萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

やせる秘訣は「入るを制して、出ずるを促す」

2007年02月28日 | 健康、ダイエット


ここのところ、勤めている会社の同僚たちが健康を害している。皆、40代、50代であるから、多少はやむをえないとは思うが、それにしても多い。花粉症、風邪ぐらいはかわいいが、インフルエンザで休むもの3名。通風で動けなくなった者。健康診断で肺に影があるので再検査する同僚。癌の疑いあり人間ドッグに入った先輩。悪性らしき出来物を取り除く為に入院する同僚もいる。

40~50代の男性の会社や家庭における立場は過激で、しらずしらずに無理をしてしまうのだろう。ただ、上にあげた同僚たちに共通しているのは「喫煙者」で「運動不足」の人が多い。

小生について言えば尿酸値が高く、通風発作を経験したこともある。それと血圧がちょっと高い。そんなこともあって、健康には結構気をつかってきた。タバコはヘビースモーカーであったが、15年前にやめた。山歩きやジョギング、自転車などを通じて身体はよく動かしてきた。おかげで何とか健康は保っている。

無病息災ではなく、“一病息災”というやつである。なにかひとつぐらい病気を持っていた方が、無茶をせず、健康を維持できる、という意である。

また、中高年になると太りがちになる。いま流行の“メタボ”だ。食べたり呑んだりばかりで運動しないとなれば当然の結果である。やせる基本は「入るを制して、出ずるを促す」である。「食事制限」と「適度な運動」をやればやせる、という簡単な法則なのだが、これがなかなかできない。

小生もどちらかというと「わかっちゃいるけど・・・」という部類に属す。ようは“辛い”と思ったら、食事制限だの適度な運動などという地味な習慣は長続きしないのだ。

小生は食事制限の方は、朝飯を食べない一日二食主義で、週に一回は一日断食をして“入るを制”している。丸二年続いて、今年で3年目である。朝飯はしっかり食べよう、ということをメディアでは盛んに言っているが、小生の場合は以前より1.5倍ぐらい、丈夫になったし、若返った気もする。また、そういう実感がこの習慣を続けさせてくれている。

適度な運動の方は最近は“歩き”だ。これはここ1ヶ月という短い習慣だけれども、(このブログとほぼ同じ)結構おもしろい。この楽しみ方についてはおいおいお話していこうと思うが、これで“出ずるを促”している。
職場の病に苦しむ同僚たちには後ろめたいがここ1ヶ月、さらに体調がよくなった気がする。しばらく、続けられそうだ。

写真は大宮氷川神社の参道。ここも散歩には気持ちのいいところである。

本日の歩き・・・11,550歩、10km
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断食明けの晩飯

2007年02月27日 | 酒食・グルメ?


本日は断食明けの日。朝はお粥を炊いて、しばし、至高の時を味わう。昼は出先の街でひれかつ定食を食う。またうまし。とかくに断食明けは食い物がうまい。

 20時半まで仕事して、大宮駅についたのが、21:45。ちょいと一杯ひっかけて帰ろうと思い、店を物色。寿司屋に決めた。わりとよく行く「がってん寿司」だ。言わずと知れたチェーン店だが、回転寿司ではなく、職人がちゃんと握ってくれる方の「がってん」だ。ここの蟹みそが好きでよく来るようになった。

 蟹みそと白身魚の三点盛りを肴にビールと冷酒で夕餉をはじめる。〆に「中トロ」「こはだ」「いくら」「初鰹」などの握りをたのむ。周りをみるに、箸で寿司を食べている人が多い。これは邪道ではないか。寿司は手づかみで食うに限る。
子供の頃からの小生の持論であるが、

食いモンは手づかみが一番うまい。

のである。

 オフクロが作ってくれた「からあげ」や「さつまいもの天ぷら」などは揚げたてのやつをツマミ食いしたのが一番うまい。その後、食卓に出たのを箸でつっついても、一味も二味も落ちている。

 おにぎりやサンドイッチのうまさもこれと無縁ではないと思う。ましてや、フォークやナイフを使ってシズシズと食すのは本来のうまみを三味は落としているのではないか。ナイフ、フォークを使って食べるステーキよりも、手で掴んで食べる骨付き肉の方がうまく感じるのは小生ばかりではあるまい。

 インドでも現地の人はカレーを手でうまそうに食べる。ライスとカレーを指でかき混ぜて食べる。どう見てもスプーンで食うよりは様になっている。

ということで寿司はオシボリで指を拭き拭き手で食べる。これがやっぱりうまい。


本日の歩き15,416歩、13.4キロ
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あれ?水が無い。

2007年02月26日 | 酒食・グルメ?


