2010年秋に仙台での勤めを終えて大宮の自宅に戻ってきた。その頃から弁当を作りだした。このことは
以前にも書いた。いまでも、もちろん継続しているが、最近は少し凝りだした。始めの頃は夜の酒のツマミの残りを朝、弁当に詰め込んだ程度のものであったのだが、弁当作りもこの秋で4年目に突入。多少の進歩はあって当然かも。
弁当持参に至った主な理由は「社食に飽きた」「そもそも会社の食堂システムが嫌い」「会社の周りの外食もイマイチ」「貴重な昼休みを有効利用したい」「家で自炊するも食材が余る」などであった。最近はこれらに「なるべくカネとテマはかからない方法で健康にも配慮した美味しい弁当を食べたい」
という欲張りな方針を加わえている。
百聞は一見にしかず、ということで写真を紹介
弁当箱は2段式で手前が上段のおかず入れ、奥が下段でご飯とおかず入れになる。写真手前の焼肉は鳥の胸肉を味噌、醤油、みりん、酒、にんにくなどで作ったタレに浸け込んでおいたものを焼き、すりごまをふりかけたもの。胸肉約900g(359円)を買ってきてまとめて浸けこんでおき、1食分づつ冷凍しておく。弁当にする時は焼くだけなのでテマはかからない。肉の下には相性のいいレタスを千切って敷いている。
写真奥の左端のおかずは油揚げに納豆とチーズを入れて焼いたもの。これも多めにつくって、夜の酒のツマミにし、あまったのは冷凍保存しておく。弁当には凍ったままいれておいても、昼には食べごろになっている。チーズを入れることで納豆の臭いは抑えられる。
納豆入り油揚げの下には生の人参を千切りしたものが入っている。漬物はなら漬け。ご飯は海苔で隠れて見えないが、発芽玄米と十六穀ごはんと米粒麦(こめつぶむぎ)を混合した雑穀米。この写真の弁当を作るのにかかる所要時間は10~15分程度。材料費は約250円前後である。
栄養面からみると、脂身が少なく良質のタンパク質をもつ鳥胸肉(しかも安い!)に納豆、チーズ。これらは筋肉をつくるのに必要なアミノ酸を多く含む食材である。また、納豆、漬物、チーズは発酵食品であり、整腸作用や抗がん作用等の効果もある。ごはんの雑穀米も栄養価は高くいいこと詰なのだが、長くなるので説明は明日にでも。
時々、失敗もあるが概ね美味しくいただけている。「ごちそうさん」の悠太郎氏は昼になるまで弁当の中身は分からないようだが、小生の弁当の場合、中身も味もバレバレなのだが、毎日、昼が楽しみである
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