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展覧会 「本阿弥光悦の大宇宙」

2024-03-10 | アート
東京国立博物館(トーハク)での展覧会「本阿弥光悦の大宇宙」
会期終わり近くになって、やっと行って来れました!
終わり際なので、結構な人混みです。

本阿弥光悦(ほんあみこうえつ・1558〜1637)は戦乱の時代に生き、
さまざまな造形にかかわり、革新的で傑出した品々を生み出した天才です。
そのマルチな才能の数々を直に見ることが出来、感激しました!

刀剣:重要美術品「短刀 銘 兼氏 金象嵌 花形見」
法華経信仰:重要文化財「紫紙金字法華経幷開結」
書画:重要文化財「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」13.5m!
漆芸:国宝「船橋蒔絵硯箱」 重要文化財「花唐草文螺鈿経箱」 重要文化財「舞楽蒔絵硯箱」
陶芸:重要文化財「黒楽茶碗 銘 時雨」 重要文化財「赤楽茶碗 銘 加賀」 重要文化財「赤楽兎文香合」

どれか一つのジャンルだけでも秀でるのは大変なことなのに、
手がけたことのすべてが国宝・重要文化財級とは!恐れ入りました。
展示物は書がとても多く、書道をされている方はとても興味深いと思います。
楽しみにしていたのは13.5mもの長さの「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」、
飛び、舞い降りる鶴がコマ割りのように描かれていて、映像に流したらアニメーションです。
三十六歌仙をしっかり覚えていけばよかったと後悔しました。

途中に最先端のスキャナー、フォトグラメトリ技術を駆使して制作された、
超高精細の3DCG「8K映像」があり、そこだけ撮影可でした。
 
こちらは重要文化財「黒楽茶碗 銘 雨雲」12年前にも見たことがありました。
展示室で見たのではでは気が付かなかった部分があり、また戻って見たりしました。

久し振りにコースランチをいただきながら、友人とお喋りを楽しみました♪
 
都内での楽しく充実した早春の一日でした。

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