 今朝、通勤路にある公園を通ると、池に水がない。掃除の為とは思うが、きれいさっぱりとない。いつもは鴨や鯉が目を楽しませてくれるのだが、彼らは何処へ隠されたのか?まさか、鴨鍋や鯉こくにされたわけではあるまい。

 今日は今年8度目の断食日なので、話はつい食べ物のことになる。鯉はともかく、鴨は小生の好物である。機会があればご紹介するが、知っている蕎麦屋の鴨とネギの陶板焼きは絶品である。あの香ばしい鴨とネギを一緒に口に放り込み、熱燗をグビリとやる時の幸福感は格別である。ほろ酔いで辛味大根蕎麦でしめる、というのがいつものパターン。酒の呑めない昼飯の時は、鴨汁にうどんと蕎麦をつけて食す「あいもり」というのがうまい。

今度、その店に行ったら写真を撮ってきます。

本日の「歩き」14,000歩、12km。断食日にしてはよく歩いた。
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奥武蔵散策

2007年02月25日 | 山と温泉


久々に奥武蔵に行ってきた。学生時代に顔振峠から刈場坂峠までの奥武蔵グリーンラインと呼ばれる峠道をよく自転車で走った。2年前に新調したランドナー(プロフィールの写真の自転車)で一度は行こうと思いつつも未だ実行できず。今回はとりあえず、下見を兼ねて山歩きをしに行く。

クルマを長時間停められる所、というのがこんな郊外でも案外ない。正丸トンネルを抜け、芦ヶ久保の道の駅の駐車場まで行く。正丸を越えてしまうと“奥武蔵”とは言えないかも知れないが・・・。

登る準備をして出発。武甲山を背にして県民の森、丸山方面へ足慣らし程度のハイキングに行く。10時に登りだして、丸山の展望台に着いたのが12時。ここからの眺めはいい。左手に武甲山。石灰採掘で削られた山肌が人工で造られた要塞のように見える。その武甲山の裾野に抱かれるように秩父の市街地がある。正面やや右にギザギザの両神山。その奥に真っ白に装った八ヶ岳がのぞく。

湯を沸かして、持ってきたカップラーメンを食べる。道の駅で買った塩鮭入りで海苔まで巻いてある焼きおにぎりが妙に美味しかった。暖冬とはいえ、2月の山。手がかじかんできて長時間は居られない。30分休憩して早々に下山。

14時には道の駅に到着。自宅の大宮には18時着。クルマをおいて、夜の大宮に繰り出し、お造りとチゲ鍋などで今年初のハイキングに乾杯。ビールがうまい。久保田がスウスウ入る。酔った勢いでいきつけのスナックで蛮声を張り上げる。

22時過ぎ、店を出て歩いて帰る途中、くたびれたのでサイゼリアによってワインとペペロンチーノを注文。いつの間にか眠ってしまう。出るときにカバンを忘れ、店員が追いかけてきて渡してくれる。家に着いたのは0時半。なにをやってるんだか。
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最近ウォーキングに目覚めました

2007年02月23日 | 健康、ダイエット


半年前、人事異動で勤務地が変わった。自宅から9km地点にあった所から、都内の私鉄沿線駅より歩いて10分の所に変わったのだ。家康の関八州への転封ほどではないが、生活パターンは大きく変わった。それまでは、天気のいい日は自転車通勤していた。所要時間は30分ほど。朝夕、適度な運動を取り入れられる格好の通勤環境であった。今は満員電車に揺られ、3度乗り換え、ドア・トゥ・ドアで1時間30分かかる。距離にすると30km。当初は週に何度かは自転車で行こうと思ったが、朝はともかく、帰りが億劫だ。

そんなこんなで、この半年は普段の生活に運動を取り入れることなく過ごした。ところが、最近、伊能忠敬関連の本を読んでいて、ハタと思い当たった。

そうだ、歩けばいいんだ。

人間はもともと二本足で歩く動物ではないか。なにがしかの乗り物を利用するばかりが移動手段ではない。むしろ、歩きを主体とし、時間的、体力的に無理がある場合のみ、他の乗り物で補えばいいのだ、と思い当たった。

ということで、今は歩いている。自宅から駅までと、会社のある駅の三つ手前の駅から35分歩く。一日一万歩以上を目標に歩く。ブログネタを探しながら、デジカメ持って歩く。写真は会社のそばの公園風景。菜の花が見事である。
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雨上がりの白梅

2007年02月19日 | 日々の記録


昨日の日曜日。小生所属の野球チームの2007年度初練習日であったのだが、あいにくの氷雨で中止。前の晩、呑みすぎていたのでラッキーと思う反面、残念な気持ちもあった。野球は物心ついた時からやっている生涯スポーツ。中学、高校時代は野球部に所属。キャッチャーまたはピッチャーが小生のポジション。今も、チームで完投能力のある、投手として活躍している。シーズンになればおいおいチームのことや試合結果なども報告できると思う。

練習は中止になったが、午後2時頃には完全に雨も上がったので、散歩してみる。氷川神社のある大宮公園までデジカメもって行く。ここは小生のジョギングや散歩のメインフィールドで子供の頃からお世話になっている。雨上がりの白梅が鮮やかだったので接写してみた。あとひと月もすれば、暖冬の今年は桜が開くかも。例年ここは4月の第一週末あたりが見ごろなのであるが。

