どんだけ降るんなぁと言うくらいよう降りますね。伊勢湾台風並みの台風も来とるそうで結局今週末も出掛けられず今月は未だ撮り鉄してません。仕方ないのでちょっと前に撮った地元を走る特急車両のスナップです。
常磐線から転用されて来たJR化後第一世代の車輌で、転用にあたって整備されて来ました。裾にラインが引かれてるんですが、塗料のはみ出しが凄いです。Nゲージだってもうちょっとシャープに仕上がってますけど。軽金属車体にシール貼りが主流で塗装の職人さんが居なくなったんでしょうかね。
やっと9月の北海道遠征のハナシです。
ええ、雨のスタートですよ。それも大雨で、神奈川南部の豪雨で京急が遅れていて羽田着が少し遅れました。
今回、9月末に思い立って北海道に行けたのはこのスカイマークのお陰です。行きたい場所を結ぶと函館に降りて千歳から出る(あるいはその逆)が最適でしたが、早割期間を過ぎてましたから利用できるような金額ではありませんでした。来年まで待つかぁと思っていたときフッと見たSKYなら一万五千以下。函館には便がありませんが千歳から往復切符を買っても許容範囲です。来月じゃもう寒いし芋臨も終わってますからね。
南千歳駅ホームから札幌方を見た所です。着いてから最初の目的地は本輪西で、新千歳空港ではJR切符も買うし飛行機は遅れる可能性が高いので一時間の余裕を見ていましたが、何とSKY機は少し早着!東室蘭まで乗る北斗10号までだいぶ時間が出来て下り2本と上り1本の貨物が通過していきました。
東室蘭から各停に乗り換え昼過ぎに本輪西着。乗ってきたヨンマルが豊浦に向けて発車していきます。
前方に見えるのは室蘭港入口を跨ぐ白鳥大橋。あの橋の袂が陣屋町駅のようです。
そもそも、ここに寄って見ようと思ったのは3年前にここを通った時に側線がいっぱいあるのとこの上屋が貨物ホームだと思えたからです。実際には旅客ホームでしたがなんか半端なカンジの上屋です。
直ぐ横は室蘭港の一部でこの日は浮きドックが3基停泊していました。
ずいぶんひとけの無い駅やなぁと思ったらとご覧の通りで。貨物や特急の方が本数多そうです。
跨線橋から函館方を見た所です。カーブの先で専用線が分岐し石油基地に繋がっていたそうです。
貨物時刻表巻頭の地図から。陣屋町から萩野への木材チップ輸送はトラ90000と共に趣味誌でよく見ました。本輪西から延びる専用線の先にある石油基地からは道内各地へタキが運用されていたようです。(この辺は「へろへろ線路日記」様のサイト内、廃止専用線カテゴリーの「室蘭製油所専用線」を参考にさせていただきました)
こちらは東室蘭方。左の線路は元この駅独自の貨物ホーム跡の様です。左側の側線群は石油列車やチップ輸送のためにあったんでしょうね。
函館方に踏切が見えたので3059レはそこで撮ろうと線路沿いを進むと用途廃止となった信号機の群れ。貨物輸送盛んな頃、ここの側線に出入りしていた列車を捌いていたんでしょうね。
踏切の先には一際大きな浮きドックが。同名の急行は昔、石北本線を走っていました。
13:01に3059レがカーブを曲がって顔を出しました。
今回まともに撮った貨物列車第一号となります。
丸玉産業の巨大コンテナが載ってました。そう言えば、もうすぐ隅田川公開ですね。
約10分後にスーパー北斗9号の通過。全然車体傾斜してる様には見えません。検索してみると車体傾斜装置は撤去されてるそうです。
爆音と共に疾走。ニーロクも神殿塗りを改めてこういうスッキリした塗色にして欲しいもんです。
この形式は前後で表情が違うんですが何か違いがあるんでしょうか。黄色と紫の組み合わせは好かん。
13:33、今度は東室蘭方から3056レが来ます。こちら側にも今は使われて無さそうな進路表示機が多数あります。いや、でも中央のは電源が入ってる様ですね。
特徴ある屋根と絡めて・・・と言いたいところですが、本当はホーム端で撮りたかったんですが小雨がぱらついて来て屋根下での撮影です。
ここに居る間に撮れる貨物はこの二本だけでした。海側はずっと事業所敷地で入れず、右側の37号線をヤードの方まで行って見ると言うのも雨模様で止めです。
これは北斗12号。確か183系で、四国の185系と同時期に造られた車輌ですね。顔つきは似てます、が185がバス用部品を使ったりしてるのに対しこちらは本格的なカンジで、正当な181系後継車扱いな気がします。
天気のせいもあるんでしょうが、かなりお疲れ気味の表情。
ここから長万部まで移動する478Dもヨンマル。これは初めて?見る日高線色と言うヤツらしいです。
黄金駅で479Dと交換。最終日はこの駅で2時間滞在して撮りました。この時は天気が悪く、ホンマにこの駅でええんかなぁと不安になっていました。
北海道キオスクの緑茶「うらら」です。本輪西駅周辺は何も無いのが分かっていたいたので東室蘭駅で手当てしてきました。
存続された秘境駅「小幌」です。驚いたことに3名下車しました。平日でしたが結構乗り鉄の方がいますね。
隣の静狩です。最終日も通過しましたが素晴らしく良いカンジの駅です。次に渡道したときには是非寄りたいと思っています。
雲間から陽が射して来て、ポツンとあるガソリンスタンドを照らしています。静狩-長万部間は10.6㎞あります。
15時半過ぎに長万部着。晴れて秋らしい雲が広がりました。
隣の側線に北海道オリジナルのキハ。幕は「小樽」になっています。山線をほぼ走り抜ける運用ですね。
北海道もまだまだヨンマルが活躍中。この北海道色は四国色に勝るともやや劣る位で気に入っています。
15:43、構内外れに顔を覗かせたのは8054レだと思います。
どの線を通るのか分からず、取り敢えず478Dで着いたホームの一番函館方で待ちます。それにしても空が広いわ。
8054レは隣のホームの海側にある待避線に停車、スーパー北斗14号に追い越されます。
16時頃8054レが出発。赤熊はデカイですね、コンテナが小さく見えます。
この列車はいわゆる芋臨と言うヤツだと思います。良い時期に来たもんです。
長万部の機関区があったのはどうも札幌方のようですが、今、赤熊が通過中の辺りも広大な空き地があるんで昔は客留でもあったのかもしれません。
入れ替わるように16時丁度頃到着は3051レだと思います。用意してきた自作ダイヤの精度が低く不本意な撮り方になってしまいました。
北海道らしい広い空の下で撮れたんで良しとしましょう。
ここらで続きます。