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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

芥川賞受賞作 『アサッテの人』

2007-09-25 | 本の紹介
今日は、学校は文化祭の振り替え休日でお休みです。
明日も、お休みです。
2日目の一般公開には雨にもかかわらず2000名以上の方がいらしてくださいました。
有難うございました。
桐華祭の様子が本校のHPにアップされました。
こちらです。
そして今日は十五夜です。
十五夜でも月は満月ではないそうで。。。

芥川賞受賞作『アサッテの人』と、直木賞受賞作『吉原手引草』図書館に入りました。
書店さんいわく「どちらも出足がイマイチで。。。」と苦笑い
賞をとった本が必ずしも売れるわけではないようです。
何回か前の綿谷・金谷の両女性作家による最年少受賞の時はすごかったそうですが。。。

諏訪哲史の『アサッテの人』を読んでみました。
読み始めから読了後も???のまま終わってしまいました。
今までに、この類の本をあまり読んだことがありません。
難しい。。。
主人公(作者)の叔父さんの「ポンパッ!」という発言にまつわる話です。
これを、報告書かレポートのように書き綴られているのです。
う~~~ん、私にこれを理解する文学的素養がないのか?
と、ちょっと淋しい気持ちになりました

でも、この叔父さんの言葉の使い方は、ちょっとピカソの絵に似ているのではないかと思いました。
言葉や気持ちを厳選していって、ギリギリまで研ぎ澄ましたところで発される言葉かなと。
叔父さんの言葉には①ポンパ②チリパッハ③ホエミャウ④タポンテューなどの種類があります。
言葉や気持ちが「アサッテ」のほうへ行ってしまっているような叔父さんです。

あまり(かなり)よくわからないけど、何となく「文学」の香りがあふれている作品でした。
読んだことのある方は、あなたの感想を教えてください。

ノーベル文学賞の候補にいつも上がっている村上春樹は、芥川賞も直木賞ももらっていないそうです。
先日、クイズ番組で知りました。
『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』は。。。?
もう、今さら。。。ですよね。
こうなったら、やっぱりノーベル賞しかない!!

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2 コメント

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わたやさん (haku♪)
2007-09-25 20:50:24
 自分も流行に飲まれて買ってしまいましたよ、当時「蹴りたい○○」。正直・・・・・うん、まぁ・・・・・。うん。


 最近は本に感動しなくなってどうしちゃったんだろうと思っていますが悪いのは作家でなくきっと自分の方なんだろうと思っています。なにかしらいい本を見つけて、街へ出なくちゃな。
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感動 (holy)
2007-09-27 01:05:24
作品に対する感じ方は、同じ本であっても自分の年によって全く変わってきます。
以前読んでよかったぁ~と感動した本を読み返してみたら、
それほど感動しなかったり、
または、たいした本じゃないと思っていた本にすごく感じるものがあったり。
だから、大丈夫、きっとまた自分にピッタリくる本が見つかるはず!!
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