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音楽会と新年会

2014年01月13日 06時51分21秒 | つれづれなるままに
昨日は1日「高校の集まり」だった。
午前中は午後の音楽会の準備手伝い。午後はその音楽会。そして夕方からは同期の新年会だった。

母校のスタートは「神奈川1中」でその歴史はもう百年を超えている。卒業生の会も数年前に財団法人となり、その活動も広い。
そんな活動のひとつとして「桜蔭会コンサート(ポップスから始めよう)」が開催された。その事務局の副を同期がやってるもので手伝いをたのまれた。10時半に会場に行き、こまごました作業を手伝った。本当の役は公演中の災害に対する避難誘導係。何も起こらなければすることのない役回りをおおせつかって引きう受けた。
コンサート内容は母校現役、OB5組の演奏。ロックあり、クラシックあり、ジャズありと多彩。
最初は現役2年生のロックグループ。若い。音楽もまだまだ荒削り。フォークソング部だというから不思議。
次が35歳くらいのグループ。母校に軽音楽部を作った仲間達。軽音といってもハード。メンバーに当時の顧問の先生(彼はもう60前でいいおじさんだが)がいて、こんなヤンキーな先生がいたんだと感心。
ここまでは小さいホールがエレキ音の缶詰になった状態。僕は役員で席に座ってられず、うしろで立ち聞きしてたけど、それがよかった。騒音に我慢できず外に逃げた。このコンサート、若い人よりぼくより年輩の方が多く聴きに来られてる。席についたはいいが、のっけから1時間こんな中に押し込まれて、脳味噌をぐちゃぐちゃにされた思いではなかったか。ちょっと気の毒だった。
3つ目は55歳くらいのグループ。2年生の時に結成し、いまだに歌い続けてるらしい。「学生街の喫茶店」を歌ったガロが好きだったようで、そのコピーに始まり、年月の中で自分達の音をつくってきたようだ。このグループから静か目。老人達もちょっとぐつろげたのでは。
4つ目はブラスバンド部の寄せ集めグループ。いろんな年代の後輩が集まってた。頭になってた30代の女性はプロのクラシック指揮者で「校歌祭」のときの音楽指導、指揮をやってたので面識がある。彼女の力でこの寄せ集め楽団もいい音楽聞かせてくれた。呼ばれた団員の中には海外のコンクールで入賞したなんていう後輩も入ってる。アレンジもよく、楽しい音を聞かせてくれた。
さてとりは、これが圧巻でした。プロのジャズメン4人によるセッション。ピアノ(60歳)、サックス(54歳)、ベース(61歳)、ボーカル(63歳)のおじさん達。ボーカルのO君実は僕と同期。学校時代は同じクラスになったことがなく、思い出の共有はなにもない。サックスの54歳はブラバンやって高校を卒業し、即アメリカに渡りバークリー音楽大学で勉強した経歴の持ち主。彼ら4人はいっしょに演奏したことはなく、この日の為に1,2度音合わせをやっただけらしい。でもさすがプロ。聞かせてくれました。
中でも最初にやった校歌のジャズアレンジは最高だった。ボーカルなしの3人だけで5分ほどの曲だった。そこかしこに自分達が歌ったメロディーが見え隠れする。聴衆のだれしもが高校時代を思い出せたんじゃないだろうか。当然だろうけどこのグループの演奏時間がもっとも長かったのだが、その長さを感じなかった。O君、いいものを聞かせてもらったよ。

4時半に終了。30分で全て撤収。5時に解散で会は無事終了。前半は苦しかったけど、後半の盛り上がりで会そのものは成功だったんじゃないですか。

それからJR1駅分歩いて、同期の新年会へ。24名だけの参加でちょっと少ない会だったけど、ジャズのO君も参加してくれた。卒業後始めてというのが2人、ほんとに久しぶりというのが2人、そんな同期と2時間話ができた。これといってびっくりするような話はなかったが、各位の今、そしてそれぞれが好きな方向で生活してるのが知れておもしろかった。
コメント (5)
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