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もう昔の事で忘れてないだろうか

2022年03月05日 08時17分39秒 | 新型コロナ雑感
昨日昨年の10月頃に放送されたドキュメント番組の録画を見た。改めて「怖い事態だったんだな」と思うと同時に、今またあのような感染状況になった時、医療体制は整うのだろうか? 反省を踏まえた対策は練られたんだろか? と思い恐くなった。
昨年の夏前 コロナが第4波と言われてた頃の話で、政府が「自宅療養」を対策として実施した時 巷で発生してた恐ろしい現実を訪問看護師の立場で経験した現実のドキュメントでした。

・目の不自由な男性高齢者が自宅で骨折し、救急搬送。入院手術となったが、PCR検査で陽性となって、管轄が病院から保健所に移った。そのとたん「自宅で療養」と言われ、手術を受けられず、自宅に戻る。そこから訪問看護師が担当するのだが、介護してた高齢の奥さんが感染。同居してた次女も感染。看護師は奥さんだけでも入院させたいと奔走。高度医療は要求しないとの条件でどうにか入院。しかし手遅れだった。数日後に他界。お父さん、次女はどうにか持ち直し、お父さんは高齢者施設へ入れた。次女は親がいなくなった、悪夢一杯の家で1人生活してる。
 訪問介護士は唯々無力感しか残ってないという。

こんな現実が3つ4つ報告された番組だった。
こんな事態に至った原因は分析されたのだろうか。確かに、医者を病院をベットをすぐ増やせと言ったって即対応できることじゃない。しかし、10年後に備えてどうしていくのか、「医者はたりてるのか」「病院の数、体制はこれでいいのか」そういう分析がなされたんだろうか。何らかの方策が聞こえて来る、見えてきて、安心が実感できるんじゃないかな。 
今はロシアだウクライナだ、オミクロンだ、世界経済だ と見えるところに焦点が行き過ぎてないだろうか。1年前のあの事態はもうすっかり過去の話にしてる。どんどん新しい問題が生まれてきて、それに対応していかなきゃならん世相だが、外せない問題はそれなりにあるわけで、しっかり対策、解決策を作って行くのが人の知恵じゃないだろうか。
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