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最悪を覚悟

2011年03月28日 21時41分28秒 | 2011.03.11震災
原発 最悪状態になることを覚悟します。今日1日の変化を見てそう結論します。

事実からの理由
・トレンチ(管理区域外)に大量の汚染水が出た。
・原子炉が壊れた。(燃料棒の溶融物が圧力容器の外に出て格納容器をも通過した)
・冷却したいが、水を入れると汚染された水が外に出る状態になった。
・悪い箇所が日に日に増えていく。人が近づけなくなり、打つ手がなくなりつつある。

現場体制不信からの理由
・相変わらず東電が事故対応の前面にいる。
・相変わらず東電が情報隠しをしてる。(トレンチへの水漏れ 発表を1日遅らせた)
・安全委員会が信じられない。
  今日初めて斑目委員長の記者会見を聞いた。「事態は収束できますか」の問いにヘラヘラ笑いながら
  「事態は今まさに進行中ですから」と答えた。この委員長、委員会は信じられない。

こういう意見を公開することは今まずいのかもしれない。でもみなさんにも考えてほしいから書く。
そして原子炉に詳しい専門家のみなさんにお願いしたい。そろそろ最悪のイメージを語ってください。みなさんは口止めされてるのですか?それとも気を使ってるのですか。事ここに及んでは本心を語ることが科学者の責務じゃないですか。その予測がはずれていい方で終結すればそれはそれでいいじゃないですか。今国民が不安を増してるのは「最悪の状態が解らない」からだと考えるのですが。
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原発 解らん

2011年03月28日 14時27分00秒 | 2011.03.11震災
1~3号機の炉心を冷却するために水(海水、真水)の注入を続けている。前から不思議に思ってた。その動力は何だろう。全てのポンプはその動力源を失ってるはずだ。
今朝の新聞で解った。「消防車のポンプ」だそうだ。なるほど。原子炉内部に外部から直結して送水する手段が用意されてるのだ。しかし「緊急避難的手段」である。怖いことやってるのを知った。
そこでまた新たな疑問と怖い推理が浮かんだ。
問題になってるタービン建屋内の水 この水の出所、炉内の冷却水を故意に抜いたのではないか? そうであってほしくないが明確に否定してくれないと不安は残る。
通常炉内で沸騰してできた水蒸気はタービンを回した後冷やされて水になって炉心に戻るという循環をしてる。閉鎖された循環系になってるわけだ。そこに外部から水量を増やすとあふれるのは必然だ。 
循環系を喪失した。冷やさなければいけない。外部から冷水を入れる。冷却水があふれる。復水器のところで建屋内床に抜く。外部から水を注入すると決めた時点でこうなることは覚悟した方法だったのではないか。炉心で溶融が起きてなければ高濃度汚染の水ではなかったはずだが、燃料棒が壊れていてこんな結果になった。
ほんとにこうであってほしくない。そう願うがこの疑問に安心できる解がほしい。

追記  注入した水はどんどん蒸発して空気中に放出されてる。その分の水を補充続けてる。「故意に抜く」前に蒸発してるのが実際と考えるのが正しいようだ。
コメント (7)
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