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後手に回ったのでは

2011年03月16日 16時29分38秒 | 2011.03.11震災
福島原発の事態を憂慮してます。原発に異常があると報道されてから内閣、安全委員会、東電の会見を注視してきた。建屋がすっ飛び、休止中だった4号炉まで異常状態に至った過程を見てきて、何かがおかしかったのではと思わざるをえない。
東電が行ってきた震災に対する対応は全て後手後手にまわったのではないか。
原発は「止める」「冷やす」「閉じ込める」が3原則だそうです。震災直後自動で止まったようです。次は「冷やす」だったはずです。用意されてた冷却設備が震災、津波によって機能しなくなった不幸はありました。でもこの時点で躊躇し、意思決定に遅れを生んだのではないでしょうか。その結果今のこの惨状を招いたのではないでしょうか。日頃の平穏の中でマニュアルぼけにおちいり、マニュアル外の事象に対して右往左往するだけだったのではないでしょうか。なりふり構わず冷却の手段を求めればもっと軽傷で治められたのではないでしょうか。
原発の知識をもってない僕がとやかく言えることではないとわかっていますが、全てが天災と片づけるには無理な印象が残るのです。
ともかく被害を最小にとどめる努力をお願いしたい。それと先々今回のこの事態に至った過程を第三者によってしっかりと検証していただきたい。この検証作業を省いて地球上の原発稼働、新設はできないと考えるのです。
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原発の事故についてヒトコトあると思っていた (サワケン)
2011-03-16 23:06:24
憂慮すべき自体が起きていることに付いては同感です。
自分も原発の知識があるわけではありませんが、今回の地震で生じた重大事故についての東電の対応について今の時点ではなんとも言えないのではないかと思っています。
原子炉のことばかりが報道されていますが発電所全体が発電プラントがどのような被害を受けたのかはっきりしていません。
原子炉建屋は発電機は各種配管類は冷却装置などは変電装置は非常用発電装置、純水発生装置等々発電所を構成している様々な装置設備類の被害はどうなのか何も分かっていません。
地震が起きたときの緊急停止とは一体何をどうしているのか全くわかりません。100MWの発電を一瞬のうちに0wにするのか一定の時間をかけてスローダウンしていくのか緊急停止のプロセスが分かりません。
タービンを回すには数百気圧に加圧した水蒸気をボイラーからタービンに送るようですがこれをどのように減圧するのかあるいは外に逃がすのかまた冷やすのかわからないことはだらけです。
ただ現場で作業している方たちは被曝の危険を犯しながら命がけで作業をしていることと思います。
また近隣住民には正直な情報を伝えることは言うまでもないことです。
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今は悪化を止めて ()
2011-03-17 09:58:41
サワケンさん おはようございます。
1,3,2号機と順番に同じ様な事象で同じようにおかしくなり、危険な状態になっていった過程を見ると東電の対応にどこか手落ちがあったのではと思いたくなります。学習してないし、危険予知してたのかといいたいのです。さらに休止中の4号機までおかしくしてしまったことで何を考えていたんだ なんです。
難しいことはわかりません。でも初期の段階で「冷やす」ことが唯一最大の行動だったことは間違いないです。それがなりふりかまわず冷却を なんです。もっとも初期の段階で「会社のメンツ」を少しでも考えたとしたなら大きな誤りでしょう。
放射能漏れらしき状態になると手出しができなくなる、よってそういう状態にだけは絶対にしてはならいという決しの覚悟があったとは見えません。そう思う根拠は最初の頃の東電の会見に見られる「謙虚さの欠如」です。
僕は菅さんが15日朝東電に乗り込んだことを大いに評価してます。菅さんの決しの覚悟だったと思います。
いずれにせよ、今はこれ以上の悪化を回避していただく努力をお願いし、悪化しないことを祈るだけです。
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柏崎刈羽原子力発電所の教訓は生かされたのか (サワケン)
2011-03-17 14:39:15
手をこまねいていたかどうかわかりませんが、地震直後の緊急対応をしたくてもできなかったのではないかと推測します。
発電所なのに停電したとか非常用発電機は作動しなかったとの報道はありましたが、発電所の内部がどれほどの損傷を受けていたのかがわからないのでこのように思いますが。
東電は先の中越沖地震で柏崎刈羽原子力発電所が大きな損傷を受け今回と同じような事態におちいりそうになったことがありました。
このときは変電所の火災事故がありましたが地震の大きな揺れで使用済み燃料棒を入れていたプールの水が外に飛び出し燃料棒が一部露出した事故だったように思います。
この事故の教訓が生かされていないように思えてならないのが非常に残念です。
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そうでした。教訓があったんですね ()
2011-03-17 16:01:06
サワケンさん ほんとにそうですね。
過去に経験してましたね。その教訓が生かされてないのは悲しいですね。
燃料棒とはとっても扱いにくいものだということを知りました。定期検査で炉からだしてもプールに入れて温度管理をしなくてはならない とか その管理も3,4年は続けなければならない とか。
だから震災直後は最高にシビアなチェックと対応が必要だったはず。ところがマニュアルにない状態だったのだと思うのです。その状況と6基の炉の状況を考え、「冷やしきれるか」と考えたでしょうね。考えなかったら責任者のミスです。
考えて「自分達でできる」と判断したのでしょうね。結果的にはここに判断ミスがあったんじゃないでしょうか。震災の状況から冷却設備機能が正しく稼働すると考えることじたい判断ミスです。
「こんな状況マニュアルにありません。本部どうしましょう」と本部に知らせるべきでしたね。
想定外の状況だったはずです。だから「なりふりかまわず、あらゆる協力を依頼する」行動が必要だったと僕は思うのです。
そう行動したらこうはならなかったかと聞かれてもそれは同じだったかもしれません。でも良の方にふれた可能性はあると思います。
僕の考え、かって読みです。断定するつもりはありません。しかしこの点の点検は後日しっかりやり、公開していただきたいものです。
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