goo blog サービス終了のお知らせ 

「人」が財産だろう!

2020年11月26日 09時08分59秒 | 国を憂う
「官僚の劣悪労働環境」、「ヤングケアラー」 この2つの問題を報道で知った。「人が財産だろう。人をこんな環境に置いといていいのかよ!」 嘆かわしく、そして憤懣マグマが。

「官僚の仕事」
 ニュースで見た厚生労働省30歳位の女性の1日。要するにとんでもないんです。その日の帰宅は午前2時半でした。上司はまだ机に向かってました。彼女は当然タクシーで帰宅です。
 官僚たちは「世の中良くしたい。それには官僚になって政策作りに参加し、実現したい」と考えたんでしょうね。そういう種の仕事もやるうえに、内閣と国会議員の間にたって、質問を聞き取り、答弁文書を作る仕事もこなしてる。委員会開催中は日に2度議員と省庁の間を往復する。委員会が始まると、後ろに座って、急な答弁書面を作成する。
夢を持ってた業務は夕方以降、それが終わったら、昼の仕事を翌日の答弁用に文書化する。
 これじゃ「いい仕事」できるわけが無い。それに官僚には特別な労働規定があって、一般の労働基準ではなく、より過酷も認められてるようです。
 まず「大臣の答弁文書作り」これは廃止しましょう。委員会質疑見ててもみっともないし、寂しい限り。大臣は「自分の知識、言葉」で答弁すればいいんです。後ろからの助け船禁止にすればいい。 これだけでも「大きな働き方改革」です。 河野大臣 「これぞ貴方の1丁目1番地です。」 ハンコなんて2の次、3の次でっせ。
 旦那が官僚の若い夫婦が生活実態を語ってましたが、奥様は旦那の体を気遣い涙声でした。幸せな家庭設計以前のようです。
 さらに、こんな状態では先々「官僚になって・・・・」という人材はいなくなります。(既に減少傾向は出てます。) 官僚の質が低下し、まともな政策立案すらできない国になるんですよ。

「ヤングケアラー」
 埼玉県の高校2年生にアンケートしたところ、25人に1人が家族の介護にかかわってるそうです。両親は共稼ぎ、同居の祖父祖母の面倒を見てるというケースがおおい。当然学業への「しわ寄せ」は回避できず、学校に行けなくなり、行かなくなり、落ちこぼれていく。老人の割合が増えていくから、こういう事態は増加するのだろう。今4%、今すぐ手を打っても10%位までは増加すると想像しますが。新たな「ロストジェネレーション」を生み出すのではと心配になります。ほっといちゃいかんよ。

こういう「真の問題」を解決すべく、
官僚は能力の全てをそこに傾けてほしい。
内閣は隠し事を止め、非は認め、罪があるなら償い、身を綺麗にし、軽くなりましょう。
国会議員さんは これはどうしようもないな。内閣の不祥事をまずただし、キレイな政治に戻さんことには始まらん。僕はここは認めてます。内閣側が悪いんだから。ただし、裏では「真の問題」への施策を考えておおいてください。来る時が来たら一機に行動できるように。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする