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池田晶子 「14歳からの哲学」

2021年03月23日 08時49分28秒 | つれづれなるままに
白州1日目の朝 やたらゆったり感に浸ってる中、「100分DE名著」をNHK+で見て最高の感動。すぐにでも皆さんに「見て」と伝えたくて、感動そのままにこれを書きだしてます。

表題の本を取り上げて批評家の若松先生が解説してくれてる。
池田がお世話になってた編集長の息子さん(当時14歳 中学卒業)に卒業祝いとして贈った本なのだそうです。14歳ゆえに大人の入口で諸々悩み始めるその時期に考えてほしいポイントを、14歳でも解るような文章で書いたところが「いい本」だなと感じさせる。
「いろいろ思う(想う)よね」から始めて、「悩んではいけない」、「考えなさい」と続ける。「考えることで自由になれるよ」と説く。「他者、世界とつながっていけるんだ。そこに真理があるんだ。外から教えられるのではなく、自分が考えた結果が唯一の真理なんだよ」と伝える。「囚われることはない、真理を求められることを喜びと想いなさい」。
この本を贈られた少年は今どんなことを考えて、どんな人生を送ってるんだろうか? そこに興味が続いていく。

   「100分DE名著」をNHK+ 「14歳からの哲学」  (29日夜半まで視聴可)   
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