とりあえず現状は、大丈夫。
この先も・・・何とかやっていける。
いや
細かいトラブルは 雨、アラレのように降ってくるし、
過去の「どうしようもないこと」は、どうしようもないままだ。
それでも
僕はこの「現実」がとりあえず気に入ってるし、
言い換えればしかし、「この現実」しか、ないのだ。
僕に出来るのはこのあと、どこまでも・・・・「失わず」、
言い方を変えれば「変わらずに」行くこと、それだけだ。
たとえ低空飛行でもいいから、
軟着陸ギリギリでもいいから、空中に浮かび続けることだ。
「推力」はとうに、失われてしまった。
でもまだ、羽根は・・・昆虫の薄い、セロファンみたいな透明の羽根は、
誰がどう見ても痛痛しいが、それでも羽ばたくことは可能だ。
微風だが、まだ風は吹いている。
俺の触角は確実に、それを感じる。
すべてがゼロになる時まで
我々は、
風に向かっていくしかないのだ。
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