ま、なにはともあれ、世間が春めいてくるのは気分のいいもの。野球シーズン到来も目前だ。帰りに行きつけの蕎麦屋で熱燗と好物の鴨汁そばで舌鼓を打って家に戻る。
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これが“お粥”です

2007年02月17日 | 健康、ダイエット




断食明けに食べるお粥です。伊賀焼きの三合炊きの土鍋で作ります。米80gを研いで鍋に入れ700mlの水を加え中火にかけ、沸騰してきたら、弱火にしてふたをずらして、そのまま30分くらい炊きます。米に芯がなくなったところで塩を振ってかき混ぜ、蓋をして10分ほど蒸らして出来上がり。

塩、海苔、梅で食べます。
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一日断食日

2007年02月15日 | 健康、ダイエット
 二年前の2005年1月から始めた小生の健康法「一日断食」。ほぼ週一回、呑み会が確実に無い日を選んで実施しています。(普通は月曜日。)2005年度は年45日。昨年は50日実行。本年度目標は60日。本日はその日で、今年6回目の一日断食日です。

 昨夜の食事の後から本日と翌日の朝までの三十数時間を水分だけで過ごすという、ひもじい健康法です。水分といってもアルコールは駄目。お茶や珈琲はOK。野菜ジュースも可。

これにより、胃腸をはじめとした内臓器官に休息を与えます。また、体内に一日以上栄養物が補給されない状況を作ることにより、内臓器官をはじめ隅々の細胞が“飢餓”を感じ、スワ一大事とばかりにシャキッとします。血管内の脂肪や皮下脂肪などこういう時の用心に溜め込んでおいた過剰在庫の消化が活発になります。大体こんな理屈で身体がリフレッシュされるのです。

やり始めはひもじさから惨めな気分にもなりましたが、今は惨めな気分からは脱することができました。しかし、断食日の夜はなかなか眠れないネ。一日断食日以外はほぼ毎日呑んでいるアルコールも駄目なので、ひもじいのとあい重なってなかなか寝れないのです。だから、次の日はいつも寝不足気味。しかし、この健康法の最大のメリットは翌日の朝にあります。30数時間の断食後のお粥。これはうまい。この楽しみが無ければこの苦行は到底やり続けられません。

 小生は約40分かけて米から炊いてちゃんと作ります。一度だけ時間がないのでレトルトのお粥を食べましたが、なんの感動もせず、後悔しました。風味が足りないというか、さっぱり美味しくなかったのです。

手作りのお粥は塩と海苔と梅干でいただきます。塩と海苔は海の恵み。お粥と梅干は大地の恵み。滋味溢れる味と香りは待ち望んでいた細胞たちにじっくりと滲みこんでいく。しばし、至福の時を味わう。「空腹は最高のソース」の言葉通りであります。

この二年間で82キロあった体重が一時は68キロまで落ちました。今は若干リバウンドして73キロになっていますが、一応維持してます。もちろん、一日断食だけでの成果ではありませんが。この健康法は断食日の後の2日間ぐらいは気分爽快でいられます。気力も充実するし、なんと言っても食べ物のありがたさと美味しさを痛感できるのがすばらしい。

こんなことを書いていたら腹が減ってきました。まだ、寝たくないが、そろそろ寝床に入ります。明日もハヨ起きてお粥作らなあかんし。


【参考文献】
奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)
甲田 光雄
マキノ出版

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はじめまして

2007年02月12日 | はじめに
はじめまして。望ノ萬蔵(もうの まんぞう)といいます。

"酒"の上での失敗、失策をおかした翌朝にいつも出る言葉。

「もう、呑まん、もう呑まんぞー」

というのをそのまま名前にしました。良い漢字を選び、姓名判断にも照らし合わせて命名しました。 以後、お見知りおきよろしくお願いします。

このブログは小生の目指す、究極の人間像“知的アスリート”になるために何をするか、という建設的な行動や考えを記録するものです。しかしながら、そうは言っても哀れな小生は呑んだくれた生活も捨てられません。そんな暮らしの中で起きる葛藤も綴っていきたいと思っています。

“知的アスリート”とは「自分の足で旅をし、自分の頭で考えることのできる人」というぐらいの意味です。この場合の「アスリート」は陸上競技者という狭い範囲ではなく、「どこでも自転車で走れたり、長時間歩いたりできる運動能力を持つ人」と捕らえてください。また、自転車やマラソンの市民レースや草野球程度のスポーツもそつなくこなせるレベルのスポーツマンでもあります。

それでいて、読書や考えることが好きで、内面的にも充実した人間。それが“知的アスリート”です。ここ10年来、こういう人間になりたいと思いつつ努力はするのですが、どうも目先の仕事や快楽にじゃまされ思うように捗りません。ここはひとつ、ブログに公開することで、弾みをつけようと思った次第です。

今後どんな展開になるかは、皆目わかりませんがご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いします。

             2007年2月12日 萬蔵庵にて
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