気がいいので自転車で行く。家からは10キロほどだ。世間はすっかり春めいていた。梅や木蓮などが鮮やかに咲いていた。午前中に墓参り、洗濯などをすませて、午後からは高校野球観戦。もちろん、呑みながら・・・。

埼玉代表の聖望学園が徳島の小松島に2-0で勝った。結構いいチームに見えた。期待できるかも。大宮アルディージャのナビスコカップも気になっていたので、時々ネットでチェックした。結局0-0。大相撲は興味が無くなってしまったので、今場所は一度も見なかった。チャンネルを替える時に朝青龍が賜杯を手にしているのが目に入った。奴が優勝したようだ。

夕方、ごぼうと豚バラ鍋の材料を買ってきて、夕食の準備をする。19時からはレッドソックス対巨人戦を観戦。鍋をつついて、呑みながらの観戦だ。昼から呑み続けていたのでいい加減、酔っ払ってきた。巨人が2-0で勝っているところまでは覚えているが、レッドソックスの逆転満塁ホームランあたりはうろ覚えだ。鍋も食べ散らかしたまま、寝てしまった。

実はこの時期しか呑めない各地方の「無垢の酒」というのを6本、近くの酒屋から購入した。全部720mlである。来週、もう3本来る予定である。この酒がどれもうまい。今日は野球を観ながらじっくりと利き酒をやるつもりで呑みだした。一度、買い物で中断したものの、延々とちびちびと呑んだ。

これが効きましたヨ。ホンマ。でも旨いね~。
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卒業シーズン

2008年03月23日 | 日々の記録

<母校の小学校。学び舎よりも校庭で覚えたこと多し。>

最近の大学の卒業式では女子学生は袴姿が主流という。いつから、そうなったのか。どうも、少女マンガの「ハイカラさんが通る」が映画化(南野陽子主演)された87年あたりから流行ってきたらしい。小生の大学卒業は81年であるから、当然いなかったわけだ。但し、一部の女子大では伝統なのか袴姿で卒業式に出ており、見かけた記憶もある。知性的な雰囲気を漂わせていたのを覚えている。

今は猫も杓子もだそうだ。対象者を娘に持つ知人に聞くと借りるのに7万円はかかる、という。商魂たくましき業者に巧みに操られて親御さんの財布から、お足が出て行っているようだ。

ネットで「ハカマレンタル」なるサイトを拝見したが、厳かな卒業式のイメージは無く、サイトの作りもモデルさんもいかがわしいサイトのような印象だ。肝心の着物も“袴”というよりは振袖に近い。その昔見た袴姿とは雲泥の差で知性のカケラも感じられない、と言っては言いすぎか。

自身の卒業式の思い出は、というと大学の時も高校の時もこれと言った記録が残っていない。大学の時は皆で撮った写真が何処かにある筈だが、さがすのは億劫だ。日記を見てみると高校の時は余程面白くなかったのか、たった3行で終わっている。中学のは純情だった分、ちゃんと書いている。一部抜粋すると、

***********************( )内、今補足

1973年3月15日 曇のち晴れ  中学校卒業式

 今日が中学生活最後の日という気はしなかった。思えばいろいろなことがあった。野球部入部、そして数々の成績(中学時代は強かったのだ)。林間学校、修学旅行、つまらなかった遠足。

<中略>

我々のクラスの中には一生会わない奴も何人かいるだろう。しかし、それでいい。別れを乗り越え一歩一歩前進していくのが人間である。
卒業式は長話しを聞かされてくたびれたが、今思うといい卒業式だったと思う。私は中学校や小学校の先生方のためにも、恥のないような高校生活を送りたいと思う。

*************************

35年前の日記だ。まじめだねぇ。この後の高校時代、恥の多い時代だったんだな、これが。何事も思うようには行かないのが人生さ。
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京都 東山花灯路

2008年03月22日 | その他旅行

<円山公園の枝垂桜。花はまだだが、恐ろしげな様子>


<活け花+光>


<活け花+光 その2>


<大根の輪切りを積んだもの。カラス対策は万全?>


<竹の中にはかぐや姫が・・・。と思ったがロウソクでした。>

3月20日、21日と京都に行った。京都は名うての観光地。桜の季節になれば、黙っていても客は集まるが、桜がまだ蕾の今頃はもうひとつ客入りは悪い。小生も方々歩き回ったが、これで桜が咲いていたらさぞかし。と何度思ったことか。

ところが、そこは観光地“京都”。こういう時期を狙って催し物をやる。その名は「東山花灯路(ひがしやま はなとうろ)」。期間は3月14日~23日。まさに桜の咲く直前のタイミングだ。“観光客”を絶やさない仕掛けである。

