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今年1番の関心事

2014年01月19日 09時11分16秒 | 国を憂う
暮れから新年にかけてのどこかでラジオだったと思うが日本の人口減少について語っていた。
始めて聞く話ではない。マジメに問題視して聞いてこなかったということだ。

     年    人口(万人)
    2010     12,800
    2020     12,400
    2030     11,700
    2040     10,700
    2050       9,700
    2060       8,700

 ・ 2050年には1億人を切る。
 ・ これからの30年で3,000万人減少する。(今の人口の1/4が減る)
 ・ 当然だが高齢者の比率が増加する。
さてこれが現実であり、すぐそこの30年後の姿ですよ。

初めて真剣に聞き、考えました。
メディア等で大きく取り上げられてないようだが、これは大きい問題だと思うのです。
今後日本の社会問題を考える際にはこの現実を必ずふまえようと決めました。

単純には「税金使って社会資本を増やしても、使う人がいなくなり、維持する金もない」という社会になるのではないか。ましてや借金してまで作るというのはもう通用しないことじゃないか。

例えば、リニア新幹線 人が動かなくても通信でビジネスする社会になるだろうから、乗る人いないんじゃないの。
新国立競技場 まさに使う人いなくて維持費だけかかる施設になるんじゃないの。新幹線の延長もそう。
都市部のマンション乱立も問題。まだ耐用年数の残ってる築30年のマンションが住む人がいなくてスラム化する。さらに田舎から人を移住させるのか。その時ますます田舎の新幹線は乗る人がいなくなる。何か矛盾を感じる。

喫緊の問題があるのも解る。が、それにかまけて本質を見ていかないのはまずいのではないか。
「2050年の国の姿」を国民の中で共有する作業を急ぐことが必要だと考えるのだが。
コメント
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