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ほんとに中途半端な国

2023年05月13日 15時00分25秒 | 国を憂う
「LGBT理解増進法案」が国会決議に向かって紆余曲折してる。余りにもいい加減な進め方で、国会議員さん達 特に自民党の議員さん達「どこ見て国会議員やってるんですか?」とグチ、文句じゃなく、怒りをぶつけたい。  当法案のこれまでのいい加減さはいくらでも書ける。

まず ここに来てあわてて国会に提出しようとしてるが、慌てる最大の理由は「G7サミット」が主催国として開かれること。G7の中で一番理解度が低く、活動内容が低レベルと言われてることを自認してて、そこを突かれたくなくて、せめてこの法案をサミット開会前に議決したいと考えてること。「他国への見てくれを少しでも良くしたい」が目的の法案だということです。
次に この法案は2年前に国会内で超党派で作成された法案だという点。 2年間前進しなかったのは「支援団体としてのいくつかの宗教団体」と「昔ながらの家族観を是とする一部の古臭い議員さん達」の強い反対があって、自民党内で意見集約できず、放っておかれたからです。
G7対応で議決しなければ、でも強い反対が有る。そこで自民党は超党派で作った法案の文言を訂正する手に出た。1例だけ。当初「差別は許されない」となってた文言を「不当な差別はあってはならない」と換えてるようです。 この修正が入ったことである幹部クラスの議員から「もう十分に『骨抜き』になった」と発言があったと新聞は報じてる。 じゃ、「正当な差別っていうのがあるのか?」と誰だって聞きたくなるんじゃないかな。僕は聞いてみたい。
明日から一機に「差別ゼロにしろ」とは言わないですよ。そんなの無理なの解ってる。長い時間の中で作り上げてきた国の文化だから。でも今最も大事なことは「性における多様性を認める」こと。次に「性による差別を一切無くすと宣言する」ことだと思うのです。10年計画でいいじゃないですか。変って行くと実感できただけで、今苦しんでる人がどれだけ明るくなれるか。
議員さん達の仕事は10年かけて現利害者(かってにそう思ってるだけなんだろうけど)間を調整し、国のあり様を変えていくことでしょう。
こんな低質の法案作りでいかにも仕事してるような顔して、堂々と「国会議員です」と胸張ってほしくないな。 こんな中途半端はそろそろ終わりにしましょうよ。
コメント
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