旧年中は拙ブログをご覧頂き誠にありがとうございました。
本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
えー、お正月らしい話題を・・・昨年末。徳島から蜜柑が届いたんですよ。
だいぶ減ってますが、酢橘と柚も付いています。徳島の柑橘類勢揃い。身内からのありがたい贈り物です。こっちじゃ徳島んはなかなか売っとらんけんなぁ。
ご覧ください、由緒正しき温州みかん。皮が薄く、かつ皮と身の間に少し隙間が出来てる正に食べ頃の状態で、こういうのが小生の好みなんです。
と、さんざん徳島の宣伝をしたところで本年もよろしくお願いします。
添付は46年前の小松島です。
給炭・給水を終えシゴハチが
踏切を挟んで反対側にある客留に向かうとこです。
シゴハチは小松島では転車台に載せなかったようで
逆行で回送客車を牽き
徳島で転車していた様です。
以前、RM誌の付録に付いていた
沖田祐作氏作「機関車表」によれば
344号機は’43年6月名門汽車大阪製造
戦中の記録は不明なようで
’45年8月現在は宮古
’55年8月現在は高松
’64年4月現在は松山、そして
’69年6月付け、小松島で廃車
となっています。
四国では
先ず土讃線にDF50が配置され
次に松山にDE10配置。
その都度、C58は転出先のハチロクを駆逐しつつ
最終的に小松島に流れ込み
ここを最終配置として廃車されて行きました。
344号機も高松配置時代は土讃線用機
だったんでしょうか、集煙装置の他に
重油併燃用のタンクも装備しています。
これから牽こうとしている列車は
以前ハチロク牽引だった
池田行き423レです。
本年もどうぞよろしく。
今年も入間航空祭に行ってきました(そのうち載せる予定ですが、前がつかえてるんで年内は無理そう)。去年よりも更に混んでいました、もう限界のような気がします。
年に一度この時だけ西武線に乗りますが、今年は稲荷山公園駅で東急の電車を見ました。メトロの電車も違和感ありましたが、ついに東横線からも来ましたよ。
道中ではもうひとつ。新座の入れ換え機がHD300になっていました。滅多に通るところではありませんが、ここでドロドロに汚れた入換動車のデーテン見るのが癖になっていたんです。
本文はまだ8月の記事が一件残ってるんですが、先月良いものを見てきたんで紅葉の季節に合わせ先に載せます。
以前、上信電鉄下仁田駅周辺に古い倉庫が密集しているのを載せたことがあります。
その時の記事から再掲、下仁田駅留置線の横にある白い倉庫に
白石工業の文字があって、駅反対側にある煉瓦造りの倉庫群と関連があるのかと思い検索した時に初めて今回の木造施設の事を知ったんです。(改めて見るとFinePix-S2500で撮った風景はキレイなぁと思います)
白石工業のHPを拝見すると、同社創業者の白石氏が炭酸カルシウムの画期的な新製法を考案し、その製品を白艶華と名付けたそうです。大雑把派ですが、小生は炭酸カルシウム=極上質の石灰と解釈しています。
先ずは上信電鉄で下仁田に向かいます。
10月から「ぐんまワンデーパス」が再び発売され、今年初めてこっち方面に来ました。電車にクラッシュの文字はどーかなぁ。
そのクラッシュ号で出発。佐野信号場でゼブラ号と交換。(名前は小生が勝手に呼んでるだけです)
何も無さそうに見えますが交換設備がある新屋信号場です。山名駅横の変電所は外観がすっかりキレイになていました。
一挙に飛んで、下仁田駅前から乗ったバスの車内。高崎から乗った電車が9:24着、接続良く「しもにたバス」青倉線が9:30発です。僅か6分ですが、その間に2本くらいバスというか乗合タクシーのような車両が発車します。