この催しは夕方6時に始まる。東山山麓を北は青蓮院から南は清水寺までのおよそ5キロをライトアップして幽玄で幻想的な情景を作り上げる。所々、活け花や工芸品も置かれており、見る者の目を楽しませてくれる。兄と小生は八坂神社から高台寺界隈を見物した。

八坂神社自体もライトアップしてあった。裏手の円山公園にはまだ、花をつけない枝垂れ桜にも光をあてている。これが、逢魔が時とあいまって、なんとも恐ろしげなのだ。また、円山公園内には活け花なども置かれ、なかなか賑わっていた。


されどこの日、雲の間から時折、出でる月を振り仰ぎて、よかれ、をかしと、褒めちぎる人いと多し。そこで、詠める歌。

 
 光れども 月に敵わぬ 花灯路
 
     輝き隠せと 雲に頼まん

                萬蔵


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京都は寒かった

2008年03月21日 | その他旅行

<嵐山 渡月橋 >
 
 京都から戻ってきた。西行ゆかりの地は「法金剛院」「仁和寺」「花の寺(勝持寺)」「嵯峨」などをざっと回ってきた。八坂神社界隈で催されていた「花灯路」も見てきた。桂小五郎、幾松夫妻と縁がある料亭「幾松」にも行った。(また兄にご馳走になった。)昼は二日間とも湯豆腐で一杯だ。

いろいろ収穫はあった。おいおい披露していこうと思っているが、京は、もとい、今日は疲れた。
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京都へ

2008年03月20日 | その他旅行

<京三条大橋>

 仕事の関係で京都にいる兄がこの春で札幌に戻るという。兄がまだ京都にいる内にもう一度遊びに行こうと思っていた。多忙な時期だが、なんとか都合つけて21に日休みをもらった。ということで今日と明日、1泊2日で京都に行くことにした。何を見るかはまだ決めていないが、西行ゆかりの地を中心に見て回ろうと考えている。
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恐るべし!エクストリーム アイロニング!

2008年03月19日 | 日々の記録

<世界には真面目に山でアイロン掛ける奴が沢山いるのだ>

 ある事情から、6年前から一人で生活するようになった。掃除、洗濯、炊事などを一人でこなさなくてはならなくなった。どれも、あまり得意ではないが、「俺は○○が好きだったんだ」作戦で乗り切ってきた。この作戦はあまり好きではないものを自分に言い聞かせてモチベーションをあげる作戦だ。

例えば、洗濯をするのが億劫な時に自分に言い聞かせる。「俺は洗濯が好きだったんだ。特に干すのがな。」と2、3回唱え、その気にさせて、楽しく積極的に取り掛かれる精神状態にするのだ。こうするとアラ不思議、なんとなく洗濯が楽しくなるのだ。この作戦で、掃除や書斎の片付け、食器洗いなどをこなしてきた。この間などは庭木の剪定までやった。

だが、しかし、この作戦をもってしても、やる気が起きないのが「アイロン掛け」だ。道具もあるし、掛け方も知っている。以前は上記作戦でマメにやっていた。だが、どうにも面倒だ。第一結構時間がかかる。時間がもったいない。それに夏場はクーラーの効いた部屋でやっても暑い。などなど。性に合わない。で、近頃はとんとやらなくなった。

ところがだ。この間、日経新聞を眺めていて吃驚仰天。山のテッペンでアイロンを掛ける競技があるというのだ。冗談ダロと思って記事を読んだが、さにあらず、真面目な競技のようだ。一部抜粋すると

******************************

山頂に着くとアイロン台を広げ、バッグパックからアイロンを取り出す。そしていつものようにシャツをプレスする。登頂の達成感としわを伸ばす達成感。極限状態でアイロン掛けする「エクストリーム アイロニング」は、その二つが合わさった“究極の達成感”を味わえる英国生まれのスポーツだ。

******************************

というのだ。まことに世界は広い。変なことを考え、実行し、流行らせる奴がいるものだ。この“スポーツ”は欧州を中心に広がり、世界大会も開かれていると言う。一度やってみようかな。そうすればアイロン掛けが好きになるかも知れない。

Wikipediaで「エクストリーム アイロン掛け」で検索すると、詳細記述あり。興味のある方はご覧あれ。
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思い出の旅館は今・・・

