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「イル・トロバトーレ」解説書を作る

2023年05月08日 14時43分36秒 | オペラに挑戦
雨、風共に治まって、回復兆しの今日です。強風に大雨、ひどい連休最後でしたね。
でもこういう日だからできる、やりたいこともあったんです。10日後には奈良で野外オペラです。演目「イル・トロバトーレ」をちゃんと予習しておきたいとは考えてました。歌ってる内容(伊語)が解からなくても、今何が行われてるかを知ってるのと知らないのとでは雲泥の差だというのは解ってますからね。字幕を追っかけててもしょうがない。各幕の各場面で演じられてる内容がわかってる状態で観賞したい、大まかな「あらすじ」だけではだめだを感じつつあったんです。自分で研究して、自分流の解説書を作ることが一番いいだろうと思ってました。
まずYoutubeにある本舞台映像で日本語字幕のあるものを探しました。1975年と古いのですが、1つだけありました。これを3回鑑賞。そこから話全体のあらすじをまとめ、さらに各幕、各場面で行われてる内容をまとめました。
奇妙な怨念話が幹になってるから元々辻褄が合わないというか、「そんなことないでしょう」がある話ですが、それなりに解り易い解説書になったなと自画自賛なんです。自分としてはここまでまとめた苦労でもうすっかり知識になってて、読み直しは不要です。そういうものですよね。奈良では字幕を読まないで、舞台上だけを観て楽しめるでしょう。
さっきかみさんに読んでもらいました。かみさんも大まかなストーリーは知ってるわけで、その上で我が解説書を読み、「うん理解が進んだ」との感想ですから、まっ合格点じゃないか。
同行する福井の友人夫婦、かみさんの妹さん夫婦にも送っておきました。「これは助かる。こういう話だったんだ。」が返ってくればバッチリだね。
そうそう、3回も聴くと「メロディーの良さ、さすがヴェルディー」を思うようになってます。最初に感じた「後半部のダラダラ感」を感じなくなってます。やはりヴェルディーのメロディーは美しいです。聴いているとどんどんいい曲になっていくようです。でも「椿姫」は越えてないですね。「椿姫は絶品」これは揺るがないです。
コメント (4)
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