小生の乗った青倉線車両もスクールバスが本来業務で、申し訳程度の料金箱が路線バスの証しです。行きも帰りも乗客は小生一人、過疎化で統合された学校のスクールバスとお年寄りの通院・買い物用だとのこと。毎年行ってる土讃線沿線も似たような状況です。マイクロバスでも乗合タクシーでもあるだけマシですね。
10分ちょっとで「白石工業」バス停着。中央がこの先の終点に向かう乗ってきたバスです。
同社のHPから見ると「群馬県甘楽郡下仁田町大字青倉」という場所です。道は小さな川に沿っており、川の向こうが工場です。
バス停から川越しに見た工場。たぶんここが正門だと思うんですが、肝心の木造施設が見あたりません。掃除?をしていたおばさんに聞いてみると、もっと上の方だと教えてくれました。
川に沿って緩い坂道を上っていきます。
直ぐに、高い所にあるのを発見。はたしてあそこまで行けるんかいな・・・
行く手には屏風岩みたいなのが。紅葉したらキレイでしょう。休日だからか車はめったに通りません。
支流の奥はこんな感じで山奥の雰囲気。
その先にこんな札が。
社名を書いた門柱?が立っています。立入禁止と札が出ているので、この先は私道でしょう。直ぐ上に件の施設があるんですが・・・
法令順守を旨とする小生としては立ち入るわけにはいきません。
望遠でアップして更にトリミングしています。今は使われていないのが分かります。ネットで見ると、現在は機械化されているものの、昔は自然乾燥させるために雨が少なく且つ水力発電の電気が得やすい(自社の水力発電所があるらしい)この地に乾燥施設を作ったとあります。
この坂道の入口にある同社の倉庫。地形の変化に順応しようとしています。
諦めて坂を下り、振り返った所です。左の坂を下るとバス停です。
帰りのバスまで2時間くらいあるし、川の対岸の斜面にある墓地に上らせてもらうことにしました。
もの凄い傾斜の道で、あっという間に高度が上がります。全景が見えて来ました。
この先が下仁田駅の方角。
ネットでは「乾燥小屋」という表記も見られましたが、どうみても小屋ではないですね。車と比較するとその大きさがわかります。
斜面の落差を利用した水力発電施設を作った、とあったのでひょっとしてこれかいな。
所々に馬頭観音と刻まれた石碑があります。ウィキで見ると昔は輸送力の中心であった馬が亡くなったのを弔うためとありました。急坂に命を落とす馬が多かったと言うことでしょうか。
バス停の方に引き返します。ウォーキング中に方に伺うと、昔はこの何倍も建っていたそうで道路端にはまだ礎石が残って居ました。
トラックの上の石垣の所も昔は建っていた所のようです。
土煙が上がっています。石灰石の採掘をしてるんでしょうね。
山と工場が一体になって秘密基地の様な感じです。
正門の脇には製品置き場?があります。
この後は再び小さなバスに200円払って乗り込み下仁田駅に戻ります。
以前来た時に街中で見かけた下仁田B級グルメの「下仁田カツ丼」で昼食するとか、駅横の倉庫群をもう一度見るとかも考えましたが、ぐんまワンデーパスの活用を優先して倉賀野で貨物列車や更には上り蒸気も撮ろうと高崎へ直ぐに戻りました。
元西武車のワンマン改造。他所の線でもそうですが、元々ワンワン車でない3ドア車両を無理矢理転用すると運転席後方に変なスペースが生じますね。
反対に客席部分は手つかず。
よく分からないと思いますが、下仁田の隣にある赤津信号所です。いっぺん寄って見たい所です。
佐野信号所ではまたゼブラ号と交換。
この後は倉賀野で貨物を撮った後、久々に八木原でD51を撮りました。
「最早首都圏ではない!」JR東の駅でこの箱を見るのは久しぶりです。地元、高鉄局管内には残っとんかいな・・・
昨日は同駅始発のこの鉄道で国鉄時代の気動車を撮っていました。大戦中は隼を作っていたというこの会社も今は鉄道車輌作ってませんね。
