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『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』

2022-01-11 | 本の紹介
福井県立図書館:編集、著 『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』(講談社)
読了しました。
やっと今年1冊目!年間100冊読了までの道は遠そうです・・・

図書館関係者&本好きの方の間で話題となり、売れている本です。
著者は福井県立図書館の皆さん、図書館が出版する本というのも異例です。
図書館には「レファレンスサービス」といって利用者からの相談に応える部門があり、
そこで実際に問い合わせのあった「こんな本ありますか?」の事例集です。
うろ覚えで司書に投げかけられる「覚え間違いタイトル」が面白すぎて、
一瞬「あれ?こういうタイトルだったっけ?」と思ってしまいます。

例えば・・・
「とんでもなくクリスタル」「わたしを探さないで」「下町のロボット」
「蚊にピアス」「おい桐島、お前部活やめるのか?」「人生が片付くときめきの魔法」
「からすのどろぼうやさん」「昔からあるハムスターみたいな本」「大木を抱きしめて」
「八月の蝉」「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」
書名となった絵本の正しいタイトルは『100万回生きたねこ』です。

私は「言い間違い」や「書き間違い」が笑いのツボに入りやすいので、
一度笑い始めたらもう面白すぎて、涙が出るほど笑ってしまいました。
絶対に電車の中やカフェで読んだら危ない本です♪
でも、正しいタイトルの本を知っていないと楽しめないかもしれませんね。

学校の図書館でも、こういう問い合わせがあり何とかして探そうと頑張ります!
PCの検索機でも探せますが、書名で調べると漢字など完全一致しないとヒットしないので、
キーワード検索でひらがな入力で探します。
先日は「ロボット手術・バチスタ手術について知りたい。」という生徒がいて、
「ロボット」「最新医療」「AI」「人工知能」「バチスタ」などあれこれ検索し、
結局、情報として一番新しい科学雑誌の「人工知能」特集を貸出しました。

昨日から5日間の七十二候は、
【第六十八候】 小寒 次候 「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」
地中深いところで凍っていた泉が、再び動き始める頃となりました。
まだ寒いけれども地中では春に向けて動き出し、暦は着実に春へと進んでいるのですね。
寒さ極まる寒の水は冷たいけれども美味しく、
寒中につくる味噌や酒は特に「寒造り」「寒仕込み」として別格と考えられています。

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