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防音工事

2014年01月22日 17時09分30秒 | 防音工事
こんな国家補助工事が行われてることを知ってる人は少ないはず。
防衛庁関係施設(たぶん米軍基地も含まれる)があって、騒音のひどい地域については住居の防音工事を国の負担でやってくれるのです。そのかわり「文句言うな!」ですけど。
我が家は厚木飛行場の周辺ということでこの補助の対象地域です。過去に3,4度この制度を利用させてもらいました。このあたりに家を構えてる人はきちんと知っておく必要のある補助事業なんです。防音工事専門で食べてる工務店もあるくらいです。
居住空間の騒音をやわらげる目的の工事だから、壁天井を防音化する、窓、戸、サッシを防音化する、窓を開けっ放しでは防音にならないのでエアコンと換気扇を付ける。主にこんな内容の工事です。(注意:エアコン、換気扇は個人所有じゃなく、建物の付属品とされ、かってに撤去、移動はできない。マンション売った時も、エアコンは工事書類を添付してそのまま残して出てきた。)

昨年からまた応募をつのってました。今回の対象条件はうちも合致してるので、駄目元で応募しました。計画を進めるよう指示があり、昔から面倒みてくれてる工務店さんと打合せを始めました。
どうも今回の工事で補助付き防音工事は最後のようなんです。やってもらえるかどうかは今後決定されるわけだが、今年度の予算で、工事は4,5月頃という運びになるとか。

国がやってくれる防音工事ですが「家のリニューアル工事」と捉えてる人が多いのです。僕もそうです。
鍵が壊れ、ガタがきてる木製の窓、網戸が防音サッシに変わり、黒ずんだ壁、天井、建具が美しくなります。うちの場合、今回は低いキッチン設備を5cmかさ上げする工事もやってもらう予定です。
誤解しないでください。あくまでも現状復帰が原則ですから美しくはなりますが、機能アップはありません。キッチンかさ上げは現状復帰のうちです。
どうせガタガタやるんだからで、防音工事以外もいくつか実費で機能アップ工事をお願いしてます。

さて防音工事の効果ですが、米軍機が飛んで来るとテレビの音は全くきこえなくなります。電話も「ちょっと待って」と断わりをいれます。効果があるとは思えないのが実態です。無理です、あの音を和らげようなんて。
国は補助したことで文句を言わせない状況を作り、補助受ける方はリニューアル目的で利用することになってます。

今回のうちの工事はちょっと大がかりになりそうです。外郭の半分はいじります。防衛庁が定義する工事対象範囲を満足させようとすると広くなってしまうのです。特に台所が使えなくなります。
暇してる2人生活ですからどうにでもなるのですが、梅雨前にちょっと不便な生活を余儀なくされる時期がありそうです。綺麗にしていただけるんだから我慢我慢。
コメント (4)
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