で、本文は先月に初公開された東京貨物ターミナルへ行った時のことです。
モノレールで行きます。種別が増え以前、乗り間違えてエライ目にあったンですよ。
流通センター駅で降りると、たぶん同じ所に行くんやろなぁという風情の方が大勢下車。
変わった名前の会社、モノレール車内からも見えるんで前から気になってはいましたが、
冷蔵倉庫が団地の様に集まってるから・・・と、違うんかな。詳細不詳。
駅名の通り流通や
宅配大手の巨大な配送センターが並びますが、
そんな中を15分ほどダラダラ歩けば
着きました。開門一時間以上前だと言うの既に列が出来ています。
小生の好物、31ftの
それも初めて見るヤツが
入り口付近で無造作に
放し飼い状態、と言う事は内部への期待が高まります。
炎天下に1時間並んでやっと入場。
ムチャクチャ広い。
大方の人は機関車の展示にダッシュして行きましたが、小生はこっちです。
現在バラバラに運用されている50周年記念コンテナをこの日のために集めたのもスゴイですが、
超レアなこのコキが全車(と言っても5両ですが)揃えてありました。
以前、いつも愛読しているクラッチ様のブログで鵜殿貨物に運用されているのを拝見しましたが、あそこで失業後はどうしていたんでしょうか。
「K」は川崎汽船、MOLは大阪商船三井船舶ですよね。
えーと、これはISO規格22T6。色使いが格好良くて好きです。
ここのビニボツ軍手が欲しい。
青いのは良く見かけますが白は初めて。
よく見ると「急」の字がデザインされています。こういうのは大好きです。
入り口にもトレーラーに載った状態で置いてありましたが、ゼンツーのこの箱も初めてです。
大量増備中でしょうか、高崎線でも見たことがあるJRのウィングコンテナ。
犬の絵が描いてありますが犬専用ではなく一個しかない稀少品。
電車編成に載せるヤツとは別物?
こうやってキレイに側面が撮れるのも
一時間並んだからですよ。
通運系の31ftでは一番好きなランテック。
貨物系の有名ブロガー急行えちぜん様の表現を借りればクモコ250。
で、こっちはモコ250になります。
隣は新幹線の大井基地。八つ山に車輌基地があった頃、こっちは東二運と呼ばれていましたね。
入れない場所にタンクコンテナが山積みされています・・・
あっちも入ってみたいですね。
ランテックもゴロゴロ居ます。
さすがは宅配最大手、専用車でしょうか。
入り口付近に居たサッツーの車ですが、
あちこちで良く見かける中央通運と同じマークが。ウィキでみると両社は経営統合したらしいです。鉄道輸送は日通に次いで業界二位らしいです。
隣に売店があって、何かここだけの商品ないかと探しましたが特に無し。ただ街場で120円の缶コーヒーが100円というように少し安い。
構内専用の三輪バイク。広いので必需品でしょう。
帰りのモノレールは昼過ぎというせいか空いていました。未だ会場を目指す多数の人を横目に帰途に就きます。
これはたぶん大井火力。
GW中日で都心の道路もガラガラ。
運河沿いにビルが並ぶまさにウォーターフロント。以前は右手のように倉庫群だったと思います。倉庫には運河に横付けされた艀と荷物をやり取りするクレーンの跡が残っていますね。
山手線も空いていて併走するN700を。
最後は高崎線車内から湘新ラインの電車。
休日出勤の朝、途中下車して寄ってきました。
観光バスで乗り付ける団体もいて大賑わい。
事務所の女性が先日夜にスマホで撮った写真を見せてくれました。いやぁぁきれいです。ライトアップされた駅舎もきれいですが、スマホの写りは小生のコンデジを凌ぐ。
昼間撮ると張り子のトラのような感じ。
■□以上はFINEPIX-S2500での撮影。
さて、60Dを買って一ヶ月以上経ちます。
