

師走仕事を始めた。しかも人生初めての「障子の張替」。
幼少の頃 親、祖母、叔母さん達がやるのを見てるから手順、要領は分かってるつもり。
僕が親から引き継いでこの家に移って15年くらいになるかな、それ以前だって、張り替えたのを見たことはない。何年前の障子紙だろう。 時代物の障子紙。
今年張替えようとなったのは当然色がくすんできたのもあるが、随所に孫どもの悪戯痕が残ってる。それを消してやらないと、気不味いんじゃないか の思いから。そうだな、中学生、高校生になって幼稚園、小学生時代の失敗を見せつけてられたんじゃ、気分悪いわな。
よっしゃ、楽しい挑戦でもある、やってやろうじゃないの と立ち上がった流れ。
まず糊付けされてるところに、紙の上からハケで水をつける。5分もすると、上手くしたもので、糊付けがゆるむ。固まってる糊がとけるんだな。労せず紙がはがれる。焦ってやるとまだはがれないで、紙がやぶれ、かえって手間になる。ゆっくりやれば なんです。
想像以上に簡単に終わった。
今は紙が張られてないままで、障子に戻してあります。最初っから、今日紙張りは予定してません。濡れた障子を干さないといけないし。 紙もまだ買ってありあせん。どんな紙があって、いくら位で売ってるのかは調査済み。今は糊を使わないんですよ。アイロンを使って、桟(さん)の上をなぞるだけで張り付くようです。 ピーンと張れるかどうか そこだけが問題。
室内でできるのでいつやってもいいわけだ。のんびり挑戦。 うん、楽しみにして。