9月も半ばになってしまいましたが、やっと今夏の帰省のはなし。
60Dは乗り鉄に重すぎるんで、今回もFINEPIX-S2500です。
中国地方には未乗線がいくつかありまして、今回はそのうち因美線の一部と津山線・赤穂線の全線を制覇出来ました。
サンライズという夜行列車があるということ、智頭急行を使うことが最難関の因美線、津山-智頭間を潰すことが出来た要因です。
サンライズを姫路で降りた後は
姫新線(佐用)智頭急行線(智頭)因美線(津山)津山線(岡山)赤穂線(相生)山陽線(岡山)と辿り宇高航路をフェリーで渡って四国に戻ったのです。
姫路発6:11、徳島着は17:15なんで所用11時間4分ですね。前夜の東京発からは19時間以上になります。
今や東京駅を発着する定期夜行列車はこれだけとちゃうか?
夏休みと言うこともあって大人気です。
もうすぐ22時ですが後のビルでは未だ仕事中、今日は平日です。
この時間になると新幹線も限定されます。
毎日通ってる場所、有楽町イトシア前を新幹線と併走。
ホンの少し缶ビールを飲んだだけで気持ちよく寝て、この写真が4:56。たぶん神戸市内通過中。
5:01、須磨浦辺り?
5:35姫路駅構内の自販機。スイカで缶コーヒー買いました。前回は目が覚めたら一時間以上遅れていましたが、今回は僅か5分の遅れ。
ここから18切符に切替、改札の女性に検印押して貰って複雑な構造の姫新線・播但線ホームへ。去年の予習があったから良かったものの初めてなら迷いますよ。
折返し姫新線下り始発となる気動車と夜間滞泊したらしい播但線の電車。
20mないのか?構造は似ていてもやはりJR大手の車両は赤字3セクよりきれいですね。
この線は30数年前、小生の配偶者となった女性と急行みまさか号で中国勝山まで乗ったことがあります。
7:21佐用着。
別途切符を買って智頭急行線のスーパーいなばに乗ります。
黄色いのがこれから乗るスーパーいなば、何ともざっとした車両です。先に右にいるスーパーはくとが着いて列車案内表示のないホームでこれがいなばかと思って乗ろうしたんですが、案内放送が「上り」と言ってたんであれっと思い最後尾まで走って女性乗務員に確認して誤乗が防げました。
スーパーいなば車内。2両の内、一両まるまる指定席でご覧の通り。振り子車両でしょうか、車体幅が異様に狭く381系みたいです。振り子でも我がJR四国の2000系の方がずっと上等なカンジです。
智頭で乗り換えた因美線の車両。智頭急行線の特急を利用することで、極端に本数の少ない智頭-津山間を乗れたことが今回の最大のポイントです。
この列車の後は4時間30分も列車がありません。
2方面に線路が分かれて行きます。
のんびり構内を撮っていて失敗しました。平日でしたが18切符通用期間とあって結構乗り鉄風の方がいました。ボックス席がなくてロングシートに座りましたが、トイ面に人がいて写真撮れませんでした。
いやぁ、ここの沿線風景は素晴らしいです。駅舎も木造が多く季節の良いときに是非再訪しようと決めました。
美作河井の辺りは速度標識が「25」、しかも上には「雨天15」という札も付いていて秘境路線ですよ。
津山に到着。木造ホーム屋根に国鉄風案内板、おっさんにはたまりません。
全く見えませんが、機関庫の中にDE50が保管されているそうです。見てみたいですね。
懐かしい新見の文字が。中国勝山-新見間も近いうちに走破しないとです。
岡山まで乗った快速「ことぶき」号。なんで寿なのか知りませんが、乗車率は高かったです。
山間の田圃は良いですね。
岡山着後は接続良く赤穂線に乗り換え(一枚も撮ってません)。
目立ちます。
この電車に限らず西日本では運転台同士を連結したとき双方の前照灯を点けっぱなしにしていて気になりました。徳島で鉄の皆さんに聞いたら、転落防止に効果が認められたんでそうしてるとのことでした。
これは213系だったと思います。2扉転換クロスの立派な電車ですが
ワンマンにするのはちょっと苦しい。どこの会社でも同じですが無駄なスペースが出来る上に運転士さんの負担も増えますね。
四国が近づいて来ました。なぜかEOS60Dだと緑がこんなにきれいに出ないんです。やはり緑は富士系が好きです。
徳島に18時前に着きたかったんですが、宇高をフェリーで渡るには宇野で6分乗り換えの四国フェリーに乗らなければなりません。間に合うかなぁと悩んでいましたが、この空を見て何が何でも乗ろうと決心しました。
後編に続きます。