2008年03月18日 | 日々の記録

<法事を行なったお寺の白梅。満開だ。>

 この前の日曜日。2月に亡くなった叔父の四十九日の法要があった。宇都宮線の石橋駅から歩いて7~8分の所に叔父の家はある。

その昔、22、3年も前だろうか、小生20代後半の砌(ミギリ)だ。まだ、小生の会社が東京駅の八重洲口にあった頃である。なんの宴会だったかは忘れたが、大酒を呑んで電車に乗って眠ってしまった。この頃は(今でも?)こういうことが日常茶飯事であったが、この日は疲れていたのか、呑みすぎたのか大宮、土呂は遥かに過ぎ、利根川を越えて栃木県に入り、宇都宮の手前「石橋駅」でようやく気がついた。

大宮駅からは1時間はかかる地点だ。当然、上りの列車はなく。タクシーで帰ったらいくらかかるかわからない。駅のベンチで寝るか、と思ったが、4月の上旬で夜はまだ寒い。この辺に叔父の家があるのは判っていたが、イマイチ辿り着ける自信はない。よしんば探し当てたとして、夜中に訪れた泥酔者を何年も会っていない甥だとわかってくれるだろうか。第一、噂が親戚中に広まり、決まりが悪い。

旅館かホテルがあるだろう、と思って探すと、昔ながらの木造の小さな旅館があった。玄関の引き戸がわずかに開いていたので、なかに入り「すいませーん」「御免くださーい」と呼ぶがシーンとしていて誰も出て来ない。みんな熟睡しているのだろうか。玄関の板の間に座って待っているうちにまた睡魔が襲ってきて、そこでそのまま寝てしまう。

夜明けに猫が引き戸をこじ開けて入ってきた音と透き間風の寒さで目を覚ます。午前5時を過ぎていた。もう、始発の出る時間だ。外も明るい。ついに、起きてこなかった旅館の人に見つからないようにそーと引き戸を開けて、逃げるようにして出た。結局、玄関とはいえ、旅館にタダで泊まることができた。

家に帰って、母に一部始終を話すと、面白がって、叔父に電話した。遠慮しないで泊まればよかったのに。と叔父は言ったという。

その叔父の法事の日に、別の叔父が教えてくれた。おまえが玄関で寝た旅館は今は壊して、普通の住宅になっているという。それが、下の写真だ。亡くなった叔父の家の目と鼻の先だった。「親戚中に笑われる」ことに配慮した当時であったが、あの出来事は母方の兄弟はみんな知っている話となっていたようだ。


<かつて、木造の旅館がこの場所にあった。この世の中だ。セキュリティはしっかりしていそうだ。>


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続・自転車通勤

2008年03月17日 | 自転車関連

<高田馬場駅前。雰囲気は昔も今も変わらないが、BIGBOXだけはリニューアルされ、ここだけが垢抜けて見える。>

先週土曜日。会社までの34キロを自転車通勤した。周りからの反応が少々あり。

「素晴らしいの一言。これだけの距離を走られて、お仕事に集中できる精神力にも脱帽。」

ドキッ!
これを文面通り、“褒め言葉”として受けとるべきか“皮肉”と受けとるべきか、それが、問題だ。発信した人の人柄から察するに、“前者”だと思うのだが・・・。

後は、

「帰りは大丈夫?」
「帰りはどうします!? 」
「帰りは夜だ。クルマに気をつけろ。」

など、帰りについての問合せや心配が多かった。ふふふ、この質問こそ、小生が待っていたものだ。実は帰りのことは考えていないのだ。太平洋戦争末期の戦艦大和ではないが、片道切符なのだ。

というのは、今回乗ってきた自転車はそのまま、池袋駅か高田馬場駅の駐輪場にデポして置き、駅から会社間の通勤に使うつもりなのだ。大宮からだと池袋駅の方が近いし、電車の乗換えも無い。したがって、通常は池袋駅を利用する。但し、この前の土曜日は会社の呑み会が高田馬場で行なわれたので、約10キロの道を40分かけて走り、高田馬場駅周辺の駐輪場にデポし、そこからBIGBOX横の宴会場に行った。運動の後はビールも旨い。2次会、3次会と続け、終電近くまで騒いだ後、帰った。

そして、今日月曜日。通常の時間に家を出て高田馬場駅で降りる。預けた駐輪場に行き、係りの人にいくらか尋ねると100円でいい、という。二泊したのに儲けた感じ。高田馬場から西武新宿線で会社のある駅まで行くと、往復400円かかる。駐輪施設は割安だね。

朝の都内は人通りは多いが、清々しい。駅から「さかえ通り」に入って、西武新宿線の線路を渡り、新目白通りに出る。山手通りとの交差点までは結構坂がきつい。都内は大宮辺りと比べると起伏があるネ。新青梅街道を左折して、一路会社まで。

35分程で到着。距離は10キロだ。着いた時刻も電車を乗り継いで歩いて来るのとほぼ一緒。しばらくはこの方法で通勤だ。帰りは池袋駅に行ってみよっと。
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