ここんとこ毎週どこかに撮りに出掛けて慣れるように努めています。やっぱりシャッターを切った瞬間の感触は全然違いますよ。
初めてまとまった撮り鉄したのは8月末に帰省したとき。このところ毎年寄ってる第二吉野川鉄橋に今年も行きました。
60Dによる土讃線でのファーストショットとなります。シャッタースピード優先で125分の一秒にしてるのでちょっと列車が動いてますか。
それはともかく、帰ってからパソコンで見たときの第一印象は「緑が変だな・・・」と言うことでした。
こちらは一昨年のほぼ同じ時期(8月下旬)にFINEPIX-S2500で撮ったものです。時間や天気が違うので簡単に比較しては乱暴ですが、小生は山の木々の色はこっちが見た目の印象に近いと思います。
続いては4年前、同じく8月下旬にPowerShot-A610で撮った写真です。4倍ズームはいっぱいにしてもこんなもんです。
60Dで撮った写真はどちらかと言うとこっちに色の感じが似てますね。少し黄色味あるような気がします。一方、FINEPIX-S2500は明らかに青味が強い。
撮り鉄はほとんどFINEPIX-S2500だったので慣れてることもありますが、風景を撮ったときの色は気に入っています。
但し、ウチのチャトラを撮ると随分茶色が濃くなって不自然。
これはFINEPIX-S2500で
こっちがPowerShot-A610です。
■
初日は初めてでもありピクチャースタイルを「スタンダード」で撮っていましたが、どうも気に入らないので2日目は「風景」にしました。
きれいです。遠くの山の色や左側の木の色も良いです。やっぱり晴れていればきれいに写るもんなんですね。
ところが晴れていても逆光では色が蛍光色のようになってしまう。
日陰でもそんな傾向が出ます。
■
で、ピクチャースタイルの詳細設定を「シャープネス」と「色の濃さ」について+1としてみました。
晴れていればもちろんきれいに写りますが、ちょっと色がどぎつくなりました。
曇りでは蛍光色化が著しくなり、特にデーテンの朱色はかなり変です。
こちらは雨上がり。もう現実離れした状態ですね。湘南色のオレンジ部分や点字ブロックの黄色は見るに堪えない色になってしまいました。
結局、この日一日撮った写真をほとんど無駄にした教訓で
①詳細設定で「色の濃さ」は▲1とする。
②ピクチャースタイルは晴天順光の時は「風景」、それ以外は「スタンダード」
ということにしました。
ホワイトバランスは全部オートです。こっちが影響しとんのかなぁ。
■
60DでFINEPIX-S2500の様な青みがかった緑を出す方法は無いものかとネットを検索したところ、価格コムの60Dクチコミ欄に「ベルビア100」のピクチャースタイルを取り込むと言うのが紹介されていました。
どうも個人で調製したピクチャースタイルを公開されている方がいて、それをカメラ本体のピクチャースタイルの「ユーザー設定」に登録する方法が載っていましたので、早速使わせて頂きました。
先ずこれは「風景」のシャープネス+1・色の濃さ-1。色の濃さを-1としているので山や木立の色は自然な感じで丁度良いものの稲の色が不自然。
次に「スタンダード」のシャープネス+1・色の濃さ-1。やっぱり晴天順光では物足りない。
で、こちらが特製「ベルビア100調」。前2例に比べるとハデに感じますが、撮った時の「印象」には一番近いと思います。
そういえば
FINEPIX-S2500には画質設定で「FINEPIXモード」の下に「Fクローム」というのがあります。カラーフィルムで撮った感じを出す設定でメリハリが強くシャープさを押さえた仕上がりです。
その設定に色の感じはよく似ています。
まあ、未だ比較用に一枚撮っただけなんで、今後色んな条件下で使ってみます。