<後ろにいるのはイチロー>
マリナーズ対レッドソックス戦があった。しかも、レッドソックスの先発は松坂だ。当然、イチロー、城島との対決も見ものだ。ただし、こういう試合はどっちのチームの勝利を望めばいいか、難しい。松坂に勝利投手になってもらいたいが、西地区で首位エンゼルスに2ゲーム差と迫っている、マリナーズにも勝って欲しい。また、ヤンキースに早く追いついて欲しいと思っている小生はレッドソックスには負けて欲しいとも思っている。
ということは、この試合は松坂に頑張ってもらっては困るのである。だが、松坂が好投している姿をみるといつの間にか応援している。そうかと思えば、終盤マリナーズ城島がガニエから1点差に迫るタイムリーを放てば、ガッツポーズをしてしまう。レッドソックスが負けても、松坂が勝利投手となる方法はないものか、とつくづく思う。(絶対ありえないが・・・)
試合は4-3でレッドソックスが接戦をものにし、松坂は13勝目をあげた。奪三振10。被安打6の2失点。いずれもソロホームランによるものだ。対イチローは4打数無安打に抑えた。勝利数はリーグ2位、奪三振は152個でリーグ4位の成績である。メジャー1年目としては実に立派なものである。
ところが、今日のNHKの解説者、梨田、佐々木両氏は口をそろえて「ものたりない」とコメントしていた。「そんなにすごいのか、松坂は。」と改めて思い知らされた。
追伸・・・今日はボンズがついにアーロンの本塁打記録755本に並んだ記念すべき日である。また、そのボンズを上回るだろうといわれているAロッドが最年少32歳で500本塁打を放った日でもある。