東電 怪しい組織

2011年03月25日 08時30分15秒 | 2011.03.11震災
作業員の被曝事故が起きた。安全管理責任者は当然東電である。震災以来東電は怪しい企業と思ってきたが、今またこんな事故を起こしたのを見て、「怪しい」を確信した。もうまともな企業ではないと断言するしかない。
建設作業所では労働災害が起きると元請の所長が安全管理違反で取り調べを受け、過失があると逮捕されます。危険な作業が多いだけにそれだけ厳しく安全重視が問われてます。従業員、関係者の安全を確保することそれが企業理念の一番のはずです。
今回の被曝事故 こんな安全管理もされてないのかと一般の人は思うはずです。東電はそこまで麻痺してる企業といわざるをえません。

今朝の朝日新聞に九州大学副学長の吉岡斉氏が「原発賠償 国は負担するな」と意見されてます。単に東電にのみ責任があるからというのではなく、国、企業が慣れ合いで進めてきた原発行政全体を批判しつつ、「事故があっても政府が守ってくれる」という悪弊をなくすためにとおっしゃってます。

事故発生以来現場での指揮命令系統に不安をもって見てます。いまだに最高責任者はだれなのか見えません。枝野さん、安全委員会、東電がそれぞれ現状報告はしてますが、だれがだれになにを指示して、なにをどう改善しようとしてるかが聞こえてきません。そこをはっきりするべきだと思うと同時に東電は表に出てくる資格を失ったと思います。指揮をとる資格も信頼もなくしたのです。
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6 コメント

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Unknown (mark)
2011-03-25 21:27:36
福島原発の事故は東京電力の経営姿勢がもたらした全くの人災だと思います。それを管総理の無能ぶりが拍車をかけた・・・。海外のメディアは最初からものすごいクライシスであると指摘していましたが、それが現実になってきました。
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さみしいが事実 ()
2011-03-25 21:56:13
markさん こんばんは。
そうですよね。辛いし、むなしいし、さみしいですね。全てを人災だとまでは言いませんが、2009年の安全委員会で安全基準の見直しが議論されたとの記事を読みました。人災だとする考えが日に日に大きくなっていきます。
さっき菅さんの記者会見を聞きました。国民が今聞きたいのは見通しのはずです。それが一切なかったですね。国民の方が覚悟してますよ。そのズレがいつか人心の津波になるのではと心配です。
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少し冷静に, (サワケン)
2011-03-25 22:18:17
今回の作業員3名の被曝事故には驚きました。
また報道内容が事実とすれば眼に見えない放射線に対するプロとしての見通しの甘さに呆れました。
人命第一の基本中の基本が作業の慣れなのか疲れによる注意力の低下なのかそれとも別の理由なのか、厳守されなかった責は大きです。
現場の責任者は改めて安全第一人命第一を肝に命じ石橋を叩いて渡るぐらいの意識を持ってもらいたいと思います。
心配なのは現地で復旧作業をしている関係者の情報が入ってこないことです。
24時間大成で復旧作業に全力を傾けていると思いますが、作業に携わっている人数。一回あたりの作業時間。交代要員の補充・確保状況。
暗闇のなかでの困難な作業と思いますが足元は頭上はどうなっているのか、復旧用の資機材や工具類などは足りているのか。
外から見える白煙が上がったとか黒鉛が上がったとかの情報はありますが、放射線被曝の危険を犯して作業をしている方々の員の状況は何もわかりません。
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昔の仕事場を考えた ()
2011-03-25 23:02:36
サワケンさん こんばんは。
こういう事故は起こしてほしくなかったですね。国民がますます恐怖心を持ち、動揺すること間違いないですからね。小さくてもいい前進した事実の積み重ねが大事なのに、大きな後退になりました。
地震津波による被害に匹敵する被害額が福島で新たに発生すると思います。国民は相当の覚悟(生活規模3割減とか、20年前の生活水準とか)が必要でしょうね。、
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数字に過剰反応しない (サワケン)
2011-03-26 22:09:09
東電福島第一原発で現在進行中の事態に楽天的すぎるかもしれませんが悲観し過ぎることもないと思っています。
今日現在原子力発電所の心臓部である原子炉が破壊されているわけではありませんしその外側の格納容器も破損していないようです。
非常に危険な状況が2週間続いていますが原子炉は停止しています。
復旧作業も進めています。全く手も足も出ない状況ではありません。
原子炉を安定させる作業を一月は見守りたいと思います。
福島原発が稼動してから40年だそうですね。
東電管内では福島第一・第二、柏崎刈羽とほとんどの原発が停止状態です。
1970年代に逆戻りした状況ですね。乱暴な言い方ですが原発が稼動しないと首都圏の経済活動は一気に6割ぐらいまで低下してしまうようです。
団塊世代の自分たちは40年前の生活水準を知っていますので我慢はできるでしょうが子や孫たちのためにも希望は持ちたいですね。
87年前に発生した関東大震災の復興に時の政府は帝都復興院なる組織を立ち上げたそうですが菅首相には2011年東北大震災の復興の青写真を作る組織を一日も早く立ち上げて欲しいと願っています。
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見通しと覚悟が聞きたい ()
2011-03-27 11:31:03
サワケンさん こんにちは。原発については楽観視してません。
・自前の真水による冷却機能が機能するかさだかではない。
・各所が汚染されていて近づけない。
・原子炉からと想定されてる漏れの場所が特定できない。
・作業員の士気の低下を懸念
以上のようなことが理由です。
金曜日に菅さんの記者会見を期待しながら聞きました。まったくの期待はずれでがっかりでした。
国民がとくに被災者が今一番知りたいのは見通しですよね。「こうなります。こうします。」を聞いて初めて安心もできるし、あるレベルの覚悟もできるのだろうと思うのです。少々ズレがでてもいいです。ともかく先を見せてあげること それが長の仕事ですよ。双葉町の町長さんなんか必死でやってるじゃないですか。菅さんが結果報告とがんばってます、がんばりますと言ってるだけじゃ人心は安定しないですよ。国民全体に向けても「生活水準は20年前に戻ります。給料も減るでしょう。10年の辛苦は覚悟してください」とお願いすべきです。
復興院をあげてらっしゃいますが、同感です。現状を救うグループとは別に立ち上がりから復興に向けた計画作りのグループを早急に機能させること必要だと思います。必死で生きてる人達が先に行って計画を待ってる感です。
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