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映画 「君の名は。」

2016-09-11 | 映画
話題の映画を観ました。(画像は映画公式サイトより)

「君の名は。」

国内外から注目を集める新海誠監督が、前作「言の葉の庭」から3年ぶりのオリジナル長編アニメ、
「映像が美しい!」との前評判を聞き、ストーリーを全く知らない状態で観に行きました。
作画監督はスタジオジブリ作品「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「思い出のマーニー」
などに携わってきた安藤雅司さん、期待が高まります!

近隣の映画館にしては、結構な人の入りで、若い方が多かったです。
まだ見ていない方が多いと思うので内容は控えますが、とにかく映像が美しいです!
特に山や木々、湖など自然の描かれ方が素晴らしく、山ってこんなに綺麗だったのねと思いました。
現実にはない地名が使われていますが、
聖地とされているのは岐阜の飛騨市らしく、湖や山のモデルは諏訪湖だそうです。
諏訪湖って、上から見るととても綺麗なのです。

ストーリーは時間と空間のねじれを使ったファンタジー作品です。
「ん?時間的にズレてるんじゃない?!」「入れ替わりが戻ってる?」
と思う場面もあり、3年のずれを後からよく考えたい…など思いながら見ていました。

キーワードとして「結び」という言葉があります。
それから日没後の薄明帯で今の言葉でいう「黄昏時」。
古文では「誰そ彼」(たそかれ)と言い、夕暮れの人の顔の識別がつかない暗さになると、
誰かれとなく「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる頃合い、もキーワードです。
(対になる表現に夜明け前を表す「かわたれどき(彼は誰時)」があります。)

最後までどうなるかわからない展開でしたが、楽しめました。
自然災害の多い日本、東日本大震災を思い起こさせるシーンもあってドッキリしたり、
モヤモヤしたままの部分があったので、純粋に「感動した!」とは言えないのですが…
もしかしたら、人は無意識のうちにこうやって膨大な数の人の中から、
ただ一人の人を探すのかもしれない、などとも思いました。
エンドロールを見て、作画に関わった人の多さにあらためて驚きました!

本校図書館に、小説版「君の名は。」が近いうちに入ります。


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2 コメント

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私も観てきました (学さん)
2016-09-24 09:51:10
「君の名は」と言えば、懐かしのすれ違いメロドラマの焼き直しかと思っていましたが、holyさんがお薦めだったので、先日に「シン・ゴジラ」と一緒に観てきました。
どちらもSF物でしたが、全くジャンルが異なり、それぞれ楽しめました。
最後の所は「あれ、そんなオチがありか」と唖然としましたが、ハッピーエンドだったので良しとしましょう。
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学さま (holy)
2016-09-24 23:16:25
私も、ハッピーエンドにホッとしました。
「シン・ゴジラ」も面白いそうですね!
事件に付随する人間関係などなく、ひたすら日本の危機に立ち向かうそうで、
特に行政関係の仕事についている方には非常にリアルに感じられるとか。
こちらも観に行きたいです。
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