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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

半夏生

2011-07-02 | いろいろ
今日は、暦の上で半夏生(はんげしょう)。

七十二候の一つで、夏至から数えて11日目、
天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日でもあります。

この日を良く知らなかったので調べてみたら、
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、
この日から5日間は休みとする地方もあるそうです。
この日は天から毒気が降る(!)と言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、
この日に採った野菜は食べてはいけないともされたりしたらしい。。。

写真は庭に群生している半夏生です。
一番上の葉だけが半分白くなるので、半化粧とも書かれます。
この頃に花を咲かせることからも半夏生の名がついたとも言われています。

1年の半分が終わりました。
この半年、日本人皆にとって一番大きな出来事は多分、東日本大震災。
こんな事が、この日本で、私が生きているうちに起こるなんて思っていませんでした。

この半年に読んだ本は54冊でした。
私の本棚はこちらです。
54冊目は奇しくもこちら。



『PRAY FOR JAPAN ― 3.11世界中が祈りはじめた日―』

2011年3月11日の東日本大震災発生のわずか12分後から届き始めた、
海外・国内からの<祈り>(prayforjapan)のメッセージ、エピソードを集めたWebサイト。
震災当夜、停電中の一時避難所にいた20歳の大学生によって立ち上げられました。
それを1冊の本にしたものです。
この本を読んで、またあの時のいろいろを思い出して目が潤みました。。。
この本の印税は全額、復興のための寄付にあてられます。

2011年の残り半年、この思いを忘れないように暮らしていきたいです。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (桜子)
2011-07-05 09:05:56
半夏生、耳にはしますが、おろそかにしていた季節の言葉です。
holyさんのおかげで私も調べてみました。

この時期は、農作業から離れて休みなさいとのこと。休みに縁のない方々への、束の間の休暇だったのでしょう。

あっという間に夏至が過ぎていました。日中の時間が一番長い時期ですので、私も早起きを心がけています。

春は時間の経過が遅く感じられましたが、今は早く過ぎ去る時間を止めることができません。

各自の経験は、以降伝えられていくことでしょう。中央のごたごたはともかく、被災地の人たちの辛抱には感心してばかりいます。

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半夏生 (皐月)
2011-07-05 22:25:38
地味な花に見えますが、存在感ありますね。
昔の人は何て詩人なのでしょう。
命名から 化粧=夏生 なんて感心するばかりです。
昔の人は良く働きましたから。 
農民が大っぴらに休める日を作ったんでしょうね。
週休2日なんて 考えられなかったでしょうね。
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桜子さま (holy)
2011-07-05 23:36:45
麦の刈り取り、稲の田植えがちょうど終わって一息つく時期なのでしょうね。
梅雨明けがあったりして急に暑くなる時でもあります。

桜子さんのおっしゃる通り、春先は日々重たい気分で過ごしていたせいか時の流れが遅かったです。
暑くなるにつれ、時は流れていくようです。
でも、あの日のことは、一生忘れないでしょう。
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皐月さま (holy)
2011-07-05 23:43:20
群生していると、緑と白が涼やかな印象を与えます。
こう見えて「ドクダミ科」なのだそうです。
でも、特に匂いはありません。

日本語は美しいですね。
漢字の一つ一つに意味があって、文字に対する愛情が感じられます。
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