萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

50歳の誕生日

2007年08月27日 | 日々の記録
ついに来る時がきた。今日で50歳だ。(四捨五入すれば100歳だ。)とりたてて感動というものはないが、半世紀も生きて来たのかと思うと我ながらよくぞ無事ここまで生き長らえた、という想いはある。友人、知人で50歳を全うできずに亡くなった人は十指で足りない。織田信長、坂口安吾も50歳を全うせずに鬼籍の人となった。彼の人たちの事を考えれば、ありがたいと思わねばならない。

実際、30代後半頃から「誕生日」などはめでたくもなんともない、と思っていた。しかし、50になってみると、こういう身体に生んでくれ、育ててくれた父母、ここまで生かしてくれた天の力、神仏の加護などに感謝する気持ちが湧いてくる。これが、そもそも歳をとったということなのかも知れないが。

今後の抱負などは特に無いが、知力、体力が続く限り、今の趣味を続けて行こうと思っている。野球、自転車の旅、山(最近行っていないが)、海外体験、読書。そして今年から始めたこのブログ。一応2月25日からは一日も途絶えることなく書き続けている。丁度半年だ。

週に一度の一日断食と毎日1万歩という健康法を基本に上記の趣味をこなし、その成り行きをブログに記す。それらを支える経済基盤は“仕事”だ。それらが、うまく重なり合って、一日一日を充実して過ごし、夜に一献の酒で締めくくる。そんな生活が出来れば、今の自分にとっては言うことは無い。


今日は小生が日記なるものを初めて書いた日。昭和46年8月27日、満十四歳の誕生日の日記を恥ずかしながらここにご紹介してみる。人間、齢(ヨワイ)を重ねても根本は変わらないということが判る、貴重な文献だ。

やがてブログという連綿と続く河になる遥か以前、山奥の源流に湧き出た清水をみるようだ。(そんなにいいものではないか・・・)



読みづらいと思うので、以下解読文を添付します。

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     S.(昭和)46.(年)

8月27日 金
 きょうはおれのたんじょう日のお祝いに万年ひつをもらったの
できょうから日記をつけようと思って書きはじめた。三日ぼうずに
ならぬようにこころがけようと思う。

8月28日 土
きょうはのこすところ三日の夏休みをおおいに遊ぼうと思ったが、
まだ宿題が終わっていなかった。考えれば、理科の自由研究、英、
数のテキスト、歴史新聞、国、作文、美術、技術のどれもおわって
いなかった。こうなったら、少しでも手をつけてあるのからやろう
とおもって、とりあえず歴史新聞、作文、美術、英をおわらした。
1日が長いようなはやいようなわからないうちに土ようび
がおわった。

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コメント (1)
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