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緊急事態宣言

2020年04月07日 08時36分32秒 | 新型コロナ雑感
今日安倍さんは7都府県を対象に緊急事態宣言を発するようだ。東日本大震災の時にも出されたようだが、あの時は「他人事」扱いで、僕はまじめに考えなかった。
今回は僕も当事者だから勉強しますわね。 要約すると2点なのかな。 一つは知事の権利義務が大きくなること。もう一つは庶民生活ではこれまでと変わらないという事。 他国では著しく「庶民の自由」を制限する運用もあるようだが、日本ではそれはないようだ。 知事への権限移譲で「迅速さと地域の状況に応じた対策」を可能にしたのと、国民に対する「(精神論的な)より一層の協力依頼」を狙ったものだと理解した。

それならなぜもっと早く宣言しなかったのか。北海道、大阪、東京はできる範囲で独自の対策をとってきたではないか。(他県にしてもやってきてるな) そういう点で政府側に何らかの躊躇があったのでは と勘繰りたくなる。 今日北海道は対象ではないのだが、3月初旬に道民に自粛を強く要請した。あれがいい結果につながったんじゃないだろうか。 やはり国は「遅かった」と評価されてもいたしかたない状況なのでは。

前にも書いたことだが、「宣言」するならこれを辞める客観的数値データを設けるべきだと考える。今回はなんとなく「1か月程度」となるようだ。 「感染率が〇〇%以下になったら」「新たな感染者の発生が2週間前の半数以下が3日続いたら」とか、国民に解かり易く、判断できる基準を与えるべきだと思います。 その方が国民の協力、努力を引き出しやすい効果をまず考えます。それと将来への基準作りです。そのためには抽象的な表現は役に立たないでしょう。具体的な目標を立てて、それに向かったPDCAをきちんと残すべきです。

ここ数日の安倍さんと小池さんの会見を見聞きして思う事。 一番大きいのは「本気度、親身度」です。小池さんは資料を読まず(持って臨んでるようですが)、自分の言葉で説明してる。安倍さんはあいかわらず原稿を読まれてる。自分の言葉でしゃべる小池さんをみてると、ここんとこ寝る時間も惜しんで、悩み、考え、勉強し、方策を練った感があります。だから質問に自分のストーリーで説明できてます。これが親身であり、本気感につながってると思います。それがあって都民との共感、信頼が生まれるというもの。 今の非常事態にあってお願いする側のこの姿勢が最も重要だと感じてます。安倍さんの場合はすでに「信頼」は失くしてるで今更です・・・。(「信頼されて」じゃなく「他にいないから」と世論調査で)
コメント (2)
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