20日に日本アカデミー賞の発表があり、
滝田洋二郎監督の映画 「おくりびと」 が最優秀作品賞に選ばれました。
なんと10部門で最高賞に!
▽最優秀作品賞 ▽監督賞=滝田洋二 ▽主演男優=本木雅弘 ▽助演男優=山崎努
▽助演女優=余貴美子 ▽脚本=小山薫堂 ▽編集=川島章正 ▽撮影=浜田毅
▽照明=高屋齋 ▽録音=尾崎聡、小野寺修
この映画は、今まで私が見た邦画の中でもかなり良かった♪と思っていました。
ただ、今回主演女優賞を獲得していないのからもわかるように、
残念ながら主演女優がいま一つだったのです。。。
その時のブログ記事は
こちら。
そして今日、アメリカのアカデミー賞でも「外国語映画賞」を受賞しました!!
1959年度に外国語映画賞が設けられて以来、
日本作品の受賞は初めての快挙だそうです。
タイトルの英語名は「デパーチャーズ」(旅立ち)。
「生の賛歌と死への畏敬」「家族と愛」が良く描かれていました。
暗く重いだけではなく、ユーモアとコメディも含まれています。
「死」というものに対する日本独特の考え方や風習もよくわかります。
そんなことろが評価されたのでしょうか。
映画で主役の父親を演じた峰岸徹さんは上映中の昨年10月に病死されました。
主役の本木さんは納棺師の青木新門氏の著書『納棺夫日記』を読み込み、
現役納棺師の特訓を受けたそうです。
機会があったらこの本を読んでみたいです。